ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

快適車中泊 おすすめの装備

 

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ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

 

車中泊をする中で「これは積んでおいて良かった」と思うことがあります。今回はそんな車中泊のおすすめ装備について書いてみたいと思います。

あくまで自分たちの主観ですので、当てはまらないものもあると思いますが、そこはご了承下さい。

 

車中泊のおすすめ装備

■保温ポット

容量1.2Lくらいの保温保冷ができる水筒です。朝、多めにお湯を沸かし、朝のコーヒーやスープで使った残りをポットに入れておくと、夕方まで熱々のお湯が使えるので、スティックのホットドリンクや午後のコーヒーなど、その都度お湯を沸かさなくても済みます。

ポットにお湯を入れる時は、お湯を入れて30秒ほどポットを温めて、お湯をもう一度沸騰させてから再びポットに入れるのがコツです。そうすると、熱湯がさめにくくなり保温時間が全然違うので、ぜひお試しください。有名ブランドの水筒でなくても、これでかなり保温時間が伸びますよ。

夏場ならスーパーで氷をもらいポットに入れておくと、長時間氷が溶けないので、何かと役に立ちます。

 

■尿取りパット

以前にも書きましたが、車内の緊急トイレ用に介護用のパッドが大変重宝します。また夜間に尿意を催した時にも尿取りパッドは大変役に立ちます。

道端に車をとめて用をたすのは、横を通る車から丸見えで大変みっともないのでやめましょう(笑)

 

■USBファン

 

消費電力1wほどのミニ換気扇です。これをサイドガラスのスライド窓で使用すると、空気が循環して夏の車中泊がかなり過ごしやすくなります。表裏を逆にすれば、外気を取り入れたり内気を排出したりと両方使え、車内で火を使う場合には換気扇にもなります。

 

■充電式クリップ扇風機

 

こちらは換気ファンとは別に、後部リビングで天井から車内に風を流すために使っています。コードレスの方が配線が邪魔にならず、手軽にいろいろ場所を変えてサイドポールにはさめるクリップ式がおすすめです。

最近のは1回の充電で一晩回しっぱなしでいけます。

 

■ポータブル電源、充電池

サブバッテリーにするか、ポータブル電源にするか迷われている方は、ポータブル電源の方をおすすめします。初期投資はサブバッテリー2台以上の費用がかかりますが、サブバッテリーはバッテリーの他に充電コントローラーや電圧計等も必要で、システムがかなり大掛かりになるのに対し、ポータブル電源はこれ1つですぐ使えます。また、サブバッテリーは使わなくても2〜3年で劣化していくのに対し、ポータブル電源は寿命が3倍以上保ちます。

取り出せる電力量はサブバッテリーの方が数値上は多いように見えますが、実際には105A hのサブバッテリーと500whのポータブル電源がほぼ同じくらいのようです。

 

うちではポータブル電源とは別に、15000mAhくらいの携帯充電池を2つ併用しています。これがなかなかおすすめで、1つは文字通りスマホの充電やミニ扇風機の充電に使い、もう1つはダイソーのUSBランプをつないで夜間のリビング照明に使っています。用途によってこのように充電池を分けた方が万一のトラブル時に安心ですし、配線の取り回しが少なくてすみます。一極集中だと車内に配線を引き回さないといけなくなりますし、レイアウト変更する時が大変です。

携帯充電池1つで、2〜3泊の夜間照明が十分まかなえます。

 

■ダイソーUSBランプ

 

 

1つめのおすすめはダイソーのLEDランプ。うちはこれ2つをリビングのメイン照明にしています。ダイソーランプにはスイッチがついていないので、いったんバラしてトグルスイッチを後付けしました。

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電源は携帯充電池です。リビングの壁面ラックのところにポケットをつくって携帯充電池をセットし、そこにUSBを2つ挿して使っています。

 

 

■LEDランタン

 

Fieldoorというメーカーのこのランタンは、床置きもできるし、上半分を取り外せばフックに吊るして下向けに照らすこともできるので、使い勝手がいいんです。

 

LEDの光は一般的に青白いものが多いですが、ダイソーランプもこのランタンも電球色なので気に入っています。

 

