ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

コロナ対応 新行動様式による車中泊のポイント

ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。
今回はコロナ禍における車中泊のポイントについて考えてみたいと思います。

他国に比べ日本は、国家的な強制ではなく、あくまで国民の自主自律による行動自粛で感染を防いだという、世界に誇るべき国民性を改めて感じました。


しかし、まだまだコロナとの闘いは続きます。これからは、国民一人一人が「新たな生活様式」を意識し、日常生活にしっかり定着させていかなければいけないと思います。
このことは、車中泊やバンライフ、ひいては旅のあり方そのものにおいても同じです。


医療関係に従事する職業柄、医療機関における新行動様式のマニュアルを策定し実行しているところですが、これはその車中泊版といえるでしょう。

車中泊版新行動様式のポイント

1つめのポイントは、当たり前のようですが、マスクの着用です。人と接する際や会話する際に、双方がマスクをしていれば感染防護に大変効果があります。これがどちらか片方しかマスクをしていないと、万一発症した場合に濃厚接触者扱いとなります。

車中泊で車外に出る時は必ずマスクをつける。

服を着ることや靴を履くことと同じくらい当たり前のこととして、外出時はマスク着用が基本です。

ここでマスクについての注意点ですが、布マスクは相手のクシャミのしぶきと共に飛んでくるウイルスを防ぐ意味はありますが、単にウイルスを防護する上では、ウイルスを人の大きさとすると、布マスクの網目は3階建てのビルくらいの大きさがあり、全然効果がありません。
もし布マスクを着ける場合は、内側に1枚不織布をはさんで使うようにしましょう。
ようやくマスクの流通も手に入るようになりつつありますので、できればサージカルマスクを使う方がベターです。
うちは、布マスクに不織布を2枚重ねで使っています。



2つめのポイントは他者との距離を保ち、人混みは避けることです。これまでの抑圧したステイホームの反動で、これから夏にかけて人の動きは必ず増えます。クラスターと呼ばれる密接した場所での集団感染を避けるには、そういった場所には行かないことです。車中泊の途中、立ち寄ろうと思った場所が予想外に混雑していたなら、潔く諦めて行き先を変える勇気を持ちましょう。


いわゆる観光地を回る旅から、感性を磨く旅、子どもや家族との時間を楽しむ旅、自然の中に身を置く旅など、新たな旅の形へとシフトしていきましょう。


具体的に人混みとはどれくらいを言うでしょうか?

繁華街、商店街、美術館、観光地のお土産通りなど、人と肩が触れたり、前から来る人をよけて歩かないといけないくらいだとアウトですね。


車中泊の旅先での外食ですが、店の規模や客席数のおよそ6割までの客数なら、店で食べてもいいと思います。食事している時は全員マスクを外すので、ややリスキーと言えますが、左右のテーブルに間隔を空けて座れば問題ありません。
とはいえ、できるだけ外食は控えるに越したことはないので、テイクアウトをうまく使うようにしましょう。


3つめのポイントはこまめな消毒と、手洗い、うがいです。
医療機関での感染防護上、とても大切なのがドアノブ、手すりなど不特定の人が触れる部分の消毒です。

車中泊においても同じで、できるだけ不特定の人が触るところを触れないようにすること。そして、携帯用のアルコールジェルなどを携行するようにして、こまめに手指を消毒することと、お手洗いなど水場に寄った時はまず先に手洗いとうがいを。

よく、ディスポ手袋が有効と言われますが、実は手袋をしている方が感染しやすいという統計データがあります。手袋やガウンは脱ぐ時にウイルスが手に付着しやすいのです。プロの医療者でもそうなのですから、下手に手袋をするよりはこまめに手洗いや手指消毒する方が安全です。

案外見落としがちなのが設備への接触

もう一つ、案外落とし穴なのが、タブレットやキーボードなどを介した感染や、ボールペンなどの筆記具を介した感染が案外多いということです。
このことは車中泊においても注意が必要です。
例えば銀行のキャッシュコーナーのタッチ画面、コンビニのサービスコーナーのポット、自販機のボタンなどなど。
生活の中に、こうした指先感染の危険がある場所は他にもたくさんあります。
いちいち避けていられないのと、その都度手洗いすることは難しいので、やはり手指消毒剤を携行するのがオススメです。


この他に、備えつけのボールペンを介した感染も数多く報告されており、安易に備えつけのものを触らないよう注意が必要です。


4つめのポイントは毎日の検温と行動の記録です。車中泊においても、体温計を持参して毎日体温を測りましょう。体温を測った後は、息をとめて30秒我慢してみます。もし肺炎の兆候があれば、30秒の息止めはとても苦しく、咳き込んだりあえいだりするはずです。あとは、味覚や匂いの変調がないかも日々確認しておきましょう。そして、簡単でいいので、どこへ行きどんな場面で人と接触したかを記録。これは、万一発症した場合に感染元をできるだけ追跡できるようにするためです。

こうした記録は、旅の時だけではなくできれば日常的にノートなどに家族の体温と、日毎の行動をごく簡単に書いておくことをオススメします。

万一症状が出てPCR検査を受けなければいけない場合や医療機関を受診する際には、必ず2週間さかのぼりの健康状態と行動を聞かれます。それも自分だけでなく同居家族全員のです。


車中泊のためだけでなく、これからの新しい生活様式として、日々の簡単な記録を習慣化しておくといいですね。



5つめのポイントは、万一熱や症状が出た時の対処方法を認識しておくことです。
自分や家族に熱が出た、呼吸困難がある、味覚障害が感じられる。。。

さて、どことどこへ連絡したらいいでしょう?
PCR検査の申し出は医療機関はしてくれません。自分でセンターに連絡しないといけないのです。それは旅の途中の場合、旅先のセンターでしょうか?それとも地元のセンターでしょうか?(地元のセンターが正解です)

勤め先や学校などへの連絡はどうしましょう?

自分や家族に症状が出た場合、すでに過去2〜5日の間に感染しており、発症前のこの2〜5日の方が、ウイルスをまき散らしている量が圧倒的に多いと言われています。

つまり、症状が出たということは、その前2〜5日の間に接触した職場や学校の人たちは全員濃厚接触者であり、すぐにでも追跡や施設の消毒などを行わないと集団感染の恐れが濃厚です。

こうしたいざというときの行動リストや連絡先をスマホのメモ帳などに書き出しておくと、万一の際に慌てずに済みます。



こうしてみると、何だかとても大変な、面倒くさいことに思えるかもしれませんが、習慣化してしまえばそれほど大変なことではありません。

要は慣れです。

これからも続くコロナ。その中でも臆せず車中泊やバンライフを楽しむための新たな行動様式。是非習慣化して、今まで以上に車中泊やバンライフを楽しんでいきましょう!

sleepysheep-zzz.hatenablog.com
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