ハイエースのナローボディを色々と工夫したり自作して、4人家族で車中泊やバンライフを楽しんでいます。
今回は旅先で美味しいお店を見つけるコツについてご紹介したいと思います。
皆さんは、旅先でのごはん屋さん選び、どうされていますか？
うちはこれといって気にして選んでいるわけではないですが、入るお店はかなりの確率で当たります。
いや、あたるといってもお腹を壊す意味じゃありませんよ。
美味しいお店に出会うということです。
ネットで下調べとかせずに、たまたま入ったお店が美味しくて、あとから調べたら口コミの店だったということが結構あります。
勘は勘でも訳がある
ただの勘なんですけど、勘は勘なりに、そういうお店に共通するポイントが何かあるんじゃないか？と思い、今回は旅先で美味しいお店を探すコツについて少し考えてみることにしました。
お店を見た時に「このお店はいけるかも」と何となく感じるんですが、この勘はいつから身についたんだろうと考えてみますと、自分の場合は子どもの頃の父親の影響が大きい気がします。
父親は給料が出ると時々、幼い私を連れてご飯を食べに連れて行ってくれました。私に食べさせるというより自分へのご褒美的な要素が強かったのかもしれません。どちらかといえば貧しかった思い出の方が多い子ども時代ですが、父親と入ったお店の記憶は食べたものの味だけでなく、お店の雰囲気や店員さんと父親との軽いやりとりまで記憶の奥に残っています。
父が好んで入るお店は、高級な店はひとつもなく、庶民的なお店ばかりなのですが、これが安くてうまい。
父に連れられて店まで歩く道中の景色、店に入る時の店構え、店内に入った時の匂い、色んなものが幼い身体に染み込んでいったのかもしれません。
それでは、私なり美味しいお店の探し方のコツをお伝えしたいと思います。
あくまで独断ですので、その点はご了承下さい。
美味しいお店選びのポイント
さて、美味しいお店探しの一つめのポイントは、空腹な状態で探さないことです。
たいていの場合、お店を探す時というのは既にお腹が空いてる状態なので、勘が狂いやすいのです。だから、お腹が減ってから店を探すと失敗しやすいです。
以前「旅先のはじめての場所で土地勘をつかむコツ」について書きましたが、はじめての町に行く時は、最初にサーっと町の中を車で流して、町の感じをつかみつつ、どんなお店があるか軽く見ておき、候補をいくつか見つけておくようにしています。
旅先で土地勘をつかむコツの記事
sleepysheep-zzz.hatenablog.com
2つめのポイントは立地の目星をつけることです。
地元の人が集まる場所の周辺には、地元の人が日常的に使うお店があります。観光客狙いの店ではなく地元の人向けのお店。
そういうお店は駅前か、駅から伸びる商店街の中、あとは町に市役所とか大きな会社や工場などがあるなら、そういう場所の周辺を探します。地方の町なら、仮に駅前駐車場に車を停めても料金は1時間300〜400円ほどです。それで家族でぶらぶら商店街を歩き、いったんアーケードの端まで行ってから、帰り道に目星のお店に入るというのが、うちがよくやるパターンです。
3つめのポイントは店構えと清潔さです。
店の建屋や暖簾、店前のちょっとした植え込みや草花などが綺麗にしてあるかどうかは大切なポイントです。
地元の人に愛されるお店はいつもきれいに掃除してあるものです。
こういうお店には調理を仕切る旦那さんがいて、フロアや接客を仕切る奥さんがいて、手が空けば奥さんが店の前を掃いたり、トイレを掃除したりして、お店は清潔に保たれていることが多いです。
4つめのポイントは店の規模や雰囲気で見極めることです。
これは単に私の過去の経験からの教訓なのですが、一軒家的な店と、長屋的なテナントのお店では、前者の方が当たりの確率が高いです。
カウンタープラスアルファしかないお店の場合、カウンターのすぐ裏側で狭い調理スペースで料理することになり、動線的にも調理パフォーマンス的にも美味しい料理ができそうにありません。
あ、実は私、一応調理師免許を持っていて、自分が作る側の視点も多少混じっていると思います。
ちゃんとしたものを作ろうと思ったら調理場は客席とは別に作らないといけません。
5つめのポイントはあまり行列しているようなお店は避けることです。
調理師も人間なので、作る料理にはその人が出ます。あまり人気店すぎると、一つ一つの料理に対するエネルギーは相対的に減っていきます。散々並んで食べた割に大したことなかったという経験がよくありますが、これは無理からぬことだと思います。
以上、自分なりの独断も含めて、美味しいお店を選ぶコツを書いてみました。
この他にも何かいいコツがありましたら、是非教えていただけると幸いです。
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