ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

車中泊おすすめスポット〜北陸編

ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

今回は車中泊おすすめスポットの北陸編をお届けします。

北陸地方というと福井、石川、富山の3県あるいは新潟まで含めた4県をさすこともあるようですが、私たちが暮らす滋賀から比較的気軽に行けるのは福井、石川あたりです。

裏日本という言われ方もあるように何となくマイナーなイメージもあるかもしれませんが、結構おすすめのスポットも数多くあり、うちもよくハイエースに乗って車中泊に出かけます。金沢兼六園のようないわゆる有名観光スポットではなく穴場的な場所、特に小さな子どものいるファミリーが気軽に楽しめて、財布にも優しい、そんなおすすめスポットをお届けしたいと思います。

京都からも気軽にアクセスできる小浜

まずは小浜から。
小浜でのおすすめナンバー1は、やまと寿司本店です。海の街ならではの新鮮なネタはどれもボリューム満点でいつ行っても大満足です。
狙い目は開店直後の11時過ぎに入ることで、12時を過ぎるとかなり待たないといけなくなります。
あら汁も食べ応えたっぷりなので、ぜひ頼んでみてください。
今までうどん系はなかったのですが、要望が多かったのか最近うどんがメニューに加わりました。


小浜といえばフィッシャーマンズワーフと、その向かいにある鮮魚卸売市場が有名ですが、ここの一夜干しの魚はどれもしょうゆ漬けされています。うちの好みからすると、もう少しみりん干し的な甘めの味付けか、逆に何もしていない天日干しが好みなんですが、このあたりは好みの問題なのでなんとも言えません。値段は高くも安くもない感じです。一応覗いてみて、安い干物があればどうぞ。


フィッシャーマンズワーフから海に向かうと大きな建物があります。足湯や立ち寄り湯があります。濱の湯という名前で、小浜で停泊される場合はここのお風呂が便利です。このあたりは釣りのできる防波堤もあり、広々して気持ち良い場所です。


小浜での停泊には小浜総合運動公園がおすすめです。ここには子どもたちが遊べるアスレチックや遊具があり、駐車場の近くにトイレもあります。

また、小浜に行かれたら蘇洞門の方面に少し足を伸ばしてみるとよいと思います。蘇洞門自体は船でなければ行けませんが、蘇洞門の手前に韓国船漂流の記念碑があります。むかし韓国船が難破してこの地に漂着した際に地元の人たちが助けて温かくもてなしたとのことです。
この近くには彦姫神社という小さくて雰囲気のある神社もありますので、ここもおすすめです。


ちなみに、京都や滋賀から小浜方面を目指す際、琵琶湖の湖西バイパスを使うと唐崎のあたりと、それから小松のあたりでかなり渋滞します。休日に湖西バイパスを使われる場合は、それぞれ手前の出口で降りて旧道を通った方がだんぜん早いです。
あるいは、あえて京都市内を抜けて大原から朽木を通って小浜方面を目指す方が早いかもしれません。


北陸への玄関口 敦賀は異国情緒漂う

さて、小浜の次は敦賀へ。

敦賀では赤レンガ倉庫が有名ですが、赤レンガ倉庫のある公園の一番端に「人道の港敦賀ムゼウム」という資料館があり無料で入れます。むかし、ヨーロッパの難民が中国から船で敦賀に入り、さらに山をこえて横浜からアメリカへ渡って行った、その受入の港町として敦賀があったということで、そんな大変興味深い昔の資料や写真などを見ることができます。資料館の周りは広々した公園になっていて、散策するのに良い場所です。


赤レンガエリアの少し西側に気比の松原という海沿いの松林があり、そのはずれに敦賀子どもの国という公園があります。


小さな子どもが遊べる遊具やアスレチックがあるので、子ども連れにはいいと思います。
気比の松原には車中泊のできる場所があるので、このあたりに停泊するのがおすすめです。
気比の松原の駐車場はたしか夏場は海水浴場として有料になりますが、それ以外の期間は無料開放していると思います。


