ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

琵琶湖のほとりでバンライフ

今回は近場で楽しむバンライフについてご紹介します。
人混みには行かず、ハイエースをベース基地にして家族で過ごすだけなら感染の心配はありません。こういう時にバンライフ仕様ハイエースの強みを実感します。

春を感じるバンライフ

まずは春の風物詩、菜の花を見にいくことに。琵琶湖大橋を渡って左折し、琵琶湖の東岸を北へ。湖岸道路を5分も走ると琵琶湖沿いに菜の花畑があります。
あいにく少し時期が遅かったようで、菜の花のピークは過ぎていましたが、それでもきれいな菜の花の景色が楽しめました。

菜の花畑にはあいにく駐車場がないので、少し離れたところの駐車場に車をとめて、湖岸をお散歩しながら歩きます。子どもが疲れてきたら、先日ご紹介したバギーボードの登場です。

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菜の花畑の周囲には、土手につくしがたくさん出ていたので、家族でひとしきりつくし採りを楽しみました。子どもたちに採り頃のつくしの見分け方を教えながら、自分が幼かったころにも同じようにつくしやよもぎを採ったことを思い出しました。
帰ったら、つくしのはかまを取って、今晩はつくしの油炒めにして食べようねと言うと、子どもたちは自分で摘んだつくしが食べられると知って、さらに一生懸命つくしを採ってくれました。

つくしがたくさん採れたあと、今度は湖岸道路を南に下ります。レインボーロードを越えて10分ほど走ったあたり、湖岸沿いにある駐車場に入りました。ここでお昼ごはんにします。


琵琶湖の東岸には、湖岸道路に沿って無料駐車場が点在しています。
釣りをする人、バーベキューをする人、スポーツを楽しむ人、サイクリングをする人。ここは誰でも自由に利用できる無料の駐車場なのです。もちろん車中泊でも利用できます。駐車場によってはトイレがあるところもあり、小さな遊具が備えてあるところや、遊歩道や琵琶湖を眺めるベンチなど、場所によって様々な特徴があります。琵琶湖をはさんで西側に比良山系の山並みがならび、琵琶湖岸には緑地帯が整備されているので、とても広々して清々しい場所です。

今回入った駐車場は簡易トイレがあり、近くの広場には子どもたちが遊べる遊具がありました。人も少なく、ここなら思いっきり遊べそうです。
とりあえず、お昼ごはんを食べることにしましょう。今日は手ぬきで火は使わず、買ってきたおにぎりやおかずを広げて好きなものを食べます。子どもたちはコロッケや枝豆やたこ焼きや。。何という取り合わせ(笑)
簡易テーブルを出し、ソファーに2人、床にシュラフを広げた簡易クッションの上に2人、めいめい陣取ってお昼をいただきます。

窓から琵琶湖の景色が見えます。水鳥たちが水面に浮かんでいます。

ついさっきまで晴れていたのに、ハイエース の屋根をパラパラ叩く雨音が聞こえてきました。
見る間に暗くなってきて、風も吹いてきました。琵琶湖のこのあたりは天気が変わりやすいことで有名です。特に風向きがくるくる変わるため、ヨットやウインドサーファーにとってはとても難しいエリアなのです。
風が巻くと言って、突然風向きが変わるため、風の方向が読めず、沖合に流されて遭難することがあり危険です。


外で遊ぶのはちょっと難しそうです。それと、お昼ごはんをお腹いっぱい食べて少し眠くなってきたので、みんなでお昼寝をすることにしました。
テーブルを片づけたらリビング仕様からベッドルームに。といっても本格的に寝るわけではないので、簡易モードで。ママと2人の子どもはベッドスペースで寝ることにして、私は後席シートに横になります。足を少しだけ曲げれば十分横になれます。カーテンを閉めればお昼寝モード完成です。
嬉しくてはしゃいでいた子どもたちもじきに寝息をたてはじめ、パパママもしばし惰眠を貪りました。

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ハイエースのリビングでうとうとお昼寝

みなそれぞれ疲れていたのでしょうか。1時間以上寝たと思います。休日は基本時計をみないので、だいたいの感じですが。
子どもたちもまた元気を取り戻しました。
外はまた晴れています。ただ、横なぐりの風が冷たく、寝起きのボケた頭と身体のままで外に飛び出すと風邪をひいてしまいそうです。


しっかりと上着を着込んでからみんなで外へ出て、ひとしきり遊具で遊びました。
旗がちぎれそうになりながらはためいています。
少し傾いた日差しが雨に濡れた草はらや琵琶湖の水面を照らして、寒さと眩さでみな顔が変で、それがまたおかしくて笑いました。


「外来魚回収ボックス」という木の箱が、草はらのあちこちに設置されています。ブラックバスやブルーギルなどの外来魚を釣った人がここに魚を入れるための箱です。子どもが興味を持って、木箱のフタを開けると、大きなブラックバスが1匹箱の中に横たわっていました。
子ども心に、死んで横たわるブラックバスを悲しんだようで、お墓に埋めてあげないの?
と聞いてきました。

そうだね、公園の人がちゃんとお墓に埋めてくれるから大丈夫だよと言うと、少し安心したようです。



遊具で遊んだ後、上の子がタンポポを見つけて摘んできました。
花がくが下を向いているので、西洋タンポポのようです。子どもたちに西洋タンポポと関東タンポポの違いを教えると、「関東タンポポを探す!」といってタンポポ探しが始まりました。
しばらく一緒に探しましたが、このあたりは西洋タンポポばかりのようです。


湖西側にいくと関東タンポポがけっこうあるのですが、今や関東タンポポは西洋タンポポに駆逐されて、ほとんど見られなくなりました。



こんな何気ない時間も、バンライフの楽しみの一つです。


そろそろ寒くなってきたので、今日は帰ってつくしをいただくことにしましょう。子どもたちから菜の花も食べたいとリクエストがあり、帰りに菜の花を買って帰ることにしました。



今日もとてもいい一日になりました。







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