ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

車中泊 車載冷蔵庫の選び方

ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。
今回は車中泊における冷蔵庫の威力と、車載冷蔵庫の正しい選び方について書いてみたいと思います。
 
暑い夏のシーズンだけでなく、1年を通じて車載冷蔵庫は車中泊やバンライフでとても威力を発揮します。また、泊まりがけの車中泊だけでなく、冷蔵庫があればバーベキューや近場でのバンライフや、普段の買い物などでも大活躍してくれること間違いなしです。

冷蔵庫導入のメリット

1.外で思いっきり遊んで汗をかいた時、乾いた喉を冷たい飲み物でうるおすことができます。
2.ごはんを食べたあと、ヨーグルトやゼリーなどの冷たいスイーツを楽しむことができます。
3.車で通勤している方なら、夏場はお弁当が傷みやすいですが、冷蔵庫の中に入れておけば安心です。
4.買い物の際、要冷蔵や要冷凍の食材を家まで安心して持って帰ることができます。買い物の帰りに寄り道しても腐る心配はありません。
5.車中泊の夏の夜に、キンキンに冷えたビールを好きなだけ飲むことができます。
6.車中泊の朝食に牛乳やジュース、ハム、生野菜、ヨーグルトなど、家と同じようなメニューが食べられます。
7.アイスノンなどを冷やしておき、寝苦しい夜にアイスノンを枕元に敷いて寝ることができます。


あれこれ書きましたが、要するに、車中泊やバンライフに車載冷蔵庫はとってもおすすめなんです。
もし、購入を迷っておられる方、ぜひ今年こそ冷蔵庫を買いましょう!

冷蔵方式の違いで見る車載冷蔵庫の種類

車載冷蔵庫といってもいくつか種類があり、どれを選べばいいか迷うところだと思います。
大きくわけると、冷蔵庫の冷却方式には、コンプレッサータイプ(直冷式・間冷式)とペルチェ方式という3つのタイプがあります。
あと、カセットボンベを使うタイプもありますね。

コンプレッサータイプというのは、コンプレッサー(加圧機)をモーターで動かし、銅管の中に詰められた冷媒(フロンなど)が移動することで冷却します。
その中でも直冷式は冷蔵庫の内側の壁に管が直接張り巡らされているタイプで、もっとも冷却能力が強いです。とてもよく冷える分、霜がつきやすいという特徴があります。
よくあるアイスクリームを売っている冷凍庫がこの直冷式ですね。


間冷式の方は冷媒で冷やした冷気を、ファンを回して冷蔵庫内に送る方式です。家庭用の冷蔵庫がこのタイプです。


一方、ペルチェ方式というのはペルチェ素子という電子部品に電気を流すことで、物質から熱を奪う性質を利用した冷蔵庫のことをいいます。
ペルチェ方式は冷蔵庫を小型化できるという利点と、冷蔵庫の作動音がほとんどしないという点がメリットですが、冷却能力はそれほど高くないようです。


カセットボンベを使うタイプは、車内での利用はできませんので、今回は対象外とします。

断然、直冷式コンプレッサータイプがおすすめ

さて、車載冷蔵庫としてどのタイプを選ぶかですが、一番おすすめなのは、直冷式のコンプレッサータイプです。
最近は消費電力、静穏性、小型化、そしてコストダウンがどんどん進歩して、一般庶民の私たちでも何とか手が届くコンプレッサータイプが出てきました。
車載冷蔵庫で有名なのは「エンゲル」社製ですが、有名ブランドの冷蔵庫はお値段もそれなりです。そして、有名ブランドだから壊れにくいか?というと、決してそうでもないようなのです。

有名ブランドでも壊れるときは壊れます。


そう考えると、ブランドにこだわるよりも、使い勝手と性能と価格のバランスで選ぶのがいいと思います。

車載冷蔵庫を選ぶ時のポイント

冷蔵方式

先ほども書きましたが、冷蔵庫には大きく、コンプレッサー方式やペルチェ方式、カセットボンベ方式などがあります。おすすめは直冷のコンプレッサータイプです。
冷蔵庫の内側の壁に冷媒の管が通っていて、直に庫内を冷やすタイプです。コンプレッサーの能力にもよりますが、このタイプなら車載冷蔵庫で氷を作ることも可能です。
つまり、冷蔵庫といいながら冷凍庫としても使える性能を持つ訳です。
人によっては、車載冷蔵庫で昼の間に氷を作り、その氷をクーラーボックスに入れて、保冷しながら車中泊をしている人もいるようです。

内容積(特に高さ)