北陸線の難所を越えるかつての宿場町今庄

さて、敦賀の次は今庄をご紹介します。
今庄は昔、旧北陸線の険しい峠越えに向かうための要所の駅だったそうで、この駅で蒸気機関車をつけかえて峠に向かったそうです。その待ち時間を利用して駅弁や駅そば売りがはやったのが今庄そばの始まりだそうです。

今庄には蒸気機関車D51が展示されていて、自由に見学できます。あいにく運転席には金網がしてありますが、手前までは上がることができます。実物のD51に子どもたちは大興奮です。


D51が展示されている同じ敷地内には立ち寄り湯もあり、入湯料は大人500円3歳以上350円です。こじんまりしたお風呂で、残念ながら露天風呂はありませんが、のんびりした良いお風呂です。ここの駐車場は大変広いので、ここで停泊できるといいんですが、ここにはあいにくトイレがありませんでした。
夜間のトイレ問題をクリアできる方にはおすすめできます。

ここからすぐ近くには国鉄旧北陸線時代の古いトンネル群があり、そこもおすすめスポットです。タイムスリップしたような気持ちになります。


武生は車中泊におすすめ のんびり過ごそう

今庄を出たら次は武生市を目指しましょう。今庄から武生までは30分もかかりません。

武生のおすすめは絵本作家かこさとしさんの絵本館と、かこさんが監修した武生中央公園です。
かこさとしさんは「だるまちゃんとかみなりちゃん」などで有名な絵本作家ですね。武生はかこさんの故郷だそうで、武生市が絵本館を管理されていて、入場は無料です。

絵本館のすぐ横には広大な武生中央公園が広がっています。
ここも子どもたちには超おすすめ。お弁当買って1日遊べそうな公園です。

遊具の他に巨大なトランポリンなどもあります。

この公園場、駐車場の中にスターバックスがあるというちょっと変わったレイアウトになっていて、スターバックスのカフェテラスでコーヒーを飲みながら公園で遊ぶ子どもたちを見守ることができるのです。

公園にはトイレもあり、停泊場所としてもおすすめです。ここに泊まれば、朝イチまだ誰もいない公園を子どもたちが独り占めすることができます。


武生のおすすめ食事スポットは武生駅付近に点在するお蕎麦屋さんでしょう。老舗が何軒か並んでいますが、私が一番おすすめするのは、「たかせや」というお蕎麦屋さんです。庶民的な店構えで値段も手ごろ、子ども連れでも気兼ねなく入れますし、もちろんお蕎麦も美味しいです。店の前が駐車場になっているのも助かります。

武生から越前海岸へ向かう県道はやや急な下り道が続きますので、スピードの出し過ぎに気をつけて、エンジンブレーキをうまく使いながら下ってください。武生から海沿いまでは30分くらいです。

越前海岸に出たら右に曲がって少し走ると、新鮮な魚介類が安く買える「まるさんビーチマート」があります。ここはうちが必ず立ち寄るおすすめのお店です。


カニの時期なら越前かにやズワイガニなどが安く買えますし、さしみ用の殻つき梅貝だとか、一夜干しなどの干物類、それから能登産の干しわかめや、ツルツル食感の花もずくなど。
いつもたくさん買って帰って冷凍保存しています。
また、魚やエビなどを店でフライにした惣菜も売っていて、これが美味!
十分車中泊のご馳走になります。

最後にご紹介するのは、道の駅えちぜんです。
ここは道の駅と温泉施設が併設されていて、お風呂に浸かってそのまま停泊できる便利な道の駅です。もちろんトイレもあります。
海沿いの道の駅で、駐車場はとても広いので満車になる心配はありませんが、ご飯を食べるスペースが早い時間で閉まるので、そこだけが注意点です。駐車場の隣にはファミリーマートがあるので、最悪でもコンビニで食料は手に入りますが、せっかくの旅なので、武生あたりで美味しいお蕎麦など、夕食を済ませてから移動する方が無難でしょう。



いかがでしょう?
北陸地方にはこの他にまだ石川から能登半島にかけてもおすすめスポットが沢山あります。またご紹介したいと思います。



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