今回は手作り子ども椅子のご紹介です。
使うほどに愛着のわく子ども椅子
1つ目の子どもいすを作ったのが2016年のことです。子どもがハイハイをし出して、そろそろ椅子がいるなぁ、ということで作ったやつです。
座面までの高さは16センチです。
材料は家のリノベーションの時に出たツーバイエイトの古材と、飛騨高山の家具工房で買ったタモの丸棒のアウトレット材。なので、原価的には200円くらいでしょうか。
丸棒がはまる穴を同じ角度で開けないといけないところが、いすを作る時のポイントというか、そこさえクリアすればあとはそれほど難しい作業はないです。
いすの脚を同じ角度にすることを四方転びといって、大工さんや家具職人さんは四方転びのための治具を工夫されたり、いろいろ独自のノウハウがあったりするらしいけれど、ナチュラルハンドメイドが信条の私としては、あまり大げさな工具や治具を用意したり、完璧な精度を求めるわけではないので、そこはまあテキトーです。
前後左右から眺めて脚がゆがんでなければOK。
テキトーとは言っても、当てずっぽに穴を開けたらさすがに角度がゆがむので、ツーバイフォーの端材にガイド用の下穴を開けて、椅子の座面の裏に対角線を引いて、ツーバイ端材を対角線に仮止めして、下穴にドリルを突っ込む、という作戦です。
このやり方なら、斜めに開けた下穴に沿ってドリル刃が進むので角度は一定します。ただし、ドリル刃が24ミリほどあるので、気をぬくとドリルの回転に腕が持って行かれて、角度が狂います。そこだけ気をつけながら、ゆっくり穴を開けていきます。
自然素材で仕上げる
ニスや塗装はせず、オイル塗装と蜜蝋ワックスで仕上げました。
オイルはリボスメルドスとクノス3分つやがおすすめです。蜜蝋ワックスはビーズワックスとオイルを混ぜて作った自家製のやつです。
上の子どもが2歳半になり、1つ目のいすがそろそろ小さくなってきた頃、2人目が生まれたので、1サイズ大きめのいすをこしらえました。作ったはいいが、なぜか上の子は今だに小さい方のいすを愛用中です(笑)
こちらは3輪バギー。息子がまたがって遊んでる姿をイメージして作りました。
余り木を使ったので、材料費はタダです。
タイヤは、折りたたみ式キャリーのタイヤをはずして使いました。
前輪(ハンドル)は左右に70度くらいずつ回転します。
息子たちはこのバギーが大好きで、自分の後ろにぬいぐるみを乗せたり、2人でタンデムツーリングしたりしています。
制作から2年経ち、木肌がいい感じに飴色になってきました。
気をつけないと、寝転がってテレビを見ていると、タイヤで足の指を踏まれて悲鳴を上げるという人身事故がたまに発生します。
私はとっさによけられるのでまだ被害は出ていませんが、妻はまともに轢かれて絶叫し、子どもたちにブチ切れています。
今日も愉快な4人家族です。
ちなみに、Ken&Sho Handmade というのは、2人の子どもたちの名前から取っています。
正式には「健太郎&祥ノ介」です。
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