車載冷蔵庫を選ぶポイントの2つ目は、ペットボトルや牛乳パックが縦に入るか?
これは結構重要なポイントなのです。
クーラーボックスにせよ車載冷蔵庫にせよ、物の出し入れの際に蓋の開け閉めによって冷気が外へ逃げていきますから、出来るだけ開閉は短くしたいのですが、小さな容積にあまり食材や飲み物を詰めすぎていると、下のものを取り出すためにいちいち手前の物を出さなくてはならないのが面倒ですから、ドリンク類はなるべく縦に入れられる方が望ましいと思います。
特に牛乳パックは一度開けると横に寝かすことができないので注意しましょう。

消費電力

車載冷蔵庫の消費電力は、車中泊での持続的な使用においてとても大切な情報です。もちろん少しでも省エネの方がありがたいわけですが、どうしてもコンプレッサータイプは起動電力といって、コンプレッサーが動く時に電気負荷がかかりますから、通常の定格消費電力の他に、起動電力のことを考慮に入れておかなければなりません。
定格消費電力が35〜40Wほどだとしても、起動電力は80〜100Wくらいかかる場合があります。
このことは、冷蔵庫選びと同時に、冷蔵庫の電気を何でまかなうか?ということとも関係してきます。

給電方式

先ほど書いた通り、冷蔵庫の電気を何でまかなうか?ということはとても大事な問題なのですが、このことは冷蔵庫の給電方式とも関係してきます。
つまり、冷蔵庫がAC電力、DC電力の両方に対応しているか?ということ。さらに言えば、DC12ボルトだけでなく24ボルトにも対応していれば、より幅広い給電方法を考えることができます。場合によってはソーラーパネルから直接冷蔵庫に電力供給することもできると思います。

メモリー機能

案外大切なのがこのメモリー機能です。
つまり、冷蔵庫の電源が切れたあと、次に電気が入った時に直前の設定を記憶しているかどうか?ということです。
安物だと、毎回電気が入るたびに温度設定を一からしなければならない場合があるのです。これは地味に面倒くさいです。


うちが選んだおすすめ冷蔵庫


F40C4TMP 車載冷蔵庫 18L -22℃~10℃ 2WAY電源対応 車載冷蔵冷凍庫 12V 24V ポータブル冷蔵庫 静音 AC/DC 家庭用電源コード・車載用電源コード付き アウトドア冷蔵庫 取扱説明書付き


この冷蔵庫を実際に使用したレビューを下記に掲載していますので、よろしければそちらも参考にしてください。

www.amazon.co.jp


実売価格は25000円くらいです。
容量は18リットルで、家族4人で使う場合、牛乳パックとジュースの1リットルパック、ビール2〜3本、ペットボトル2本くらい、レタスや生野菜、スライスチーズ、500ミリのヨーグルト、あとゼリーなどのデザートを3つ4つ、大きめの保冷剤2つ。これくらいは十分入ります。

もう一回り大きな25リットルサイズもあります。フタの高さが変わるだけのようですので、置き場所が大丈夫なら25リットルを選ぶのもアリかもしれません。


うちが買った冷蔵庫は、冷凍能力がマイナス22度までのいわゆる冷凍冷蔵庫です。
これは、冷凍と冷蔵を同時に使えるという訳ではなく、冷凍で使うか冷蔵で使うかどちらかという意味です。


冷凍に達するスピードが速いので、普段は冷蔵庫として使い、買い物で冷凍食品を買ったときなどは温度設定を冷凍にして使うという使い方ができます。


また、マイナス2度くらいに設定しておくと、パーシャル室のような感じになります。
生野菜は一番上のフタ近くに入れておけば、何とか凍らずに保てますが、壁面に冷媒が通っているので、野菜が直接壁面に触らないように注意が必要です。
うちは何度かレタスを凍らせてしまったことがあります。

このマイナス2度くらいの設定で、庫内の壁面に缶ビールを入れておくと、それはそれはキンキンに冷えたビールを楽しむことができます。


少し話がそれますが、最近、とても美味しい発泡酒に出会いました。
それは「サッポロ GOLD STAR」という銘柄です。

はじめて飲んだ時は、あまりのクリーミーさにびっくりしました。
あまりビールの味を知らない奥さんが、

「これ、めちゃくちゃ美味しいやん❗️」

と虜になったほどです。
生ビールに近い感じの飲みやすさで、かつ発泡酒特有の発泡酒臭さがあまりないのが特徴です。

こんなに美味しくて、350ml1本100円ほどで買えるとは驚きです。

皆さんもぜひ一度お試しください。もちろん車載冷蔵庫でキンキンに冷やして!


F40C4TMP 車載冷蔵庫 18L -22℃~10℃ 2WAY電源対応 車載冷蔵冷凍庫 12V 24V ポータブル冷蔵庫 静音 AC/DC 家庭用電源コード・車載用電源コード付き アウトドア冷蔵庫 取扱説明書付き



車載冷蔵庫と電源について過去に記事をまとめています。
よければそちらも参考にしてください。
sleepysheep-zzz.hatenablog.com
sleepysheep-zzz.hatenablog.com



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