ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

★車中泊ミニ羽釜で極上ごはん

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ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

今回は車中泊での羽釜ミニかまどの活用についてのご紹介です。

 

最近のキャンプブームで、巷ではメスティンが流行っているようです。

メスティンといえば元祖スウェーデンのトランギア製が有名ですが、常に品薄状態でネットでは転売品が高値で取り引きされ定価1600円が4000円以上したり、ダイソーの500円メスティンも2000円で転売されていたりと異様な人気です。

人気の秘密は可愛い外観とコンパクトさ、手軽にご飯が炊けることなどでしょうか。

メスティンはおしゃれな大人気アイテム 

メスティンというのはいゆるアルミ製の飯盒の総称で、メスティンという固有名詞があるわけではないようです。なのでトランギア以外にも様々なメーカーからメスティンが発売されています。

外側についているハンドルがフタを押さえる構造になっていて、炊飯時にフタが持ち上がるのを防いでいます。メーカーによって本体とフタのしまり具合に差があるようで、作りが雑だとフタがガバガバだったりするようです。

 

おっと、今日のテーマはメスティンではありませんでした。たしかにメスティンもいいのですが、私としてはやはり日本人の誇りであるかまど炊きにこだわりたい。車中泊ごはんをより美味しく、よりシンプルに、そしてより楽しく。

 

というわけで、今回は車中泊キャンプで活躍するかまど炊きミニ羽釜炊飯のご紹介です。

ミニかまどの良さは自動炊飯

うちが使っているのはアルミ製のミニ羽釜です。これをミニかまどにセットして使います。他に鍋、木蓋、火入れ容器、金網などをシチュエーションによって使い分けています。要するに旅館の晩ご飯に出てくるような、いわゆる1人用釜飯のセット。まさにあんな感じです。

 

これに固形燃料をセットして使います。固形燃料はいくつかサイズがありますが、うちでは30gの固形燃料を使っています。

 

 

ミニ羽釜はもともとの規定量は1合炊きとなっていますが、ギリギリ2合まで炊くことができます。炊き込みご飯の場合は具が膨らむので1合から1.5合くらいが限度でしょうか?

家族4人の1食分にちょうどいい量です。

 

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そもそも羽釜の羽は何のためにあるのか?

 

一つはかまどにお釜をひっかけるため。それともう一つは羽の部分で炎を受けるようになっていて、熱が外に逃げないためという役割があります。羽釜で炊いたご飯が美味しいのは、羽釜部分が熱を蓄えることで釜の内部に対流が生じてご飯が踊るためです。

 

これはミニかまどでもまったく同じ原理で、固形燃料の炎は外へ逃げずに羽釜に効率的に当たり、熱が万遍なく行き渡ります。アルミ素材は熱伝導にも大変優れているので、固形燃料1個で十分ご飯が炊けるのです。

 

 

羽釜ミニかまどでご飯を炊くと、水加減が多少適当だろうと浸水時間が短かろうが、とにかくびっくりするほど美味しくご飯が炊けるんです。

 

しかも固形燃料1つで、いったん火をつければ燃料が燃え尽きるまで放っておいても自然に火が消えて、そのまま蒸らしておけば極上釜飯のできあがり。

これは本当に便利ですよ。

 

水加減は米の量のおよそ1.2倍なので、1合180mlなら水200ml、1.5合270mlなら水300ml、2合360mlなら水400mlということになるのですが、うちはいつもつい目分量で炊いてしまいます。

 

それでも美味しく炊けるのはやはり羽釜の威力なのかもしれません。

 

固形燃料は30gを使っていますが、30gの固形燃料は燃焼時間が約22分で、ご飯の炊飯にちょうどいい大きさなんです。ちなみに固形燃料25gだと約18分、35gだと約25分燃焼しますから、やはり30gがちょうどいい感じです。もし、もう少しおこげが食べたければ、35gを選べばいいでしょう。

火をつけたらあとは放っておいても、ちょうど炊き上がった頃に火が消えて、そのまま放っておけば蒸らしもしてくれるので、火加減も炊飯時間の調整も要りませんから、その間に他の料理に取り掛かることができます。

車中泊の場合、狭いスペースでの調理となりますが、このミニかまどは直径15センチほどの円筒形なので、場所をとらず、また固形燃料なのでコンロほど火が外側に広がることもありません。かまどの底面はあまり熱を持ちませんから、耐熱フェルト1枚で十分大丈夫です。

 

うちの場合、子どもたちが火を触らないように、調理する時はハイエースの最後部でリビングの床に置いて使うか、もしくは中央のシートでリビングとの間を遮って、後席周りで使うかのどちらかです。後席周りで使う場合は冷蔵庫の上にミニかまどを置いて使っています。

どちらの場合もすぐ近くに窓があるので、窓を開けてミニ換気ファンを回しての使用となります。

 

炊き上がったご飯は。。。ふっくらツヤツヤ、そして喉ごし、うっすらついたおこげ。日本人に生まれて良かった!と思える瞬間です。

 

羽釜の他に、ミニかまどにぴったりサイズの鍋があるので、ご飯が炊けたら羽釜をかまどから下ろして、蒸らしをしている間に、かまどに鍋をセットして味噌汁なり好きな汁物を作ることもできます。

また、ミニかまどに金網をセットすれば、旅先で手に入れた魚の開きや干物を網で焼くこともできます。

車中泊で炭を起こして本格的にバーベキューというのは面倒ですが、ミニかまどで魚をちょっと炙って食べられるというのはなかなか贅沢なものです。

 

うちでは、そうした車中泊の晩ご飯にはもちろん、お昼にこれでご飯を炊いて、あとはカップ麺という場合もあります。

釜飯があるだけで、カップ麺もご馳走に変身するから不思議です。炊きたてのご飯というのはそれだけで十分ご馳走なんだなと実感します。

 

 

羽釜ミニかまどで炊く白ごはんももちろん美味しいですが、旅先でゲットした食材を使った炊き込み釜飯もすごく贅沢で美味しいです。

例えば新鮮な魚介が手に入ったら、少し焼いてごげめをつけてから羽釜に入れて魚介釜飯。鯛めしやアサリ飯、タコ飯など何でもいけます。

もし具だくさんの釜飯にしたい場合は、羽釜で一緒に炊き込むには量に限度があるので、別に鍋で具だけ炊いておいて、白ごはんが炊き上がってから混ぜ込めばOKです。これなら白ごはん2合まで炊けるので、具もたっぷりでみんな大満足間違いなしです。

 

 

さて、いいことづくめの羽釜ご飯ですが、食べ終わったあと釜の内側に固まったご飯のかけらを水でふやかしながらこそげ取るのがちょっと面倒なんですね。

 

そこで、うちではこの手間を省くために、羽釜の中にクッキングシートを敷いてからご飯を炊くようにしています。

 

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こうすると、炊き上がりはそのままに、釜の内側のこびりつきは全くなく、あと片付けがとても楽です。

 

 

固形燃料は、ホームセンターでは30g5個入りが300円くらいで売られています。1個あたり60円くらいですね。ネットで40個入りを買う方が割安です。割とすぐ使うので、まとめ買いがお得です。固形燃料は長期保存すると燃料成分が揮発しますので、なるべく密閉保存しておく方がいいと思います。こちらの商品は20個ずつ密閉パックされているので安心です。

 

 

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