ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。
先日、琵琶湖畔で1泊1.5日のプチ車中泊キャンプをしてきました。
弾丸ツアーだったわりには子どもたちも奥さんも大喜びのキャンプでした。コロナで車中泊自粛が長かったので、ちょうど3ヶ月ぶりの車中泊キャンプとなりました。
今回はその時のプチ車中泊キャンプについて書いてみたいと思います。
わが家では、県またぎの車中泊旅はまだ自主自粛しているので、今回も琵琶湖沿いでのバンライフです。
週末1.5泊でバンライフを楽しむ
土曜日は昼過ぎまで仕事だったので、帰ってから用意をして、家を出たのが15時。途中で買い出しに寄っている時間も無さそうだし、お風呂もあてにできません。
なので、とりあえず家にある食材やサラダ用の野菜、缶詰、フルーツ、パン、ヨーグルト、チーズ、牛乳やジュース、ビールなどを冷蔵庫に詰め込み、簡易ギャレー用の15リットルの水タンクと、それとは別に20リットルのシャワー用のタンクに水を入れて車に積みました。DCシャワーセットも積み込みます。
あとは家族の着替えなどを積めば準備完了です。
布団や枕などキャンプに必要なものはいつもハイエースに積んでありますので、旅の準備は簡単です。
今回は琵琶湖大橋を渡って北を目指すことにしました。
実は翌日の日曜日に、長浜にある「ヤンマーミュージアム」というところに行く約束を子どもたちとしているので、その周辺あたりまで行けたらという感じです。
琵琶湖沿いの道は県またぎの移動が解禁になってから、かなり交通量が増えました。琵琶湖沿いのキャンプ場や駐車スペースはどこも一杯です。
今日はゆっくり泊まれる場所探しが難しいかも。。。
と思いながら米原あたりに差しかかったとき、小さな川が琵琶湖に流れこむ三角州のような場所に通りかかりました。
いったん通り過ぎてから、何となく気になってちょっと引き返して寄ってみました。川沿いの細い道を入っていくと、琵琶湖に向かって三角州が袋小路になっていて、釣り人が二人と、家族連れの若いグループがちょうどジェットスキーを片付けているところでした。
この人たちが帰ればここは私たちだけになるかもしれないと思い、しばらく湖畔を散策していると、案の定ジェットスキー組はまもなく帰っていきました。
あとは釣り人が1組だけで、その人たちもやがて帰っていき、琵琶湖畔の三角州は私たちだけになりました。
素敵なプライベートキャンプサイトです。
今日はここに泊まることにしましょう!
琵琶湖の浜辺で貸し切りリゾートキャンプ
まずリアゲートを開けて網戸をおろし、蚊取り線香を焚きます。サイドの窓やフロントの両側の窓も開けて、それぞれ網戸をセットし、ミニ換気ファンを回して車内の熱を出します。夜までにはエンジンも冷えるでしょう。
それからテーブルや椅子を出し、一体型コンロも出して食材も外に出しておきます。
そんなことをしている間に、奥さんはソファを展開して早くも就寝モードにセット変更してくれていました。最近ようやく役割分担がうまくいくようになってきて、何も言わなくてもテキパキ動いてくれるのでとても助かります。
それから上の子と湖畔の探索に出かけました。
下の子はすやすやお昼寝しているのでそのまましばらく寝かしておきます。
浜に沢山の小魚が打ち上げられて干物になっています。よく見るとアユの稚魚です。
琵琶湖の水面を時々鮎が跳ねるのが見えます。
さっそく上の子と車に戻って網とバケツを持ってきて魚すくいをすることにしました。
はじめは水際で魚すくいに挑んでいた長男ですが、そのうち魚を追ってどんどん水の中に入っていき、気づけば腰のあたりまで水に浸かっていました。服はびしょ濡れです。
時刻は17時半。西に傾いた日が琵琶湖の水面を照らしています。今日は午後から雨の予報でしたが、今のところ降り出す気配はありません。もしかすると夜半に雨が降るかもしれません。
そろそろ下の子も起き出してきたので、魚すくいは切り上げることにしました。魚すくいの成果は小魚が2匹と稚鮎が1匹。
小魚はバケツに入れて持って帰り、家のメダカたちと一緒に飼うことにしましょう。
稚鮎はバケツでは生きられないので、琵琶湖に返してあげました。
びしょ濡れの服を着替えがてらシャワーを浴びることにしました。持ってきたシャワーセットを準備して、順番にシャワーを浴びていきます。
ただの水シャワーですが身体のベタつきがとれてさっぱりします。子どもたちはキャーキャー大喜びで走り回り、せっかく洗ったのに足の裏がまた泥だらけ。最近、やんちゃぶりに更に拍車がかかってきました。
このDCシャワー、もとはサーフィン用に買ったものですが、キャンプにもおすすめです。
DC電源シャワーに関する過去記事はこちら
sleepysheep-zzz.hatenablog.com
