ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

車載冷蔵庫と車中泊の電源を考える その2

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 ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

今回は、前回に引き続きバンライフにおける電源についていろいろ考えてみたいと思います。

 

うちでは、さまざまな条件を考えた結果、サブバッテリーではなくポータブル電源とソーラーパネル発電を導入した経緯をお話ししました。

 

車いじりや電気関係にあまり詳しくない人にとっては、サブバッテリーシステムよりもポータブル電源の方がとっつきやすく、また導入コストも、トータルで考えるとサブバッテリーよりポータブル電源の方が安いと思います。これから導入を考えておられる人は、よほどの大電力を必要としないならポータブル電源をおすすめしますよ、という内容でした。

 

車中泊における電源を考える  その1の記事はこちら

sleepysheep-zzz.hatenablog.com

 

さて、今回は引き続き車中泊における電源について、実際の運用をもとに持続可能なスタイルを考えてみたいと思います。

 

100Wソーラーパネルの発電量

まず、ソーラーパネルによる実際の発電量がどの程度かですが、うちが導入している100wソーラーパネルの場合、夏場もっとも効率のいい時で85wくらい発電されています。これはあくまでsuaokiG500の液晶上の数値ですが。

suaokiG500はMPPTという充電方式を採用しており、変換効率の良さが謳い文句です。

100wソーラーで発電量85Wというのはかなり効率がいい方の数値ではないかと思います。

 

真冬の晴天時での発電量は45w程でした。発電量はやはり太陽の照射角度による影響が大きいようです。もしソーラーパネルを太陽の軌道に合わせて傾けることができれば、真冬でももっと発電量は上がるかもしれませんが、ソーラーパネルを太陽に向けて角度調整することは不可能なので、季節ごとの照射角度に甘んじるしかありません。

 

これが曇天になると、夏でも冬でも発電量は20~25W程度に下がり、雨だと一気に5~6Wまで下がります。

 

 

1日のうち、ソーラー発電ができるのはおよそ7時~17時と仮定して1日に10時間ほどです。

晴天時の平均的な発電量を1時間あたり50Wとすると、1日10時間の発電で約500Wとなります。これが電力の収入部分にあたります。

 

電力の収支は電気次第

次に電気の支出について考えてみましょう。

車で使用する冷蔵庫の消費電力は平均すると1時間あたり30W程です。もし24時間すべてポータブル電源で稼働した場合、720W使う計算になります。単純に収支を考えると500-720=220w足りません。

 

つまり、これだけを見るとポータブル電源1台とソーラーパネル 1枚では連続運用は無理ということになります。

 

けれど実際には、旅の初日は保冷剤や凍らせたお茶などを入れて出発しますので、1日目の日中はほとんど電力を消費せずにすみます。その日の夜も温度設定を6℃くらいの高めに設定しておくと、冷蔵庫の作動回数を減らすことができて電力消費を温存できます。

 

これで2日目の朝の残量は約2/3(300W前後)電力が残っている状態となります。

ここからの24時間での電力収支は、朝の電気残量300W+1日のソーラー発電500W=800w。これに対して支出の方は24時間冷蔵庫を稼働させると720W消費となります。

 

実際には、日中の走行時間が6時間くらいあり、走行中はインバーターから電源をとるので、実質的な電力消費時間は18時間くらいなので、実際の消費量は540Wくらいでしょうか。

 

800-540=残量260W。これが3日目の朝の残量となります。

 

 

このようにして、旅の間ずっと晴天が続いてくれれば、消耗したポータブル電源を日中のソーラー発電で補い、走行中はインバーターで冷蔵庫を稼働させることによって、継続的な運用が可能です。

 

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では曇りや雨の場合はどうでしょう?

この場合、ソーラー発電は期待できないので、走行中にインバーターからポータブル電源に充電するか、充電はせずにインバーターから100Vで冷蔵庫を動かすかのどちらかになります。

インバーターから充電する場合の発電量はおよそ55Wくらいで、逆にインバーターから冷蔵庫を動かす場合の消費電力は平均30Wくらいなので、どちらかを選ぶならインバーターからポータブル電源に充電しつつ、ポータブル電源で冷蔵庫を動かす方が電力収支は安定します。

 

 

仮に旅の間ずっと曇りや雨だった場合、100wソーラー発電とポータブル電源で何日間電気が使えるか考えてみましょう。

 

もし実際にこういう天気が続くようなら、旅そのものを取りやめるほうが賢明ですが(笑)

 

 

旅の1日目は例によって保冷剤と凍らせたお茶作戦で2日目の朝まで電力を温存し、2日目の朝で残量300Wほどです。

 

2日目は日中の走行でインバーターからポータブル電源に充電し、冷蔵庫はポータブル電源からとります。1日4〜6時間の走行充電で220〜300Wほど充電できますが、冷蔵庫の方は昼間の10時間ほど稼働して300Wくらい消費するので、夕方の残量は朝と変わらず300Wくらいです。

昼間は冷蔵庫の庫内温度をマイナス2度くらいに設定して、なるべく冷やしておきます。

逆に夜間は冷蔵庫の庫内温度をプラスの6度くらいに設定して、冷蔵庫の起動を減らします。

それでも2日目の夜に200Wくらい消費し、翌朝には100Wくらい電力が残っている状態となります。

 

2泊3日の旅なら、3日目の夕方には帰宅するので、日中の走行によるインバーター稼働によって、このまま夕方まで冷蔵庫を稼働できます。

 

もし3日目も宿泊する場合、3日目の夕方には残量はほぼゼロになってしまい、3日目の夜は電気が使えなくなります。

 

この場合、3日目の夜は電源サイトのあるRVパークやオートキャンプ場などを利用して、ポータブル電源をいったん満充電すれば引き続き旅を続けることができます。

 

 

 

 

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