ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。
さて、今回はハイエースリビングの壁面収納についてお話ししたいと思います。
うちのハイエースは、リビングの壁面にウッドラックを作りつけて壁面収納しています。
これまで、いくつもの収納パターンを試してみました。
天井に吊り棚を設けてみたり、壁から棚を出してみたり。あるいは棚を可動式にしてみたり。
でも結局、リビングに物があること自体に変わりなく、頭をぶつけたり、いちいち物をどけたり、というのが車中泊のストレスでした。
そして最終的に、快適な車中泊のためには「リビングにできるだけ物を置かない」という結論に達しました。
リビングの一方の壁に収納をまとめる
うちはハイエースリビングの右壁面にウッドラックを設置して収納をまとめています。
ウッドラックを設けるための下地は、右サイドの窓枠に沿って、縦桟と横桟を鉄板フレームにボルト固定してあります。ボルトの穴は、もともとハイエースに空いているボルト穴を流用し、足らない部分は新しく穴を空けて、ターンナットを使って固定してあります。何十キロもの荷重がかかる訳ではないので、これくらいで十分大丈夫です。
下地の桟ができたら、そこに板を張っていきます。うちは杉板を使っていますが、このあたりは1×4でもいいし好きな板を張ればいいと思います。このウッドパネルに色々なものをぶら下げたり、ねじ止めしたり自由にアレンジできます。
うちは、はじめこのウッドパネルだけだったのですが、少しでも収納を増やしたいと思い、ウッドパネルの上半分をいったん外して、そこに奥行き15センチほどの壁面戸棚を作りました。
奥行き15センチというのは、ちょうどリアヒーターの出っぱりとツライチになる出幅です。
後部サイドの窓ガラスからリアヒーターの出っぱりまで最大限活用すると、奥行き約15センチのスペースがとれます。
このように、リアヒーターの出っぱりとツライチになるように壁面の出幅を合わせることで、右側の壁が機能的でフラットな収納スペースになります。
上半分の収納戸棚は丁盤で上に跳ね上げるようになっていて、ふたはマグネットでキャッチします。
生活に必要な物をコンパクトにまとめて収納
中は奥行きが15センチなので、サイズの大きなものは入りませんが、調味料をはじめ、ラップやアルミホイル、割り箸やストロー、ホットドリンクやスープ、洗剤など日用品を収納しています。
調味料は、お醤油、お酢、塩、オリーブオイル、ウスターソース、味の素、ガラムマサラ、七味、山椒、胡椒など。いずれも卓上用の一番小さなボトルのものを探してそろえてあります。
他にはマヨネーズやケチャップ、味噌なども積んであり、こうしたものがあるだけで、車内ご飯がグッとグレードアップします。
こうした日用品がサッと取り出せる位置にあるのは、車内ご飯の時にとても便利です。
戸棚の底面にはクッション材を敷いてあり、走行中の振動を吸収するようにしてあります。
下の戸棚にはプラスチックのコップやおわん、スプーンフォークなど。
中のものをすべて取り出した状態です。
戸棚の後ろ側に見える黒い部分は、断熱のための厚さ1センチのネオプレンゴムシートで、このゴムシートのすぐ裏側はガラス窓です。
つまり戸棚の背部には板はなく、ネオプレンゴムが背板がわりとなっています。
こうしてガラス窓ギリギリまで収納スペースとして使うことで、ハイエースの容積を最大限に活用できます。
壁面ラックに収納してある小物類をテーブルの上に並べてみると、こんな感じになりました。
改めて、沢山入ってるなぁと少し驚きました。
これだけのものが、リアヒーター周りのデッドスペースを活かした壁面収納に収まっているわけです。
いかがでしょうか?
ハイエースのリアヒーターの出っぱりは、荷室をリビングスペースとして使う際、微妙に邪魔な存在となりますが、今回のように壁面収納をリアヒーターの出っぱりとツライチに作ることで、リアヒーターの存在をほとんど気にせず、なおかつかなりの収納力アップになります。
皆さんも是非お試しください。
壁面断熱の記事も参考にしてみてくださいね。
sleepysheep-zzz.hatenablog.com
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