ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

車中泊の費用と節約のコツ

ハイエースのナローボディを色々と工夫したり自作して、4人家族で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

さて、今日は車中泊費用と節約について考えてみたいと思います。

皆さんは車中泊の予算、どれくらいでしょう?
みんなそれぞれですので、一概に言えないとは思いますが。

車中泊費用の内訳は

大きく分けて車中泊の費用は、
1.食事代
2.燃料代、高速代(交通費)
3.現地でのレジャー費用
4.お風呂
5.お土産や買い物
6.その他細々した雑費

こんな感じでしょうか?


これらを合わせた旅の予算は、うちの場合1泊2日で1〜2万、2泊3日で3〜5万、3泊4日で4〜7万くらいみています。家族4人での金額です。

1泊と2〜3泊で予算に開きがありますが、1泊の場合は行き先が近場中心になり、2〜3泊では家から遠い場所を目指しがちなので、高速代と燃料代が増えるからです。


各予算の下のライン、つまり2泊3日で3万、3泊4日で4万というのは、およそ1日1万という目安です。ただ、この中に高速代や燃料代も含んでいるので、それを差し引くと残りは食事代とお風呂、その他雑費。かなりセーブめの金額に思えますが、それでもケチケチ旅行ではなく、それなりに十分贅沢な気分が味わえます。
前回1月に冬の能登から金沢を旅した時は2泊3日で能登のお蕎麦、金沢の中央市場のお寿司、近江町市場のおでんと沢山ご馳走をいただき、石川の美味しい地酒を2本お土産に買い、それでも支出は3万以内でした。
要は工夫次第です。


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車中泊費用節約のポイント

それでは具体的な節約のポイントを考えてみたいと思います。

1.食事代節約のポイント

旅の食事くらいあまり気を使わず食べたいものです。
工夫の余地としては毎回の外食をやめ、メリハリをつけることです。今回はこれを食べに行こう!みたいなご馳走計画をたてて、その他は少しセーブするとトータル金額はあまり変わりません。


うちは信州に旅する時によく松本駅前の「しきみ」という鰻屋さんに行くのですが、ここのうなぎが本当に絶品なんです。
ここのうなぎを食べたら、病みつきになること間違いありません。浜松の老舗の鰻屋さんにも行きましたが、しきみのうなぎの方が断然美味しいです。
うなぎを家族でとなるとかなり予算はかかりますので、その分他の食事は抑えめにします。でも旅から帰ったあとも、しきみのうなぎを食べた喜びがしばらく続きますから、満足感が大きいです。


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旅先でファミレスや回転寿司というのも決して悪くはないですが、それでも家族で4〜5000円かかる訳ですから、1回は車内ご飯にして、1回は思いっきりご馳走を食べる方が思い出に残りますし、舌の記憶にも残ります。


もう一つ、食事代で案外見落としがちなのが、実は朝ごはんと飲み物、そしておやつ。
旅先でついコンビニで調達しがちですが、コンビニはほぼ定価なので、随分割高になります。
朝に食べるパン類やジュース、牛乳、ヨーグルト、ハム、チーズ、サラダ用のカット野菜、スナック菓子やおやつなどは、なるべく家から持っていくか、旅の前に地元の安いスーパーで買っていく。それだけでも2000〜3000円の差がでます。あと、調味料を車に積んでおくと、旅先で要らぬ調味料を買わずにすみます。今までに何度醤油やマヨネーズのミニボトルを買ったことか。。。

2.燃料代、高速代

同じ目的地でもいくつかの選択肢があり、選び方では高速代に差が出てきます。
例えば関西から信州へのルートは中央道がメインですが、北陸道経由の高山から松本を目指すと高速代が安くなります。
ところどころ高速を使いながら、途中の街道の風景を楽しみながらのんびり走る旅も、新たな出会いがあって面白いものです。


この他に工夫の余地としては、例えば金曜日の夜に出発して、目的地手前のSAで停泊し土曜の朝に高速を降りるようにすれば、高速代が休日割引になり割安です。

3.レジャー費用

テーマパークに行くことが目的であればハナから出費は覚悟の上ですが、そうでないちょっとした遊びにもそれなりにお金がかかります。
けれど、案外子どもたちの記憶に残っているのは、地方の運動公園のスライダーだったり、朽ちた蒸気機関車の運転席だったり、海辺で拾った貝殻だったりするんです。

家族で車中泊、という場合、大人も子どもも何処かに行って何か特別なことをしなくてはいけないという強迫観念を捨てた方がいいと思います。

子どもにとっては、旅の物語が大切であり、旅を家族で楽しむ時間そのものが大切なのです。それはお金をかけなくても手に入ります。


うちがよく行く旅先での遊び場所は、

地元の総合運動公園にある子ども向け遊具
地方のお菓子作りなどの工場見学
常設展示してある蒸気機関車
各地の飛行場や航空プラザ
人の少ない小さな浜辺
鮮魚が泳ぐ水槽のある海産物センター


こういう場所はお金がかからず、子どもたちは大喜びで、そして大人もそれなりに楽しめます。

私の持論ですが、実在する世界にまさるテーマパークはないのです。
テーマパークの擬似体験よりも、実世界のリアルな体験の方がよほど子どもたちの感受性を育ててくれます。

4.旅先でのお風呂

お風呂は実は地味にお金がかかる部分です。
温泉を楽しむためならともかく、小さな子どもたちは源泉かけ流しの熱めの温泉はまだ嫌がりますし、うちでは2人の子どもを私がお風呂に入れますので、いつもドタバタで自分は頭と身体を洗うのがやっとの状態です。


車中泊で入浴施設を利用すると、家族で1回3000円くらいはかかります。また、入浴に伴うお風呂セットや着替えの準備と片付けなども案外面倒なものです。

ほとんど身体を洗うためだけの入浴に3000円払うのはちょっともったいない気がします。特にドライシャンプーとドライ石けんを使うようになってから、車中泊で毎日のお風呂は不要になりました。さすがに旅の間ずっとお風呂なしというのは不衛生ですが、1回飛ばすだけでも随分予算を抑えることができます。

ドライ石けん&ドライシャンプー


いかがでしょう?
食事代で3000円、交通費で往復4000円、レジャー費用で5000円、お風呂で3000円、トータルすると15000円くらいの節約になります。
これで、今までは2泊3日4〜5万円かかっていたのが、3万円ほどで行けるようになりました。
お金が浮いた分、旅の回数が増えたので結局は変わらないんですが。。。(笑)


皆さんの節約術も是非教えていただけると嬉しいです。




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