ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

ウォークインクローゼットを作ってみた

今回はウォークインクローゼット自作の記事です。

うちの寝室にあるウォークインクローゼットはドアがついていません。
先日、そろそろ衣替えしなきゃなぁとスーツやスラックスなどウール製品を点検していたところ、虫食い発見!
大切なスーツが4着もやられていました。

ショックです。完全に油断していました。これは防虫剤を吊さねば。

しかし、広さ1坪もあるウォークインクローゼットで、しかもドアがついていないので、防虫剤を吊るしてもあまり効果は期待できません。

防虫対策にクローゼットを自作

そこで、クローゼットをすっぽり覆えるように木で枠を作り、スライドドアで開け閉めできるようにすることにしました。
クローゼットの間口は高さ240センチ、横幅が170センチほどありますので、横幅60センチのスライドドアを3枚作る計画です。

ドアをスライドさせるための戸車やレール、ケーシング用の材木、コンパネなどをホームセンターで調達してきました。
ざっと材料費は1万円くらいかかりました。


精密な設計図はかけないので、あくまで現場合わせで調整していくしかありません。
先に枠をこしらえてしまうと、最終的にドアの寸法と合わなくなる可能性がありますので、先に3枚のスライドドアから作る事にしました。

幅90ミリ、厚さ15ミリの松材とファルカタ合板を使ってドアを作ります。
横幅の仕上がり寸法が600ミリの予定なので、左右の松材180ミリを引いて420ミリで合板をカットしていきます。
合板の高さは約1820ミリですが、このあたりは若干の誤差がどうしてもあります。
サイズを測ってみると案の定1823ミリでした。これに上下の松材180ミリを足すと、高さ2003ミリのドアになります。
ドアの下側にくる松材には、戸車のための刻みをあらかじめ開けておきます。
厚さ15ミリしかないため、ノミを使うと恐らく割れてしまいます。そこで、戸車の幅に合わせて8ミリの木工ドリルでケガキに沿って下穴をあけていき、おおよその刻みができた時点で、あとはノミを使って少しずつ削っていきます。スライドドアが乗ってしまえば下側は見えない場所なので、あまり精度は求められませんが、戸車自体がいがんでしまうと、スライドに影響が出ますので、まっすぐになるようにだけは気を付ける必要があります。

さて、合板と松材の接着は、木工ボンドと、松材のサイドに7ミリの下穴をあけて、70ミリのねじでファルカタ合板に横からねじ止めしていきます。
クローゼットの開け閉めに用いるだけなので、ドアそのものにそれほどの強度は必要ありません。
同じようにしてドア3枚を製作し、ボンドが乾くまでの間に、クローゼットの木枠の方の作業に移ります。


クローゼットの木枠の方も、幅90ミリ厚さ15ミリの松材を使用しました。ドアの高さが2003ミリなので、レールの高さと、戸車の高さ、そしてドアをはめ込むときの余裕の分を含めて7ミリとることにし、木枠の寸法は内寸で2010ミリとしました。


扉の戸車がなかなか曲者

下側の木枠にレールを3本固定し、上側は細い桟木を松材に後付けする形にしました。素人にはスライドドアがはまる溝を手作業で掘ることは不可能です。
ドアをはめてスライドさせてみると、ほんのわずかに上下の隙間に余裕がありすぎるようで、ドアをスライドさせると上下にわずかに跳ねて、レールから外れてしまいます。7ミリの余裕が大きすぎたみたいでした。
そこでドアの上側に隙間テープとフェルトを使って隙間を埋めるように詰め物をして、ドアがぶれたり跳ねないように調整しました。


今度はうまくスライドします。
白木のままですが、それほど違和感なく、むしろこのままの方がいい感じなので、塗装はせずにこれで完成ということにします。
さっそく、二人の子どもたちが興味津々でやってきて、ドアを開けたり閉めたり、そして、クローゼットの中に入ってドアを閉め、寝っ転がってキャンプごっこをはじめました。

子どもは本当に遊びの天才です。









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