■折りたたみ踏み台

プラスチックの折りたたみ式の踏み台は何かと便利です。畳むと平になり場所もとらないので、うちはこれをキャンプ椅子代わりに積んでいます。キャンプ椅子って案外場所をとるんですよね。折りたたみステップを2つ並べて板を渡せば簡易ベンチにもなり、親子で座ることもできます。もちろん、その名の通り踏み台として高い所のものを取るのにも使えます。

 

■ほうき

長さ60センチくらいの短いほうきを1本、いつもハイエースに積んであります。使用頻度の高さと便利さにおいて、おそらく車中泊グッズベスト3に入ると思います。うちでは車内専用として使っていて、車内のステップ部分、床マット、荷室フロア、シートにこぼしたスナック菓子のくずなど、ササッとほうきで綺麗になります。

 

■調味料関係

塩、胡椒、醤油、ソース、お酢、味の素、オリーブオイル、七味、ガラムマサラなど。これらの調味料は常温保存で大丈夫なので、車に積んでおくと重宝します。それぞれミニボトルが出回っているので、100均の小さな収納BOXにひとまとめにしておけば、サッと取り出して使えます。サラダなどドレッシングがなくても塩とオリーブオイルをかければ美味しく食べられますし、レトルトカレーもガラムマサラをかければ味がスパイシーに変化します。

地元の港で新鮮なお刺身が手に入った時など、お醤油が付いていなくて困ることがありますがそのつど無駄にお醤油を買う手間が省けます。

この他には、小分けパックのマヨネーズやケチャップも積んでおくと何かと重宝します。

 

 

■スティックドリンク

コンビニやサービスエリアに寄ればホットドリンクは買えますが、家族みんなで買うとそれなりの出費になりますし、夜のひとときにもポットのお湯さえあれば気軽にホットドリンクが楽しめるのでおすすめです。最近は様々なドリンクが出回っているので、うちは各自好きなドリンクを積んでおいて手軽に楽しんでいます。そうやって過ごす家族の時間も車中泊の楽しみの一つなんです。

 

熱源は複数のものを常備しておくのがおすすめ

■カセットコンロ、シングルバーナー

カセットコンロは岩谷産業のカセットフーエコJr.がおすすめです。

 

 

このコンロは小さくても火力が強く、燃料効率が高いのでボンベが長持ちします。火が外向きでなく内側に集まるタイプなので、小さなケトルにちょうどいいんです。サイズが24センチ×19センチとコンパクトなので、車内で使う場合も場所をとりません。

 

もう一つはSOTOシングルバーナーst310です。

 

これは燃料が専用缶でなく普通のカセットボンベが使えるので、万一燃料が切れてもボンベが手に入りやすく、とてもコンパクトなので車中泊だけでなくツーリングやバックパッキングなどでも大変便利です。カセットコンロと燃料が共用なのも便利です。

 

 

■コンロ用メッシュパッド

コンロの上に乗せて、その上に鍋やケトルを置いて使います。火をつけるとメッシュパッド部分が熱せられて炎が鍋底全体に万遍なく行き渡ります。直火だと炎が鍋の外側に回り、熱が外側へ逃げますが、メッシュパッドを使うと鍋の外側に炎が逃げないので、熱効率が良くなります。キャンプメーカーからも出回っていますが、目の細かい金網などを使って自作することもできると思いますので、工夫してみてください。

 

 

 

■耐火フェルト

厚さ5ミリのフェルト生地にカーボン素材が練り込まれていて、熱をさえぎる効果があり、これをカセットコンロやバーナーの下に敷いて使っています。コンロまわりは案外熱をもつので車内でコンロを使う時は、万一の火災対策に使っています。これを1枚敷くだけで安心感が違います。

 

いかがでしょう?

車中泊の装備はキャンプ装備と重なる部分もありますが、やはり換気対策や熱対策など車中泊ならではの装備もあると思います。

「車中泊の装備」でネット検索するといろいろな情報が出てきますので、そういうのによく出てくるリアゲート網戸とか、蚊取り線香とか、リアゲートを半開きにする金具とか、はあえて載せていませんが、もちろんそういう装備も常に積んであります。

 

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