ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

車中泊おすすめスポット〜伊豆編

ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。
今回は車中泊おすすめスポットの伊豆編をお届けします。

あらためて、静岡は魅力たっぷりのエリアだなと感じます。特に伊豆半島はおすすめです。


まず、伊豆半島への入り口として有名なのが修善寺です。昔は沼津から修善寺までけっこう時間がかかりました。バイクで伊豆を周る時は、とりあえず修善寺で1泊するのが常でしたが、今はとてもスムーズにアクセスできますので、修善寺は通過点のようになりました。

関西からでも1日め土肥あたりまで十分狙えます。少し頑張れば恋人岬の夕陽を楽しんでから、土肥に停泊というのもアリかもしれません。

恋人岬からは右手方向に遠く富士山が臨めます。夕日に赤く染まる駿河湾を隔てて富士山を望む景色もなかなか綺麗です。

恋人岬に行く場合、駐車場に車を停めてから岬までけっこう歩かないといけないので、特に夕日を狙うなら、早めに到着して余裕を持って岬を目指しましょう。せっかく来たのに、岬に向かう途中で日が暮れてしまうというのが案外よくあるみたいです。

伊豆での車中泊おすすめ停泊地

さて、土肥に泊まる場合、おすすめ停泊地は土肥港にある市営駐車場です。入場は無料ですし、駐車場の奥にトイレもあります。まわりは広い公園やグラウンドになっていて、公園内には世界一の花時計があり、遊歩道が整備されているので地元の方々もよく利用されているようです。車で少し走ると立ち寄り湯もあります。。土肥には地元の小さなスーパーはありますので、多くを求めなければそこで食材は手に入りますが、念のため、手前の街で買い物を済ませておくのが無難です。


土肥に停泊したら、翌日は天城トンネルから河津を抜けて下田を目指すルートをおすすめします。
2日めも見どころやおすすめが満載です。

まずは、土肥から伊豆市を経て天城トンネルに向かう途中にある「鈴木屋食堂」さん。

昔からやっている地元の食堂というたたずまいで、普通に走っていると多分通り過ぎてしまうかもしれません。お店の向かい側が駐車場なんですが、道からは駐車場が見えず、少し林の中へ入っていくような感じで砂利道に入ると、広い駐車場があります。



いかにも昔からある食堂というたたずまいです。猪肉の丼や、猪肉と野菜がたくさん入った田舎蕎麦が食べられるお店で、知る人ぞ知る人気のお店のようです。
土肥を朝に出発すると、少しお昼には早い時間に到着しますが、このあとの行程を考えて早めのお昼ご飯にしておきましょう。
うちは車中泊の朝はいつもゆっくりなので、ちょうどいい時間になりますが。

お蕎麦も素朴で美味しいですが、どうせならやはり猪肉をいただきましょう。野菜と一緒に煮込まれたおだしが何とも懐かしい味でした。
時間がゆっくり流れているような気がして、つい長居してしまいそうになるお店です。伊豆にきたな〜と、ほのぼの感じられるいいお店でした。



鈴木屋食堂さんから少し走ると、旧天城トンネルへの入口があります。

旧天城トンネルは車でゆっくり通ることもできますが、真っ暗なトンネルの中を人も歩いているので、できれば手前で車をとめて、ゆっくり歩いて通ってみるのがよいと思います。



歩いても5分ほどの長さのトンネルです。霊感スポットといわれると多少そんな気もしてきますが、伊豆の踊子たちもここを通ったんだと、いにしえのロマンを感じながら歩いてみるとよいと思います。


テルマエロマエのロケ地にもなった絶景露天風呂

天城峠を越えてさらに走っていくと河津にさしかかります。
ここは本日の目的地の一つである、河津七滝の露天風呂があります。
以前は露天風呂を専門にやっていたようですか、今は近くにあるホテルが露天風呂の管理をしていて、そのホテルのフロントで露天風呂の利用を申し込む形になっています。

ホテルの館内を通り抜け、滝に降りていく細い道を下っていくと、露天風呂への入口があります。この時点ではまだ服を着たままで、露天風呂へのゲートを過ぎた奥に、着替えのための小屋があり、そこで水着に着替えて露天風呂に入ります。もし、水着を持っていない場合には、ゲートのところで水着のレンタルがあります。子ども用の水着や水泳オムツも販売していました。

ここの露天風呂は、目の前に河津大滝の瀑布を眺めながら入れるのが一番のおすすめです。
テルマエロマエという映画のロケで使われた場所なんですね。たしかに、テルマエロマエのDVDを観ると、この滝をバックにお風呂のシーンが映っています。


滝を眺めるお風呂以外にも、深い洞窟の奥にあるお風呂など、いくつかの露天風呂があり、水着着用なので、家族みんなで一緒に楽しめるのがいいと思います。
うちの奥さんは水着姿になるのが大嫌いなんですが、ここのお風呂はまた行きたい!と言いますので、よほど気に入ったんだと思います。


私たちが旅したのは10月頃でしたが、河津は桜が有名ですので、今度は桜の時期に行ってみたいと思います。




河津の温泉をたっぷり堪能したら、次は下田を目指しましょう。下田が今日の停泊地です。


下田はご存知のように、幕末にペリーが来航した地です。その影響かどうかは分かりませんが、何となく開かれた文化を感じる街並みのような雰囲気があります。

かつてはとても貿易や観光で栄えた場所だったんだろうと思います。その残り香のようなものを感じる街です。過去に何度か伊豆半島を訪れましたが、個人的には伊豆の中で下田が一番好きな場所です。
ただ、昔あった雰囲気のいいジャズ喫茶店や、美味しい魚を出す小料理屋や、ちょっといかがわしい多国籍料理の店や、レトロでインチキ臭い古道具屋など、下田という街をそのまま体現していたそれらのお店は、いつの間にか無くなってしまいました。

それでもそこかしこに、面白い街である匂いを感じることは今でもできると思います。

下田は伊豆の中でもけっこう奥にありますので、関東からのアクセスも気軽にちょっと行くには遠いかもしれませんが、何とかまた町おこしを頑張って盛り返して欲しいと思います。


下田での停泊地としておすすめなのは、「道の駅開国下田みなと」でしょう。

道の駅としてはかなり広く、車中泊をする人も多いです。とはいえ、それほど治安が悪いとか騒々しいということもなく、割と安心して利用できる過ごしやすい方の部類だと思います。



さて、翌日はどう過ごしましょうか?
もう1泊するなら、伊東、熱海を観光して箱根か河口湖あたりで停泊してもいいですね。
3日目が最終日なら、下田から伊豆半島の東海岸をドライブして、午後3時ころまでに東名高速に乗れば、あまり遅くならずに関西へ帰れます。

伊東や熱海は昔、日本人の新婚旅行ブームの頃の行き先No. 1だったので、そういう雰囲気を味わうのも一つですね。
関西では、「♩伊東に行くならハトヤ、電話は4120(よいふろ)」というコマーシャルが有名でしたね。
熱川のバナナワニ園とかも、話しのタネに寄ってみるのも悪くないかもしれません。

どちらにせよ、伊豆半島の東海岸は、他とはちょっと違うマリンブルーの海の色ときらめく陽光が、独特の非日常感を味わえる場所です。
ぜひ、エアコンではなく窓を開け放って、風を感じながら走ってほしい場所です。




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