奥さんはさすがにまだ明るいのでもう少し暗くなってからにするということで、いったんシャワーは終了して、晩ご飯にします。
今日のメニューはフリーズドライのパスタとリゾット、カレーメシ、レトルトのおうどん、サラダなど。あとはもちろんキンキンに冷えたビール。
普段あまり食べない子どもたちもモリモリ食欲旺盛でした。
ちなみに、今回初参戦の自作収納一体型コンロ、なかなか使い勝手良かったです。
sleepysheep-zzz.hatenablog.com
ご飯が終わる頃にはすっかり日も落ちて、琵琶湖の向こうに遠く街の灯りが見えます。
仕事終わりからの弾丸プチキャンプですが、こうして湖畔から町の灯を眺めていると日常を忘れて、身体から悪いものが抜けていくような気持になります。
偶然見つけた場所ですが、ここは本当にいい場所です。
トイレがないことだけが難点ですが、うちは簡易トイレがあるので安心です。
sleepysheep-zzz.hatenablog.com
ご飯の後、子どもたちが焚き火がしたい!というので、子どもたちに枯れ木を集めてきてもらい、焚き火台をセットして焚き火をしました。
子どもたちは焚き火が大好きです。
奥さんも。
つまり、みんな焚き火が好きなんですね。
火は人を惹きつける力を持っているのかもしれません。
焚き火を見ながら、家から持ってきたスイカをみんなで食べました。冷蔵庫で冷やしておいたスイカ、とても美味しかったです。
風の感じがそろそろ雨が近いことを教えてくれています。
雨が降りだす前にある程度片付けをして、簡易タープを使ってハイエースのスライドドア横にサイドオーニングを張りました。今日はタープは出さない予定だったのですが、雨が降るとなると話しは別です。
寝る前に奥さんがシャワーを浴びたいというので手伝います。焚き火をしたので私ももう一度浴びたかったですが、タンクの水が残りわずかなので諦めました。奥さんはめちゃくちゃ気持ちよかったみたいです。
夜中にザーッと雨の音で目が覚めました。
フロントとサイドの網戸を外して窓を閉めます。リアゲートの網戸はそのままにして、リアゲートを1/4だけ閉めておきます。
今の方式にしてから雨の中外に出なくても室内から閉められるので助かります。
sleepysheep-zzz.hatenablog.com
再びぐっすり眠り、朝には雨は上がっていました。
雨上がりの朝靄の中、早くも釣り人が何人も来ています。
地元の釣り人に話しを聞いてみると、コロナでしばらく釣りが禁止だったので、いつもの年より鮎が増えているそうです。バケツに山盛り釣っている人もいました。
私たちも釣り人に混じって、子どもたちと網で魚すくいをしました。
朝ごはんの時間をはさんで2時間ほど遊んだと思います。稚鮎が8匹とヌマエビがすくえました。
ヌマエビは昨日の小魚と一緒にバケツで持って帰ります。
稚鮎は地元の人が天ぷらにしたら美味しいよと言ってくれたので、袋に入れて冷蔵庫で冷やして持って帰ることにしました。
鮎は清流にしか生きられないといいますが、たしかにすくってすぐはピンピン元気でも、バケツに入れてしばらくすると5分ほどで弱ってしまいやがて息絶えます。
酸欠になるのでしょうか?とても環境に敏感な魚のようです。
魚すくいをたっぷり楽しんだあと、テーブルやタープなどを片付けてそろそろ出発します。
雨がうそのように強い日が差しています。タープはすっかり乾いていました。
ソーラーも強い日差しでぐんぐん充電してくれています。
ソーラー2枚×スアオキ2台にして本当に電源関係は心強くなりました。
ヤンマーミュージアムの予約は13時からなので、長浜に寄って昼まで長浜の町並みを散策しました。長浜にはガラス工芸の工房があり、奥さんが可愛いガラスの一輪挿しを見つけたのでお土産に買うことにしました。
梅花藻をモチーフにした素敵な一輪挿しです。
少し値段が高かったので奥さんが躊躇していたのですが、ずっと使うものなら一番気に入ったやつにしたらいいよと背中を押してあげました。
お昼は長浜ラーメンを食べ、ヤンマーミュージアムに行ってきました。
子ども用のショベルカーの体験ができるというので予約して行ってきたのですが、ショベルを1人2回ずつ上下に動かして終わり。他のアトラクションも含めてちょっと期待外れでした。
帰り道、近江八幡にある近江牛のお店に立ち寄って、美味しい近江牛を買って帰りました。ここは地元で近江牛が割安で買えるお店で、こちら方面に来た時によく立ち寄るお店です。「近江牛よしだ」
今回のプチキャンプで、また新たな車中泊DIYのアイデアが沸いてきました。
夏までには完成させて、次の旅も楽しみたいと思います。
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