ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

車中泊おすすめスポット~能登・金沢編②

ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

前回に続き、能登~金沢の車中泊旅をお届けします。

 

輪島の無料キャンプ場に車中泊し、翌朝、目覚めて窓の外をみると快晴です。海もすっかり穏やかさをとりもどしています。

 

朝ごはんはパン、ハム、チーズ、サラダ、コーンスープ、牛乳、コーヒーなど。なんだかんだでいつも朝ごはんは1時間ほどかかってしまいます。車載冷蔵庫のおかげで、ハムやチーズなどの生鮮品をメニューに取り入れられるようになりました。

朝ごはんのあと、妻が身支度を整えている間に子どもたちと海辺で遊びました。

磯で海藻をとる地元の方の姿が見え、のどかな風景に日常を忘れるゆっくりした時間が過ぎていきます。。

 

輪島の朝市と足湯でほっこり

妻の準備が整ったので、輪島の朝市をのぞきにいきました。

朝市エリアには専用の駐車場があり、朝市をやっている時間に入出庫する場合は300円、朝市以外の時間は無料だそうです。私たちが入った時はすでに係の人がおらず無料になっていました。

この朝市の駐車場でも車中泊ができるようで、公衆トイレも整備されています。朝市の準備などで朝が賑やからしいので今回はそちらは避けましたが、朝市観光メインならこちらに停泊してもよいかもしれません。

 

朝市は海の幸、乾物、お酒、漆塗の工芸品などのお店や出店が並んでいます。冬のせいか客足も少なめで客引きの声掛けもおとなしく、全体的にこじんまりした印象でした。

朝市を通り抜け、そのままぶらぶら歩いていくと小さな神社がありました。

神社にお参りをしてから、すぐ近くに足湯があるということで、立ち寄ってみました。

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ここの足湯がとても気持ちよく、冷えた身体がポカポカ温まり、とてもゆっくり楽しむことができました。

 

足湯からの帰り道、こじんまりしたお蕎麦屋さんが2軒ならんでいます。足湯に向かう時にもお店の前を通りかかって気になっていたのですが、まださすがにお昼ごはんには早いので、いったん朝市を後にして、棚田を見にいくことにします。

 

 

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朝市の場所から車で10分ほど走ると棚田があります。

海に向かって段々に田んぼが続く棚田は、青い海と空のコントラストがとてもきれいでした。こういう厳しい環境でも工夫して斜面に田畑を切り開いてきた先人の苦労が偲ばれます。

今は冬で稲はないですが、季節が変わるとまた風景が違うことでしょう。田んぼに水が張られた頃に来てみたいです。棚田に夕日が沈む景色はさぞきれいだろうと思います。

 

棚田をあとにして、再び輪島市街に入り、気になっていたお蕎麦屋さんに行ってみました。

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どこか懐かしい感じのする庶民的なお店で、お蕎麦の他に丼や定食メニューもあり、どれも良心的な価格です。そして、ボリュームたっぷり。冷やしトロロ蕎麦と、冷やしおろし蕎麦、それから何故か上の子が中華そばを頼んだのですが、トロロもおろしもたっぷりかかっていて、食べきれないほどの量でした。かなりお勧めのお店です。

 

おいしいお昼をいただいたあと、輪島駅にある道の駅に少し寄り、駅のすぐそばにある公園で子どもたちとひとしきり遊んでから、行きと同じく里山海道を使って金沢を目指しました。途中、ぶらぶらと道の駅やお店を巡ってから、本日の停泊地であるRVパーク和おんの湯に。

 

入浴施設の一角にあるRVパーク

ここは日帰りの入浴施設で、駐車場の一角をRVパークとして利用できるようになっています。1泊1800円。電気利用する場合はプラス500円。ただし、行ってみて分かったのですが、RVパークのスペースは入浴施設の第2駐車場という少し離れた場所で、トイレ設備なし。入浴施設が営業している間は、頼めばトイレは使わせてもらえるようですが、夜間はトイレがありません。渡された案内の紙には、車で2〜3分のところに24時間営業のイオンモールがあるのでそこのトイレを使うように書かれています。これ、イオンモールの許可取ってあるのでしょうか?自己責任で使えと言われているみたいで、あまり気持ちのいいものではありません。わざわざ事前に予約して、1800円払って利用するほどのメリットがあるか、ちょっと疑問を感じる2泊目となりました。入浴施設そのものは決して悪くなく、地元の方も沢山来られている人気のお風呂みたいでしたので、そこだけが残念でした。

 

まあ、気を取り直して、今夜は美味しいものを食べに行きましょう。

金沢で有名なのは近江町市場ですが、かなり観光地化されていて地元の人はあまり行かなくなったと聞き、むしろ中央卸売市場周辺の方がリーズナブルで穴場とのこと。日曜日の夕方の時間にやっているお店があるか、一か八かで卸売市場の方に行ってみました。

案の定、市場周辺はすでに閑散としていましたが、何軒か灯りのついているお店がありました。海鮮料理の居酒屋は既に満席、そのおとなりのお寿司屋さんに空席があり、そこに入りました。

これが大正解で、新鮮でボリュームたっぷりのお寿司をいただきました。8貫盛り合わせの極上寿司に天ぷらやお味噌汁がついて1600円。子どもはマグロ盛り合わせ寿司。家族で大満足の晩ご飯でした。

 

それから和おんの湯に戻り、ゆっくりお風呂に入って疲れをいやし、ハイエース に戻ってしばらく家族でくつろいでから床につきました。

 

ちなみに、ここが私のいつもの就寝スペースです。後席シートをフラットに倒し、助手席シートも前に倒してフラットにして、前後のシートの間をパネルでつないで、マットレスを敷いてベッドスペースを作ります。約畳1枚ほどのスペースができます。これで朝までグッスリです。

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明けて3日目。薄曇りです。全国的に雨模様の週末でしたが、3日間ともまずまずのお天気でした。やはり行き先を変更して良かった。

 

最終日は金沢市内を観光してから帰ることにします。子どもたちの足を考えて兼六園には行かず、ひがし茶屋街から梅の橋あたりをゆっくり散策しました。

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高い建物がなく広々した金沢の街はどことなく京都と似ているように感じます。特に茶屋街から梅の橋あたりは祇園から鴨川あたりとそっくりです。

 

ただ、金沢市内は京都のように碁盤の目ではなく、道がやや入り組んでいるためか、慣れないうちは方向感覚が掴みにくく、これまで何度か訪れていますが、いつも金沢では道に迷ってしまいます。

 

茶屋街を観光したあと、地元の酒屋さんで金沢の地酒を1本いただきました。「手取り川あらばしり」というお酒。フワッと口の中に香りが広がるフルーティなお酒という口コミで、金沢に来たら是非買ってみようと思っていたのでした。720mlで1800円なのでちょっと高級ですが、金沢土産に是非どうぞ。

 

それから、近江町市場に寄って金沢おでんでお昼ごはんをいただきました。

「いっぷくや」という金沢おでんのお店。近江町市場にしてはリーズナブルで庶民的なお店でした。出入り口がない半屋台風のお店で、おでんをつまみながらお酒を楽しむ人の姿が目立ちます。

 

ちなみに、近江町市場を散策するのに手頃な駐車場がこちら。たまたま入ったのですが30分100円、昼間上限700円と安くて、市場にもちかくて良かったです。

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これにて金沢観光は終了。帰りの車内は子どもたちは爆睡で、夕方5時ころに帰宅しました。

2泊3日、総旅費3万円。

今回も楽しい車中泊旅になりました。

 

 


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