ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

車中泊おすすめスポット〜山口・秋吉台編②


ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

 
さて、前回は山口車中泊のおすすめスポット前編をご紹介しました。今回はひきつづき山口の魅力をお届けしたいと思います。

秋吉台が車中泊のベースにおすすめ

前編でもお話ししたように、秋吉台の最上部にある無料駐車場が山口観光のベースとしておすすめです。
この駐車場は、駐車スペースが広大で利用者もまばらなので、車の横にテーブルを出してご飯にすることも可能です。もちろん、周りの迷惑にならない範囲でマナーを守っての話しですが。

それと、夜になってからは車外でライトを使うことは禁止です。夜になると沢山の人が星空鑑賞に訪れるため、みな暗黙のルールでライトや照明は消して、会話もできるだけ控えて、真っ暗な中で星空を眺めています。その点は注意しましょう。

自然が作り出した神秘 秋芳洞

さて、秋吉台から車ですぐのところに秋芳洞があります。ここを見学にいく場合のポイントを少し書いておきます。
2020年9月現在、秋芳洞の第一駐車場は封鎖されていました。秋芳洞を挟んで反対側に第二駐車場があり、そちらは営業していて1回500円。また秋芳洞に入っていく入口周辺にはお土産物屋さんの駐車場や、民間の駐車場も点在していて、お土産物屋さんでお土産を買うと無料になるので、そちらを利用するのも一つです。また第一駐車場のさらに信号を挟んだ向こう側に第三駐車場があって、そこは無料でした。ただし、ここからだと秋芳洞入口まで15分くらいは歩かないといけません。

いずれにしても、駐車場から秋芳洞の入口まではお土産屋さんが並ぶ参道のようなところを少し歩かないといけませんので、子ども連れの場合はベビーカーがあったほうがいいかもしれません。参道を500mくらい歩いていくとようやく入場口があります。
ちなみに秋芳洞の中もベビーカーのまま入ることができます。一番奥の方に行くと少し階段がありますが、基本的には車椅子やベビーカーでも歩いていけるように見学路が整備されています。

秋芳洞はゆっくりみて回ると1時間〜1時間半はかかりますが、少し急ぎ足なら往復40分くらいあればみて回ることができます。
うちは夕方の遅い時間に入ったので17時半の終了時刻が気になってかなり早足でしたが、十分楽しむことができました。子どもたちも、珍しい洞窟の景色に夢中で最初から最後まで歩いてくれました。子どもたちにはかなりの距離だったと思いますが、よく頑張ってくれました。

人気のパワースポット攻略法

さて、最近山口で人気の観光スポットといえば、角島大橋(つのしまおおはし)と元乃隅稲荷神社(もとのすみいなりじんしゃ)が挙げられるでしょう。この2つは割と近い距離にあるので、是非2つとも制覇しておきたいことと思います。
それでは実際に行ってみた感想とアクセスの裏技をお伝えしましょう。

まず、訪れる順番ですが、先に元乃隅神社から行く方がいいと思います。それも朝なるべく早い時間に出発して、先に元乃隅神社の方から訪ねるようにしましょう。なぜなら、神社の駐車場がめちゃくちゃ混むからです。うちは先に角島大橋に寄ってから元乃隅神社を訪ねたのですが、神社の駐車場待ちの渋滞で1時間半ほどかかりました。
10時に到着では遅いです。
遅くとも9時までには到着するようにしましょう。


もう一つのポイントは神社へのアクセス方法です。

元乃隅神社をナビで検索すると長門から近い方の入口を曲がらせようとすると思いますが、これに従わずもう少し先(地図の赤マル)まで行ってから県道に入るようにしましょう。
こうすると少し遠回りにはなりますが、元乃隅神社の駐車場へ向かう峠のつづら折れの侵入口を左折で入ることができるんですね。

ここの曲がり角が元乃隅神社の最大のネックになっていて、峠道の両側から車がやってきて、この侵入口でかち合います。当然右折車より左折車の方が優先なので、右折車が1台曲がる間に左折車が2〜3台入って行きます。
こうして、右折車側の車は大渋滞となります。

このつづら折れの侵入口から駐車場まではスムーズにいけば5分もかからない距離なんですが、混んでいるとここからさらに1時間はかかります。
まあまあ駐車場は広いんですが、それ以上に訪問者が多いんですね。平均滞在時間は30〜40分ほどなので、気長に待てば必ず入れるのですが、中には手前に運転手だけ残して先に歩いていく人たちもいます。

まあ、せっかくここまで来たんですから、焦らず行きましょう。
青い海、青い空、真っ赤な百本鳥居のコントラストは一見の価値はあると思います。



さて、続いてはもう一つの絶景スポット、角島大橋です。つのしまおおはしと読みます。ナビで探す時によみがなが分からないと探せないのでよみがなは案外大事な情報です。

こちらは元乃隅神社に比べると、橋は常に車が流れていますからそれほど時間はかからないと思います。
ただ、橋を一台も車が走っていない景色を狙おうと思ったら早朝を狙わないと、昼間は車が絶えることなく常に走っています。
こちらの撮影スポットの駐車場も常に混雑していますが、こちらの方が滞在時間は短く、長居する人は少ないので、少し待てば停められます。


この角島大橋の先には灯台もあり、時間に余裕があるならせっかくなので灯台にも寄っていきましょう。また角島大橋から長門市にかけては、海に面して切り立った土地を耕して作られた棚田があちこちに見られます。昔の人々はよくこんな場所に田んぼを作ったもんだなぁと感心します。

それと、このあたりは海もとても綺麗なので、時間があれば是非浜辺に寄って少し砂浜を歩いて見てください。

おすすめは「阿川ほうせんぐり海浜公園」というところです。ここの駐車場はトイレはありませんが、静かで綺麗な場所なので、トイレの装備があるなら車中泊にもおすすめの場所です。


広々した緑地帯と真っ白い砂浜が穏やかな海につながっています。時間を忘れてしまいそうなのんびりしたところです。


子どもたちと砂浜で遊んだら、靴の中の砂をよく落としてから車に戻るようにしましょう。車中泊の車内が砂でジャリジャリになるとあとが大変です。
うちは、奥さんが考案した秘密兵器、2リットルのペットボトルに水道水を入れたやつを出かける時はいつも車に積んでいます。
これとスノコがあれば、砂だろうが泥汚れだろうが、ササっと洗いおとしてから車に戻ることができます。飲み水以外にこうした「ちょっとしたことに使える水」があると、車中泊にとても重宝します。


さて、長門エリアを訪れたらもう1か所是非行ってみてほしいのが、金子みすず記念館です。
27歳の若さで、幼子を残して自ら命を絶った金子みすずさんの生い立ちや、彼女が残した遺作の詩集に込められた想いなどに触れることができます。
金子みすずさんの詩は誰でも一度は読んだことがあると思いますが、その独特の感性や生い立ち、さまざまな資料に触れることで、今まで以上に彼女の詩の素晴らしさを再認識することができます。


長門エリアでのおすすめ停泊地は、長門の海辺に面した「道の駅センザキッチン」という場所です。ここから萩へも30〜40分、秋吉台方面へも同じくらいです。元乃隅神社や角島大橋に行く場合は、ここを前日の停泊地にして、朝8時くらいに出発すれば混雑せずにアクセスできると思います。


 

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