ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

加悦SL広場が3月末で閉園してしまった

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たいへんショックなニュースでした。
「加悦SL広場 2020年3月31日で閉園」

去年の秋に訪れたときには、閉園のお知らせはまだなかったと思います。
今まで「宮津海陸運輸株式会社」というところが管理運営していたんだそうです。

鉄道マニアでなくとも郷愁を感じられる場所

私自身は特に鉄道マニアというわけではなく、子どもたちが「機関車トーマス」にはまり、そこから各地にある蒸気機関車に触れ合う車中泊旅をしている中で、この加悦SL広場にも出会いました。


たしかに年々、お客さんは減っていたようです。特に京都・亀岡から天橋立方面へのびる京都縦貫自動車道が全線開通したことによる影響が大きいのではないかと思います。

かつては、亀岡から丹波まで自動車道に乗り、そこから福知山を経て加悦を抜けて舞鶴や天橋立に向かったのが、いまでは天橋立まで高速1本でひとっ飛びですから。



どうしても民間の企業努力では、こうした施設を維持管理するのはお金がかかりますので、来場者が少なければ継続は難しいんだろうと思います。


たとえば、名古屋の金城ふ頭にあるリニア鉄道館、京都の梅小路にある鉄道博物館、これらはJRが経営母体なので、入場料もそれなりですが管理はしっかり行き届いていると思います。

けれど、子どもたちが好きなだけ鉄道に触れることができ、本当の意味で鉄道を好きになれるのは、むしろ加悦SL広場のような施設だと思うのです。こういった貴重な施設こそ、国や自治体がお金を出して維持管理してくれれば。。。と切に願います。


是非また再開が強く望まれる

ここは、子どもだけでなく、親も一緒に楽しめて本当にいい場所でした。
なんというか、ノスタルジックな時間が流れていて、古い車両の木の床の油引きの匂いだとか、座ると深く沈み込む昔のベンチシートのビロードの感じだとか。
ラッセル車の高い高い運転席の窓から見える景色は、子どもたちの目にどんな空想の世界を見せてくれたことでしょう?
最近は、運転席は立入禁止にしてフェンス越しにしか見る事ができない施設が多いですが、それならJRの最前列から窓越しに運転手さんの背中を見ているのと変わりません。


最後に訪れたときは、わずかな距離ですが、現存する蒸気動力車を実際に動かしてくれて、私たちも客車に乗って線路を走る事ができました。
ほとんどの作業を地元のボランティアの方々やかつての鉄道員だった方々の協力で運営されているのをみて、鉄道の魅力を肌で感じる事ができました。


またここには、ミニSLの軌道もあり、子どもたちはここのミニSLに乗るのが大好きでした。


近いうちにまた行きたいねーと話しをしていたところだったので、子どもたちもとても残念がっていました。
どうか、また近いうちに営業が再開されますように。





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