ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。
今回はリアゲート網戸のファスナー交換DIYの記事です。
長年の使用でファスナーが破損
わが家の夏の車中泊に欠かせないマストアイテムの一つがリアゲート網戸です。これがないと夏の車中泊は絶対無理です。それくらいリアゲート網戸はよく使います。うちは何年か前に玄関用網戸を使って自作したのですが、先日の車中泊旅の時にファスナーがうまく閉まらなくなってしまいました。材料に使っていたファスナーは、もともと家にあった布団袋のファスナーを流用したやつで、プラスチックファスナーだったため長年の使用でファスナーの歯の部分に傷が入ってしまったようです。
1度傷がつくと、何回やっても同じ場所でファスナーが引っかかってしまい、そこからファスナーがほつれて開いてしまいます。こうなるともうどうすることもできないので、ファスナーごと交換することにしました。
普段何気なく使っているファスナーですが、改めてファスナーのことに焦点をあててみると、ファスナーにもいろんな種類とサイズがあり、用途に合わせて使い分ける必要があるということが分かりました。
まず、ファスナーのサイズですが、これはファスナーを閉じた時の、噛み合う歯の部分の幅(ミリ数)を表すそうです。
3番、5番、8番...などと呼ばれているらしく、例えば3番というのは噛み合う幅が3ミリということになります。
うちがリアゲート網戸用に使っていたファスナーのサイズをはかってみると5ミリでした。
一般的にデイパックや寝袋などに使われるファスナーは8ミリくらいのようです。もっとヘビーデューティーになると10ミリとか12ミリ幅のファスナーが使われている場合もあるようですが、10ミリ幅になると、ファスナーだけで1メートル3000円くらいします。
こうした幅の違いだけでなく、ファスナーの取っ手の部分にもいろいろあって、リアゲート網戸のように車内と車外どちらからも開け閉めできるためには取っ手が両側にあるタイプを選ぶ必要があります。
実はこれまで使っていたファスナーは布団袋からの流用だったので、取っ手が表側にしかなく、網戸の開け閉めが少し面倒でした。
今回、ファスナー交換するにあたりそこも改善して、ちゃんと両側から開け閉めできるようにしたいと思います。
ファスナーだけ単品で買うと高いので
リアゲート網戸は高さが150センチくらいあるので、ファスナー単体で買うとまあまあ値段がかかります。なので、今回はリサイクルショップで古い寝袋を買ってきてファスナーを取り外す作戦にしました。さっそくリサイクルショップをリサーチしに行くと、子ども用の寝袋がセールで200円で売っていたのでそれをゲットしました。
ファスナーはちゃんと両側に取っ手がついています。ファスナーの幅も8ミリあり、縫い代もしっかり幅広で、ファスナーの長さも180センチほどありました。
縫い目をほどいて寝袋からファスナーを取り外します。寝袋本体は捨てるにはもったいないので、ファスナーを外したあとをミシンで縫い、夏の車中泊用の薄い布団として使うことにします。
取り外したファスナーを古いファスナーと比べてみると、太さの違いは歴然でした。これなら壊れることも無さそうです。
古いファスナーをほどき、新しいファスナー(といっても中古の寝袋から取ったファスナーですが)を縫いつけます。それに合わせて、網戸の補強を兼ねてリアゲートの上部にあたる部分にデニム地を数センチ縫い足しました。
リアゲートの網戸は案外引っ張られたりして酷使されるんですよ。
それに帯を数センチ足すことで網戸の裾にも少しゆとりができて、蚊の侵入を防ぐのにちょうどいい感じになります。
前は本当にジャストサイズで作ったので裾に余裕がなく、常にマジックテープで止めておかないと隙間ができやすかったのですが、今度は網戸をふわっと垂らすだけでも裾が閉まってくれます。
ファスナーの開け閉めもいい感じです。
しかし網戸にかなり年季が入っていますね(笑)
網戸が完成したら、リアゲートのモールを手で剥いて生地を挟みこんでいきます。
モールは本当に簡単に手で外れます。
無事取り付け完了です。
この網戸のいいところは、網目が遮光になっていて外から車内の様子が見えないことです。
室内からは外がよく見えます。
リアゲートを開けて食事や昼寝をする時にとても重宝するんですよ。
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