夫婦と子どもの4人家族で、ナローボディのハイエースをいろいろ自作したり工夫して、車中泊とバンライフを楽しんでいます。
さて、今日は私たちが住んでいる琵琶湖の湖西側にある、地元のおすすめ車中泊スポットをご紹介したいと思います。
まずは家から10分ほどの道の駅「妹子の郷」から。
身近な場所でバンライフを楽しむ
ここは琵琶湖の西側、いわゆる湖西バイパス沿いにある道の駅で、旅行者の人はもちろん、仕事でバイパスを使う人にとっても数少ない休憩ポイントになっているので、車の出入りは多めです。
道の駅は変則的に建物の前側と後ろ側で高低差があり、メインの駐車場は建物の2階部分になります。建物の裏側にエレベーターと階段が設置されていて、1階に降りると建物の裏側に少し小さめの駐車場があります。
小さい方の駐車場は比較的車の出入りが少なめなので、もし車中泊で利用されるなら、裏側にある小さい方の駐車場が静かかもしれません。
ただし、おトイレは2階側の駐車場に面していますので、トイレに行くのはちょっと不便になります。
広い方の駐車場は、トレーラーや大型トラックも入れるほどの大きさがあり、そういう点でも日本海と関西を往復する長距離ドライバーの立ち寄りスポットになっているようです。
ローソンが入っているので、買い物には便利です。
道の駅からは比良山系の山並みが間近なので、晴れているととても気持ちいい景色が楽しめます。
このあたりから湖北に向かうバイパス沿いは、左に比良山のパノラマ、右手に琵琶湖のきらめく水面と、なかなか日本離れした景色が楽しめるドライブコースで、周辺は別荘地帯になっていて、関西圏内から週末レジャーで訪れる方も多いエリアです。
次におすすめしたい地元スポットは湖西バイパス真野インターからすぐの、「神田神社」です。
堅田の真野普門にある古い神社で、神秘的な佇まいの池のほとりに、ひっそりと鎮座している古い社は、どこか底知れぬエネルギーを感じるパワースポットです。
神社だけでなく、そばにある池や小高い山など、全体が一つのヒーリングスポットのような気を感じるのです。
滋賀は歴史を感じるスポットが盛りだくさん
神社の起源をみると、1370年建立で、素戔嗚や彦国葺命などを祀る神社とのこと。
素戔嗚を祀る神社は、これまでいくつも見てきましたが、どれも好きな神社ばかりです。
NHK大河ドラマ麒麟が来るの明智光秀で、琵琶湖の坂本あたりにスポットが当てられていますが、滋賀には比叡山延暦寺や三井寺、小野妹子、浅井三姉妹などなど、重要な意味を持つ人物や出来事が度々歴史上に登場しています。
日本一大きな琵琶湖と比良山系とにはさまれたこの土地は、舟を使えば琵琶湖の東側との交易、さらに伊賀の山を抜けて三重や伊勢、奈良などとも繋がります。また湖北から福井小浜にも近いため日本海と交易があり、その産物は京の都にも繋がっていきます。
滋賀は古くから歴史の要所だったことがうかがいしれます。
神社と隣接する池はやや複雑な形をしていて、神社の境内は池のほとりを歩いて巡るようにして、池の奥へと導かれていきます。
そこは、一面苔むした深い森になっており、昼間でも薄暗いのですが、不思議と怖さは感じず、むしろ苔の大地に包まれているような、あたたかい柔らかさを感じるのです。まるで胎内にいるような感じといえるかもしれません。
池には、ヒシの実がたくさんあります。
ヒシの実ってご存知でしょうか?
漢字で書くと、「菱」ですね。
初めて実物を見たときは、これがヒシだと分からず、何か動物か魚の骨か?と思ったくらい、ちょっと珍しい形をしていますよね。
菱形という図形はまさにこの実の形ですし、三菱というのはこのヒシの実が3つ並んだ様子を表しています。
昔の忍者は、追手から逃れる際にこのヒシの実を地面に投げました。それが「まきびし」です。
それほど、日本人にはいろいろと馴染みの深いヒシの実ですが、案外、実物は知らない人が多いようです。
今回、住んでいる近くのスポットに焦点をあててみて、改めて地元の素晴らしさを実感できました。
普段何気なく通り過ぎてしまう地元のスポット。コロナを機に、皆さんも地元再発見してみませんか?
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