ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

車中泊 新名神〜新東名おすすめPA





ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

先日、富士五湖から信州へと車中泊の旅をした際に利用した新名神と新東名のおすすめPAを2つご紹介したいと思います。

関西から東への旅におすすめのPA

一つ目は新名神の鈴鹿PA、そしてもう一つは新東名の刈谷ハイウェイオアシスです。
どちらも車中泊での利用に適したパーキングエリアです。関西から東方面への旅の際に、金曜日の夜発での前泊場所として特におすすめします。

車中泊におすすめのPA選びのポイントは

1.本線から離れていること
2.シャワーやお風呂があること
3.ウォシュレット付きの清潔なトイレ
などが挙げられます。

今回ご紹介する2つのPAはそのいずれもクリアしています。車中泊初心者の方でも安心して利用できる車中泊スポットです。

まず、新名神の鈴鹿PA。距離的には京都から1時間ちょっとといった感じです。うちは滋賀なのでいつも栗東インターから乗るのですが、その場合はいったん名神を京都方面に少し戻ってから新名神に入り鈴鹿を目指します。
家を夜9時くらいに出て、途中の街道沿いで晩ご飯を食べ、それから高速に乗って10時半くらいに鈴鹿PAに到着します。


鈴鹿PAは上りと下りが一つになっているパーキングのスタイルなので、本線からパーキングエリアまで少し距離があります。車中泊をしないただの休憩の場合は、このように本線から距離があるパーキングは時間をロスするのが嫌なんですが、車中泊の場合はこれが逆に好都合なんですね。つまり、本線から距離があるということは本線を走る車の走行音がほとんど聞こえないということです。

高速沿いに作られたパーキングエリア場合、その走行音のうるささは、初めて利用する人は一睡もできないかもしれません。それくらい高速を走るタイヤの走行音はうるさいものです。車中泊で高速のパーキングを利用する時は、この点に注意してなるべく本線から離れたPAを選ぶようにしましょう。



さて、鈴鹿PAのもう一つのポイントは24時間営業のコインシャワーがあることです。
シャワーは3つあり、別に女性専用もあって、そちらはセキュリティカード方式といって受付で500円の保証金を預けてセキュリティカードを受け取り、シャワーが終わればカードを返却して、保証金500円を返してもらうという形になっています。

シャワーの利用料金は「9分200円」です。
9分というのは短い感じがしますが、一時停止ボタンを押せば止めておけるので、シャンプーしてる間とか身体を洗ってる間とか、それぞれ一時停止にすれば十分足りる時間です。
シャンプーリンスや石けんなどは自分で用意する必要があります。


シャワーの入口にスノコの足元を拭く用の不織布タオルが備え付けられていました。
前の利用者の濡れたスノコに靴下のまま上がるとびしょびしょに濡れますので、先にスノコを拭きましょう。もちろん、上がったあとに自分の足元を拭いてから出るのも忘れずに。


夜11時前後はトラックドライバーが多数利用しますからシャワー施設はなるべく早めの利用をおすすめします。
着替えを含めて1人15分くらいかかるので、3人待ちなら10〜15分待てば空きますが、5〜6人並んでいたら30分はかかるでしょう。その場合は順番待ちの札を取って、近くの休憩コーナーでドリンクでも飲みながらのんびり待ちましょう。


鈴鹿PAはさすが鈴鹿サーキットが近いだけあって、パーキング施設の中央にレーシングカーが展示されていました。極太のスリックタイヤは迫力がありますね。


トイレはウォシュレット完備で、とても清潔でした。


唯一気をつけなければいけないのは、名古屋方面と大阪方面どちらからもアクセスできる構造のため、うっかり方角を間違えると迷子になってしまうことです。
「ここは名古屋方面のパーキングエリアです。」と音声案内が流れているのですが、旅の開放感からか自分の行き先さえ見失ってしまう人がけっこう多いようです。

1日遊べる新感覚SA 刈谷ハイウェイオアシス

さて、続いてもう一つのおすすめサービスエリア、新東名の刈谷ハイウェイオアシスをご紹介しましょう。

刈谷ハイウェイオアシスは、鈴鹿PAから伊勢湾岸道を名古屋方面に北上し、東名の分岐を過ぎて新東名に入ったあたりにあります。
大きな観覧車が目に飛び込んでくるのでそれが目印です。

ここも上りと下りが一つになっていて、本線から離れた場所に位置しています。また、本来のパーキングエリアとハイウェイオアシスは別のゾーンになっているので、ハイウェイオアシスに行く場合は本線からパーキングに入り、その先でさらにハイウェイオアシスへと分岐するようになっていますから、間違えないようにしましょう。


ここ刈谷ハイウェイオアシスが車中泊に適しているというのは、やはり入浴施設が整っていることが大きいと思います。

入浴料金は大人890円、子ども440円。高速を降りずに遠距離の移動途中で入浴できるのは魅力ですね。お風呂の他にお食事どころもありますから、お風呂上がりに食事して、そのまま車に戻って爆睡という贅沢な使い方ができます。



さて、刈谷ハイウェイオアシスの特徴は、入浴施設だけではありません。ここは高速道路のサービスエリアでありながら、高速からだけでなく一般道からも施設に入ることができるという点です。
ハイウェイオアシスは広大な敷地の中にあり、上りと下りの駐車場の他に一般道から入ってこられる駐車場もあります。一般道からの場合は駐車場に車を停めて、バリカーからハイウェイオアシスの中に入ることができます。特に入場料などは要らなくて、誰でも無料で入ることができます。

敷地内には観覧車の他に子どもの遊べる公園や、ゴーカート、メリーゴーランド、蒸気機関車などのアトラクション遊園地などがあります。
アトラクションの利用料金は1回50円〜100円とリーズナブルでした。
ちなみに観覧車は1人600円で、4人で利用する場合は1ボックス貸切で2100円となっていました。



敷地内には通常のサービスエリアにあるようなフードコートももちろんありますし、えびせんの里の販売店などもあります。


これなら、高速の休憩に立ち寄るという利用だけでなく、ここで半日あるいは1日過ごすこともできそうです。
逆に旅の途中でちょっと立ち寄る場合には、子どもたちがここから離れられなくなる可能性がありますので、最低でも1時間くらいは時間の余裕を見ておいた方がいいと思います。


地元や近郊の人は高速を利用せず一般道から入ってきて、ここで遊んでお風呂に入って帰るというパターンが多いようです。

私たちも案の定ここで1時間半くらい滞在して、あとの予定が押してしまう結果になりました。ドライバーはやきもきですが、まあ子どもたちの笑顔をみれたので何よりです。
子どもたちはもっと居たかったみたいですが(笑)


車中泊にオススメのPA、SA選びのポイントをまとめた記事もよろしければ参考にしてみてください。
sleepysheep-zzz.hatenablog.com


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