ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

ハイエース スライドドア網戸の自作

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ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

今回はスライドドア網戸自作のご紹介です。

何となく先送りしていたスライドドア網戸

ハイエースのスライドドア網戸については、実はもう1年以上前から作ろうと思って網戸の材料だけは買ってあったのですが、なかなか作り出せず伸び伸びになっていました。

先送りしていた理由の一つはできあがりのイメージがあいまいだったことと、もう一つは実際の車中泊でスライドドアを開けて網戸で寝るというシチュエーションが、これまでは案外少なかったということが挙げられます。

それが最近は、道の駅やサービスエリアでの車中泊を減らし、なるべく人のいない場所を探して泊まるようになったことで、スライドドアを開けた状態で一晩過ごしてもそれほど問題なくいけることが分かってきたので、「そろそろスライドドア網戸作るか」というモチベーションが高まってきたわけです。

 

 

スライドドアの開口部は面積が大きいので製作はさぞ大変そうな気がしますが、いざ作ってみると、それほど難易度は高いということもなく、ミシンがけも真っ直ぐ縫うだけなので、リュックサックなんかを作ることに比べたらずいぶん簡単です。

 

作ることそのものよりも、一番苦労した点はタテヨコのサイズ感をどうするかということでした。

 

うちは設計図や型紙なしに作り始めたので、現場合わせで寸法が合わずに2回作り直しました。それと開閉のデザインも途中からファスナータイプに設計変更したので、結局3回作り直したことになります。

こうした手間がなければ製作そのものは決して難しくありませんから、既製品を万出して買うより皆さんも是非DIYにチャレンジしてみられてはいかがでしょう?

 

 

使った材料は

1.マグネット式ワンタッチ網戸(ホームセンターなどで1000円くらいで手に入ります。)サイズ50センチ×200センチが2枚入っています。色は黒を選ぶとよいと思います。

 

2.黒の布地 サイズ100センチ×100センチくらいあれば足ります。これを40センチ×100センチ2枚にカットして、ミシン掛けして40センチ×200センチの縦長1枚にします。生地を惜しまなければ、初めから長い生地を買えばこの工程はいらないですが、生地が余るのでうちはこのようにカットしてつなぎました。

 

3.ファスナー 長さ160センチ。できれば両面から開け閉めできるタイプがよいでしょう。うちは、他のものから流用したため片面開きのファスナーしかなかったので、それを使っていますが、使い勝手はやはり両面から開け閉めできるほうが便利です。

材料費は2500円くらいでした。

 

大まかな作り方のイメージ 

作り方のおおまかな流れとしては、まず網戸と布地を縦長ののれん状に3枚並べて、縦をつないでいきます。左と中央の2枚は玄関用のワンタッチ網戸、右側の1枚は黒の布地です。

つなぎ目は2本ということになります。つなぎ目2本のうち左の1本は、ファスナーを取りつけて開閉できるようにし、右のつなぎ目はミシンがけしてあります。

最終的な網戸の仕上がりサイズは横130センチ、縦は約160センチくらいになります。

ワンタッチ網戸が横幅50センチなので、50センチ2枚+40センチ幅の布地1枚。これで縫いしろを引くとちょうど良い横幅になります。

はじめから付いているマグネットはいったん外し、あとから必要に応じて取り付けていきます。

 

さて、デザインに関するポイントですが、問題はタテの長さです。うちはここで苦労しました。

要は網戸のすそをどこに合わせるか?なのですが、私は初めボディの一番下に合わせて製作しました。ところがこれだとスライドドアを閉めようとするとドアのレールの中にすそが巻き込まれて、最悪生地が破れてしまいます。

いったんほどいて、ステップの高さに合わせて作り直しました。すると今度はすそが微妙に隙間が空いてしまい、これでは網戸の役割を果たしません。

そこでステップのレール部分にマジックテープを取り付けてすそが留めるようにしてみました。マジックテープですそを留めるとたしかに隙間はきっちり閉まりますが、そうすると今度は開け閉めが大変です。ベッドを展開した車内からの開け閉めは絶望的でした。

うーん。なかなかうまくいきません。いったん短くカットしてしまったものは元に戻せないので、網戸の上側に黒の生地を使って5センチほどの帯を縫いつけて長さを調節し、最終的に裾の長さがステップから2センチほど垂れた状態に落ち着きました。これならスライドドアを閉めても生地を巻き込まずにすみ、虫の侵入も防ぐことができます。はっきりしたサイズがお伝えできないのですが、スライドドアの上部のゴムモールに挟み込む分の余裕を3センチほど見ておく必要があるので、上端からステップまでの高さを図り、その長さプラス5センチで設計するとちょうどいいと思います。

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さて、次のポイントはボディへの固定方法です。

上側はボディのゴムモールに挟み込む形で固定します。リアゲート用網戸の時と同じです。ゴムモールは手で引っ張ると簡単に外れます。そして、開口部の上端に網戸をはさむように再びゴムモールで留めていきます。網戸を上端に挟み込むとき、あらかじめ両面テープで網戸を仮固定しておくと取り付けが楽にできます。

うちの場合、網戸の上側に黒の布地の帯をつけたことで、より固定がしっかりできました。失敗から生まれた偶然ですが、結果オーライでした(笑)

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スライドドア左右への固定方法ですが、外からみて右、つまりハイエースの後ろ側はボディのピラー部分の金属がむき出しになっていますので(DXの場合)、内側から数カ所マグネットで固定することにしました。網戸にもともとついていたマグネットをいったんはずして、場所を変えて取り付け直しました。マグネット8個くらいでちょうどいい感じに固定されます。

左側は網戸にもともとついているメスのマジックテープを生かして、ボディピラーにオスのマジックテープを両面テープで取り付けました。両面テープを使う場合は、車の車内用の超強力両面テープを使わないと、すぐにはがれてきてしまいます。

もしかすると、こちらもマグネット固定の方がワンタッチで開け閉めできて便利かもしれません。

実際に使ってみて、様子をみてやり直ししてみるかもしれません。

 

手に入る材料についてのリンクを貼っておきます。もし自作を検討される方は参考にしてください。

 

 

自作にこだわらないなら、ハイエース用の網戸は各種出ていますので、それを買う方が断然楽ですし、最近は網戸も随分安くなってきました。

 

 

 

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