ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。
今回は車中泊のトイレ問題について考えてみたいと思います。
車中泊ではたいていというか、基本的にはトイレのある場所に停泊すると思います。ポータブルトイレを積んでいるようなキャンピングカーでも、ポータブルトイレは緊急用という方が多いようです。
うちは小さい子どもが2人いるので、車内にはいつも紙パンツを常備しているのですが、これにヒントを得て大人用の尿取りパッドを緊急用に何枚か車に積んでおいたところ、これが大変重宝することが何度もあり、今では車中泊&バンライフの必携品となりました。
尿意は突然やってくる
尿意は突然やってきます。しかも人それぞれのタイミングで。
長距離の移動中、すぐにはトイレがないという場面や、長蛇の渋滞に巻き込まれた場合など、緊急用に尿取りパッドをつんでおくと大変役に立ちます。最近の尿取りパッドはとても性能がよくなって、コンパクトかつ大容量。
ほんとに小さなパッド1枚で300~400mlは楽に吸収できるんですね。
一方、夜間停泊中は基本的に道の駅やSAなどのトイレを利用するわけですが、夜間に1〜2回トイレに起きるとして、これが2人なら一晩に3〜4回。その度にドアの開け閉めや乗り降りが行き帰りで2回ずつ。つまり、一晩に7〜8回の断眠が訪れるわけです。
家ならだれも起こさずにそっとトイレに起きることができますが、車中泊ではそうはいきません。1人がトイレに行くたびに全員が目を覚まし、それが何回も続けばみんなを巻き込んで睡眠不足の連鎖が起こります。
尿取りパッドを夜間のトイレに活用
ある時、緊急用にと積んでいた尿取りパッドを、試しに夜間のトイレで使用してみたところ、これが大変便利で、家族を起こしてしまうことなく朝を迎えられました。自分自身もトイレまでの行き帰りがなくなって、車の中で用を足せるので気持ち的にもとても楽なんです。車からトイレまでが結構遠い場合ありますからね。
こうして、尿取りパッドのおかげで車中泊のトイレ問題が一挙に解決することが分かりました。今では車中泊の夜間トイレはこれが定番になっています。
今までは、夜中に起きて車外へでて靴を履き、トイレまで歩き、用を足したらまた歩いて車に戻り、布団に戻るころにはすっかり頭が冴えて、再入眠にはしばらく時間がかかります。ようやくうとうとし始める頃には今度は妻がトイレに起きて…。
そういう煩わしさが、尿取りパッドのおかげで解消したわけです。
とはいえ、尿取りパッドに用を足すことに抵抗がある方、というかそんな経験、なかなかないことでしょう。
うちは夫婦ともども医療従事者なので尿取りパッドを使うことにあまり抵抗がありませんでした。また子どもたちの尿便を日々触っていることや、元々サーフィンをしていて、海ではウェットスーツの中に用を足すことが当たり前ということもあって、あまり抵抗なく使用しています。
実は、トイレ以外の場所で尿道括約筋を緩めるというのは、大人には案外難しいようです。
ためしに家で練習のつもりで尿取りパッドに用を足してみるとよく分かりますが、最初はなかなか始めることができないと思います。コツがいるんです。
用を足すのにコツなんてという気がしますが、括約筋は随意筋といって自己コントロールできる筋肉なので、逆に言うと自分で意識しないとなかなか括約筋を緩めることが難しいのです。慣れないうちは、括約筋を意識することで尿意が消えてしまう場合があります。
それくらい、大人は普段からお漏らしをしないように自己抑制しているということなんでしょう。
ともあれ、尿取りパッドは我が家の必需品となり、常に車に積んであります。実証実験の結果(笑)、1回の量は最大で300cc程度ということが分かりました。そこで、2回吸収タイプという商品を使っています。かなりマニアックなお話しですね(笑)
1パック50〜60枚入りで800円くらいで売っているので1枚あたり15円。一晩で100円くらいの計算です。100円で家族の安眠が手に入るなら安いものです。
ちなみに使用済のパッドは紙おむつと同様、燃えるゴミとして出せますので、持ち帰って処分します。大人のパッドには消臭加工がしてあるので、ほとんど匂いません。
今回はかなりマニアックなテーマでした。
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