ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

車中泊用LEDランプにスイッチ取付DIY

ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

先日、車中泊の車内照明について書きました。車中泊の照明はメインのサブバッテリーやポータブル電源から電気を取らず、別系統でそれぞれ単独で設置した方が便利ですよー、という内容です。

車中泊の車内照明の記事はこちら
sleepysheep-zzz.hatenablog.com


今日は、その中でもダイソーで1つ100円で買える、150ルーメンのUSB式ランプに、後付けでトグルスイッチを取り付ける方法について書いてみたいと思います。


半田こてでスイッチを取り付け

作業にははんだこてが必要です。はんだこてが無い場合はホームセンターなどで買いましょう。1000円くらいで買える20Wくらいのやつで十分です。
はんだこてを買うと、少しだけ「はんだ」がセットでついてきますが、はんだはすぐに使い切ってしまうので、別にはんだも買っておきましょう。

さて、ここで少しだけはんだのお話しを。すでにご存じの方は飛ばしてください。私も最初は知らなくて、はんだづけをするにあたって「へぇー、そうなんだ!」と改めて知ったことがあり、これは一応情報共有しておいた方がよさそうなので、書いておきます。

金属と金属をつなぐのがはんだですが、はんだの元々の素材は鉛とスズの合金です。これをはんだこてで熱すると溶けますが、溶けたはんだは表面張力の作用で玉のように「丸く」なろうとします。この時に、金属の表面に少しでも異物の膜があると、はんだが異物をはじいてしまい、はんだがうまく乗らないことになります。こうならないために、はんだと表面を融合させやすくするのが「やに」です。「フラックス」とも言います。すでにはんだの中にやにが混ぜてある「やに入りはんだ」も売っていますが、やに入りでもイマイチ広がりが悪いので、別にフラックスも買った方がいいでしょう。

フラックスにも種類があり、電子部品や電気に使うなら、白光「001-01」や「FS200-01」などを選びましよう。「FS200-01」の方は鉛フリー対応だそうです。一般金属用のフラックスは酸度がきついため、電子部品に使うと銅線や基盤が傷んでしまうようです。

フラックスの使い方は、はんだをつける銅線や基盤の部分にピンポイントでフラックスをはけで塗ってからはんだづけを行うだけです。フラックスを使う使わないでは、本当に雲泥の差で作業がはかどりますので、はんだこてを買うときには「はんだ」と「電子部品用のフラックス」もそろえてしまいましょう。



トグルスイッチは男心をくすぐる

材料は、ダイソーの100円ランプと、トグルスイッチです。トグルスイッチは電子部品のお店か、ネットでも買えると思います。うちはネットで10個単位で買いました。けっこう使い道があるので、多めに買っても送料無料だったら1個当たりは安いものです。

さて、ダイソーの100円ランプを買ってきたら、さっそく電球をばらします。半円球部分はねじ式なので回すとはずれます。すると中に基盤がみえますので、これを慎重にはずします。円の周囲を少したわませながら、隙間に細いピンなどを差し込んで引き出せば外れると思います。

配線はとても細いです。あまり強く引っ張るとすぐに基盤や配線が取れてしまいますので、ゆっくり慎重にやりましょう。

手順は簡単で、USBの配線コードを被覆をむいて、片方の配線を途中でカットしてそのカットした配線をトグルスイッチにはんだづけするだけです。
もとはUSBをつなぐと電源オンだったのが、間にトグルスイッチが入ることで、トグルスイッチで入り切りできるようになります。



次に、電球の本体部分に6ミリくらいの穴を開けます。ここにトグルスイッチのねじ部分を内側から通し、外側にワッシャーをかましてナットで固定します。

あとは基盤をもとに戻して半円球を取り付ければ完了ですが、基盤を戻す前に、配線部分にもうひと手間、配線が外から引っ張られてはんだづけした部分が取れてしまわないように、コードの通る部分にテープを巻くなどしてコードが動かないようにしておいたほうがいいでしょう。



スイッチの取付、いかがでしょう?
スイッチがあると車中泊時の使い勝手がうんと向上しますので、ぜひ時間のある時にトライしてみてください。


うちでは、このほかに、車載冷蔵庫の電源切り替えスイッチを同じように自作しました。
こちらも、運転席にいながら、走行中のインバーター電源と停車時のポータブル電源をスイッチ一つで切り替えができ、とても重宝しています。

車載冷蔵庫の電源切り替えの記事はこちら
sleepysheep-zzz.hatenablog.com


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