ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。
前回、ポータブル電源、ソーラーパネル、車載冷蔵庫の導入の経緯についてお話ししました。今回は引き続き、ソーラーパネルの設置について書いてみたいと思います。
前回の記事はこちらをご覧ください。
sleepysheep-zzz.hatenablog.com
ソーラーパネルはなるべく高耐久のものを
うちが購入したソーラーパネルは、国産100w、18ボルト、アルミフレームのタイプです。サイズは約60×90センチ、厚みが3.5センチくらいあります。
ソーラーパネル は車載の場合2〜3年で壊れるという話しをよく聞くので、なるべく高耐久のものを選びました。国産メーカーでサポートがしっかりしているのも安心です。
購入したパネルを観察してみると、ソーラーパネル 本体は表面がガラスで覆われていて、厚さ1ミリほどです。そのパネルの周りにコの字型のアルミフレームがあり、フレームの裏側にパネルが固定されています。
パネルとフレームはビス留めされていません。フレームとガラス面の隙間から雨水が染み込む可能性が考えられるので、フレームとソーラーパネルの隙間をシリコンシーラントで目止めすることにします。
次に、パネルを裏返してみます。
パネルのガラス部分に上方向から力が加わった場合、ガラスが割れるか、パネルがフレームから外れる可能性があります。
そこで、フレームのコの字の寸法に合わせた木片を内側からかませることにします。木片はフレームの裏側からタッピングビスで固定します。
これで、パネルはしっかり固定されました。
パネルの裏側をDIYで防水加工
次に、パネル裏側に防水加工を施すことにします。走行中に雨が降ると雨粒は真横から吹き、屋根で跳ねた雨水が下側から吹き込んで、パネルの裏側をビショビショに濡らすでしょう。
パネルの裏面にはMC4ケーブルの接続部があります。接続部は10センチほどのプラスチックのケースに覆われていて防水設計が施されています。
横や下からビショビショに濡らされたら、すぐに電気系統が壊れるでしょう。
防水対策として、接続部だけでなく、フレームの裏側全面を覆うことにしました。
できればPPシートの0.5ミリあたりが理想的なのですが、このサイズだと5000円以上します。防水加工に5000円もかけたくなかったので、100均でA3サイズのクリアファイルを3枚買ってきて加工しました。加工といっても、クリアファイルを切り開いてA2サイズにするだけです。それを3枚クリアボンドで接着して、1枚のシートにします。ポリプロピレンが接着できるボンドを使用しないと、うまくくっつきません。これも100均で手に入ります。便利になりましたね。
3枚のシートが1枚になったら、ソーラーパネル 裏側から貼り付けます。そして、フレームに合わせて余分の部分をカッターナイフで切り取ります。さらに補強のため、アルミのL字アングルを買ってきて、クリアシートの上からフレームの周りにビス留めし、その隙間をシリコンシーラントで埋めました。
ケーブルの取り出し部分もシーラントで固め、防水加工は終了です。
※設置から何度か雨が降り、雨中の高速走行もしましたが、雨の侵入は全くなく、今のところ防水加工は成功しているようです。
さて、次に屋根への取り付けとケーブルの引き込み作業です。これはまた次回に。
続きはこちら
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