ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

★車中泊ポータブル電源×ソーラーパネル×車載冷蔵庫その③

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ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

前回、前々回とポータブル電源とソーラーパネルの導入について書いてきました。家の屋根ではなく、雨の高速走行もある車の屋根にソーラーパネルを載せるにあたっては、既製品そのままではなく、ある程度防水加工を施してから車に載せる方が安全です。

ソーラーパネルの防水加工の様子は前回の記事をご覧ください。

 

 

sleepysheep-zzz.hatenablog.com

 

今回は、いよいよパネルをハイエースの屋根に取り付けていきます。ソーラーパネル取付用にイノー のキャリアを購入しました。

 

イノー を選んだ理由はデザインのスマートさと、ルーフからの高さが低いことの2点です。

できればソーラーパネル を載せたままで立体駐車場に入れる高さに抑えたかったので、車高210センチ以内を目標にしました。

 

キャリアの上ではなくキャリアの間に載せる

イノー の場合、ハイエースにキャリアを載せた状態で高さが206センチとなります。これにソーラーパネル を載せると、その厚みが3.5センチなのでほぼ210センチ。なので、キャリアバーの上にソーラーパネル を載せるのではなく、キャリアバーの【間に】パネルを置く形にしました。キャリアバーの下にステーをとりつけて、そこにパネルを乗せるイメージです。これならキャリアを含めた車の高さは206センチで、210センチの立体駐車場もOKです。

 

 

 

キャリアを買うときは、フットと呼ばれるベース部分とバーを買う必要がある訳ですが、ネットで検索するとバー無しのフットだけ売られている場合があり、良く見ないと失敗します。ハイエースはレインモールにフットを乗せて固定するスタンダードなタイプで、バーの長さは147センチのものがジャストサイズです。たまにハイエース適合と書かれていながら、バーが130センチくらいの短いバーがセットになっているショップがありますので気をつけましょう。下記は日産キャラバン用となっていますが、ハイエースも同じなので適合します。

 

 

 

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さて、キャリアが設置できたらソーラーパネルを取り付けていきます。取り付けにはステンレス の折れ金具と、コの字型の長尺ボルト、蝶ナット、座金プレートなどのパーツを組み合わせて、キャリアのバーの下にステーを作り、パネルをステーに乗せて、上から金具ではさみこむ形にしました。

こうすると、ソーラーパネル はキャリアよりも1センチほど低い位置に固定されます。高速走行でも、パネルに直接風が当たるのを防ぐことができます。また、これなら一時的にキャリアの上に荷物を積むことも可能です。

 

これで、車高は210センチ以内に収まりました。市内のほとんどの駐車場は入庫可能です。ただし、210センチはあまりにギリギリのため、最低でも220センチ以上の駐車場しか利用していません。

 

ケーブルはリアゲートの隙間から通す

次はケーブルの引き込みです。

ケーブルの取り回しはリアゲート右上の隙間に、ケーブル2本のサイズにほぼジャストの隙間があり、そこから通しています。

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そのままモール沿いに右下までケーブルを下ろして、バンパー付近から車内にケーブルを引き込むようにしました。

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あえてリアゲート下部からケーブルを引き込むのは、雨水がモールをつたって侵入するのを防ぐためです。

 

ついでながら、ケーブルの接続部も防水対策をしておいた方がいいと思います。

ソーラーパネル に付属するケーブルは50センチくらいなので、別に買った5メートルのケーブルを接続します。接続部はリアゲートのちょうど縦の部分にきます。

ケーブルのジョイント部分はオスとメスをカチッと差し込んで固定しますが、初めての雨中走行のあと、接続部を外してみると、金属の端子部分がうっすら濡れていました。どうしてもケーブルを伝って隙間から浸み込むようです。

 

そこで、ジョイント部分をビニール袋で覆い、絶縁テープで巻いておきました。接続部は時々点検のために外す可能性があるので、あえて応急的な巻き方にしてあります。

 

尚、ジョイント部分は2本重なるとリアゲートが閉まらなくなりますので、2本を少しずらして固定し、リアゲートのダンパーに干渉しないように取り回しを工夫してやる必要があります。ダンパーに干渉した状態でドアをバタンと閉めると、ジョイントのプラスチック部分が砕けます。

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テープは自己融着タイプの絶縁テープを使っています。これも100均で手に入ります。自己融着タイプは、巻くだけでテープ自体が融着して一つのゴムのように固まるので、防水加工などに大変重宝します。

 

さて、車内に引き込んだケーブルは、床下を取り回して、ポータブル電源まで持っていきます。ケーブルは5メートルあれば、フロントの足元までちょうどよい長さです。

 

※電源購入当初はポータブル電源をフロントの足元に置いていましたが、今は後席に収納ラックを作り、そこに冷蔵庫と一緒に置いてあります。

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フロントの足元に置く方が、充電状態やバッテリーの残量がすぐにみられるので便利なのですが、フロント回りがごちゃごちゃしてきて、子どもの足で蹴飛ばす可能性が出てきたので、後部シートに移しました。充電状態や電源の入切のチェックが少し見ずらいですが、それ以外はこちらの方がすっきりしていて使い勝手もいいです。

 

 

車載冷蔵庫のレビューに関する記事はこちらをご覧ください。

 

 

sleepysheep-zzz.hatenablog.com

 

 


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