<
ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。
夏の車中泊対策として、リアゲートを半開きにして、風が通るようにする方法については、色々なサイトでも紹介されているので、すでに多くの方が実践されていると思います。
よくあるのは、リアゲートのフック部分とハッチ側のフック部分を金具を使ってつなぐやり方です。
うちも、ホームセンターでアンカー用のポールを買ってきて、ポールの先を曲げて金具を自作して使っていました。このやり方だと、リアゲートを開ける量が調整できづらいことがネックです。できづらいというか、基本できないです。
リアゲートを開く量を調節する
熱帯夜の場合、少しくらいの隙間ではなかなか風が抜けてくれないですが、かといってあまり大っぴらに隙間を開けてしまうと防犯上の不安があります。
このあたり、リアゲートの開け方を調整できると嬉しいのですが。停泊する場所によっても状況は変わりますので、やはり調整できるとありがたいのです。
それともう一つ、この金具方式の場合、車外からしか設置できないということがネックです。
今までの経験上、自分が車外に出てリアゲート金具をかまして半開きにするほんのわずかな間に、ほぼ95%の割合でふくらはぎを蚊に食われてしまいました。
家族の安眠を守る正義のためとはいえ、毎回のように地方の顔も知らない蚊たちに血を吸われるのはごめんです。
そこで、何とか車内からリアゲートを半開きにする方法がないか考えてみました。
その前に、リアゲートを半開きにして風を通す場合、車内に虫が入らないようにリアゲートに網戸を設置する必要があります。ハイエースなどそれぞれの専用網戸というのも販売されていますが、けっこう高いんですよね。網戸1枚に1万円とか、一般庶民にはなかなか手が出ません。
そこでうちは、家にあった勝手口用のカーテン式網戸を使って、ミシンでジャーっと縫いました。
これ、案外おススメです。
自作リアゲート網戸の記事はこちら
sleepysheep-zzz.hatenablog.com
ドアチェーンにヒントがあった
さて、うちがやってみたリアゲート半開きの方法は、リアゲートのハンドル部分にチェーンをつけて、このチェーンで開け閉めの量を調整してみるやり方でした。
チェーンの一方はリアゲートの開閉ハンドルのところに取り付けます。そして、もう一方をベッドキットの脚の部分や、リアゲートのゲートストッパーの部分に引っ掛けます。
まだ試行段階なので細かいところはこれからですが、基本的にはこれでいけそうです。
ベッドキットの脚に引っ掛けた状態で、リアゲートの開き具合はこれくらいでした。
あとは、チェーンの長さやフックのかけ方を調整すれば、開き具合は変えることができます。
金具方式の場合、金具の一方(丸いリング状になった部分)をリアゲートの爪にカチャっと留め、リアゲートをドアロックすることで外から開けられないようになり、防犯上の意味をなします。
このチェーン方式の場合は、そもそもがリアゲートの爪を使っていないので、ドアロックとは無関係です。
そして、万一後ろからリアゲートを開けようとハッチを持ち上げても、チェーンで固定されているので開けることは出来ません。
マンションのドアのチェーン錠のような状態といえます。
そして、開け閉めの際にいちいち車外に出て後ろに回らなくても、車内のベッドキットの側からリアゲートのハンドルでドアを開けて、そのままチェーンで開け方を調整するだけなので、雨の日でも蚊がぶんぶんいる時でも車内から網戸ごしに作業ができます。
今は試行中なのでフックは簡易なものですが、カラビナにするか、Ω(オメガ)タイプでリングに通すようにするか、そのあたりはまだ工夫の余地ありです。
何か良いアイデアがありましたら、ぜひご助言頂ければ幸いです。
ブログ村ランキングに参加しています。バナーをクリックしていただけるととてもうれしいです。
また、皆さまがいずれかの広告を1回クリックしていただけると今後のブログ維持につながります。
ご協力ありがとうございます!