ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。
さて今回は少し脱線して、夏休み工作シリーズです。
プラレール大好きなわが家の息子たち。お揃いのプラレールTシャツをリピートするほどの熱狂ファンです。特に蒸気機関車が好きなんですね。
ところで、プラレールの蒸気機関車には走る時に前照灯がつくタイプがあります。ずっと前にこのタイプのジャンク品を買ったのですが、先日車体をバラして配線をやり直したら無事直りました。大喜びの息子たちですが、今度はこの1台を巡って日夜、兄弟喧嘩が勃発。
やれやれ。
プラレールにLEDを仕込む
仕方がないので、ライトのつかない普通のタイプの蒸気機関車をバラして、中にLED照明を仕込むことにします。
蒸気機関車の車体内部は大きさ的にちょうど単3乾電池がはまるスペースがあり、そこを使えば何とかうまくいきそうな気がします。ライトは小さなLED懐中電灯をバラして使うつもりです。ランプと乾電池とスイッチを配線でつなぐだけなので、構造としてはシンプルです。
LEDは100均で調達しました。
LEDライトを買うときの注意点は、単3乾電池1本で作動するタイプを選ぶこと。
LEDミニライトはたくさん出回っていますが、多くはボタン電池3個とか、単4乾電池3本とかのタイプです。これはつまり1.5ボルトの電池3本を直列でLEDを作動させるということなので、使われているLEDは4.5ボルトタイプということになります。
今回は単3乾電池1本で作動させたいので、LEDも1.5ボルトタイプを探す必要があるわけです。
この1.5ボルトタイプというのが案外なくて、ダイソーもセリアもダメで、3軒目に寄ったCAN★DOで見つけました。100均もお店によって品揃えが随分違うものです。
材料はこの他にトグルスイッチ1つ。あと単3乾電池1本、配線用の細い銅線10センチくらい、それと端子になるもの、これはうちにあった真鍮の針金を使いました。あとハンダゴテとミニルータなどを使います。
さて、材料が揃ったらまず車体をバラしていきます。ボディの裏に小さなビスがあるので、それを外していくだけです。
さらに小さな部品に分かれます。無くさないように、あとで組みつける順番と場所を覚えておきましょう。
乾電池が入るスペースはそのままでは補強のプラスチックが邪魔しますので、この部分をミニルータで削り取っていきます。他にもトグルスイッチが収まるスペースや、LED照明部分が入るスペースなどをミニルータで削っていきます。
LED照明はミニ懐中電灯をバラして取り出しました。懐中電灯のボディはアルミの筒なので、ニッパで少しずつめくっていくと簡単に外れます。
外したLEDはハンダゴテで配線を接続して!ボディに組みつけていきます。
LEDはプラスとマイナスの向きに気をつけないと点灯しないので、途中で乾電池をつないでみて確認しながら作業していきました。
次にトグルスイッチを取り付けていきます。
トグルスイッチと前照灯が収まる部分はボディにドリルで穴を開けます。
トグルスイッチは男のロマン
トグルスイッチというのはこういうやつです。
裏側に接続端子が3本出ていて、このうちの2本を使います。例えばこの写真の場合スイッチが左に傾いていますが、配線は真ん中の1つと右の1つを使います。左の端子には何も接続しません。それでスイッチを左に倒すとオン、右に倒すとオフになります。
トグルスイッチはハイエースの電装関係の加工などにもよく使うので、うちは10個単位で注文していつもストックしてあります。
トグルスイッチって何かカッコよくないですか?
無骨さと可愛らしさがあると思います。
男心をくすぐる部品の一つですね。
さて、パーツが組み上がりました。
念のためテストしてみると、ちゃんとライトが点灯します。黒のボディにトグルスイッチのシルバーが光ってカッコよくなりました。
もとから前照灯がつくタイプの機関車は、スイッチを入れるとライトと一緒にモーターも回り車輪が動きますが、今回工作した機関車は車体は動かずライトアップだけです。
子どもたちにはこれがいいらしく、夜お布団の中で機関車をライトアップして車中泊ごっこをしています。
こういう遊び方も男の子ならではですね。
2人とも順調に男の子路線まっしぐらです。
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