今回は、自分で髪の毛を染める極意をご紹介したいと思います。
いきなりな話題で申し訳ないですが、皆さんは自分で毛染めされていますか?
まだまだ毛染めの必要などない方も沢山おられると思いますし、美容室で染めてもらう方にとってもあまり関係ない話しだと思いますので、そういう方はとばしてくださいね。
美容師さん直伝の染め方のポイント
私は自分で髪の毛を染めています。
実はヘアカットも自分でしているのですが、そのことはまあさておき、今回は毛染めのお話しです。
以前、まだ美容室に通っていたころ、お気に入りの美容室のオーナーから直伝で教えてもらった毛染めの極意です。
まず一つ目のコツはヘアカラーの選び方です。結論から言うと、ヘアカラーは1種類ではなく、少なくとも3種類か4種類の色を混ぜることです。
この場合、2液混合の使い切りタイプじゃなくチューブタイプを使うのがポイントです。
ヘアカラーは大まかにいうとアッシュ系、赤系、茶色系、栗色系、緑系などがあります。
ドラッグストアなどに行くと、ヘアカラーの髪色見本が並んでいますが、あの通りの仕上がりにはなりません。
染めた後の髪の色は、室内のライトで見るのと晴れた太陽の下で見るのとでは全く違います。特に太陽の光に透けて見える髪色は、1種類のヘアカラーで染めた場合、とても不自然な、つまりいかにも染めました!という仕上がりになってしまうのです。
これを避けるための極意が、先に書いたとおり数種類のカラーを混ぜることなんです。
そもそも人間の自然な髪の毛は1色ではなくて、様々な色合いが混ざっているので、自然な仕上がりを目指すならやはり混ぜることが必要です。特に赤系と緑系は染め色の保ちにも関係してくるので、必ず入れたほうがいいです。赤や緑が入らない茶系やアッシュ系だけだと、10日ほど経つと色が抜けてきてしまいます。
混ぜる割合は好みによりますが、男性がいかにも染めました!にならないためにはアッシュ3、栗色系2、赤1、緑系1くらいの割合でしょうか?
茶色系というのは栗色系に赤みが入ったものなので、あえて茶系はなくても何とかなります。
はじめは数種類のヘアカラーをまとめて買わないといけないので少し高くなりますが、それで何回も使えるので、1回あたりの金額は変わりません。
2つ目の極意は染め時間。
これは気温とも関係するので夏場と冬場で変わってきますが、美容室のオーナーさんいわく、みんな時間かけすぎ!だそうで、夏場なら20分、冬場でも30分で十分とのことです。
長く染めると地肌へのダメージも大きいので、なるべく短めの時間で流しましょう。
染めた後の処理が3つ目のポイント
さて、3つ目の極意。それはずばりクエン酸です。
毛染めしたあとの髪を洗うと、髪の毛がゴワゴワしてきしむような感じがします。
毛染め液はアルカリ性なんですね。アルカリによって髪の表面を溶かしてそこに色を入れていくわけなんですが、このアルカリが髪をごわつかせる原因なんです。
このアルカリ性を中和させるためにクエン酸を使います。クエン酸は100均などでも手に入りますね。500ミリくらいのスプレーボトルにクエン酸を大さじ2杯くらい入れて水で溶かせばできあがりです。
毛染め後の髪をザッとシャワーで流してから、クエン酸水をまんべんなくスプレーして、少しなじませてから洗い流せば、毛染め液のアルカリがクエン酸によって中和されます。
この手順は最近の美容室では必ず行っているそうです。クエン酸ではなくリンゴ酸とかを使ってもいいみたいですよ。
酸で中和したあとは、普通にシャンプーとリンスをするだけです。ほんとにびっくりするくらい、髪の毛がサラサラになりますので、是非お試しください。
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