3型ハイエースのナローボディを色々と工夫して、家族4人で車中泊とバンライフを楽しんでいます。
今回は、我が家のコンロの変遷を振り返りながら、車中泊におすすめのコンロについて考察してみたいと思います。
まず、冒頭の写真。知る人ぞ知る「キャンピングガス」の携帯ストーブです。もう35年くらい前になりますが、学生時代はこのストーブと、同じくキャンピングガスのランタンをセットで使用していました。
ワンゲル部ではホエーブスが主流でしたが、予熱を含め取り扱いが面倒だったのと、オートバイで野宿しながら放浪していた時代、できるだけ荷物を減らすためにこのストーブを愛用していました。
時代は移り、製造元のキャンピングガス社は無くなってしまい、専用のボンベ缶が手に入らなくなりました。
世の中には愛好家がいるようで、カセットボンベからアタッチメントを使って古いボンベにガスを移す方法が紹介されており、つい数年前までうちでも古いボンベにガスを移し替えて、現役でつかっていましたが、次に紹介するSOTOのコンロを見つけてからは、カセットボンベがそのまま使える便利さに負け、そちらをメインに使っています。
カセットボンベは全国どこでも手に入る
これがSOTO ST310という携帯コンロです。
一番の特徴はカセットボンベがそのまま使えるということ。この手軽さ、全国どこでも燃料が手に入る安心感。万一燃料切れしても、コンビニでカセットボンベが手に入ります。
話しは少しそれますが、バックパッキングで飛行機に乗る場合、カセットボンベやホワイトガソリンは持ち込むことができませんが、このコンロなら燃料は現地で調達することができるので、コンロだけリュックに積んで旅に出ることができます。
ボンベをはずすとコンパクトにたため、専用の袋に収納できます。
点火はガス調節つまみの下の方に付いている黒い突起部分をカチッと押すことで、プラグがスパークするしくみです。電池は不要。
突起がやや押しにくい場所にあるのが唯一の難点でしょうか?
一度火を消してから、再度火をつけようとする時に、ちょっと点火スイッチが押しづらいんですよね。
ちなみに、4本の脚がそのまま五徳を兼ねたデザインになっていて、スチールの脚は多少熱を持ちます。純正ではスチールの脚が剥き出しになっていますが、うちは熱帯魚用のシリコンチューブを1mほど買ってきて、スチールの脚にチューブをはかせました。足元のズレ防止とクッション、多少の断熱の意味です。
燃料を統一することがポイント
もう一つのおすすめコンロは「イワタニJRフー」というカセットコンロです。(現在は「イワタニ プチスリム」という商品名で売り出されています)
通常のカセットコンロより一回り小さく、20センチ×24センチくらいの大きさが、車内で使うのにちょうどいいサイズです。
火が外に向かうのでなく中心に向かうタイプなので、弱火でも効率よく熱が伝わることと、鍋の外に火が出ないので、車内で火を使う時に安心感があります。
うちはこのコンロを収納ボックスの中に仕込んで、ボックスから出さずにそのままお湯が沸かせるようにDIYしました。
車中泊における火の取り扱いは、うちのように小さな子どもがいる場合は特に気を使います。ハイエースの場合、後部のリビングスペースでは火を使わず、後席のエンジンカバーあたりで使うようにして、子どもたちが絶対近寄らないようにしています。
それと、火を使うシチュエーションは基本的にお湯を沸かすくらいに留めるようにして、本格的な調理はしないようにしています。
このあたりはやはりキャンピングカーのようにはいかないですが、それでも車内でお湯が沸かせると、かなりメニューも広がりますし、温かい飲み物も作ることができます。
車中泊やバンライフにおけるコンロの存在は、1.できるだけコンパクトであること
2.取り扱いが簡単にできること
3.コンロやケトルなど素早くセットできること
つまり、できるだけ家のキッチンと同じレベルで使いやすく、しかも出し入れが容易であることを目指して、導入を考えると良いと思います。
収納一体型コンロ自作の記事をアップしていますので、こちらも参考にしてください。
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