ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

車中泊おすすめスポット岡山編①〜瀬戸内に浮かぶ島〜犬島

ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

今回は車中泊おすすめスポット~岡山編①として、瀬戸内海に浮かぶ犬島をご紹介したいと思います。
岡山は関西からも割と近く、比較的アクセスしやすい場所で、見どころもたくさんあります。
今回はそんな岡山から船で渡る瀬戸内海に浮かぶ島をご紹介します。

歴史遺産のノスタルジーに触れる

犬島というのは、瀬戸内海に浮かぶ小さな島です。小豆島と本州の間くらいに位置し、岡山や牛窓あたりからアクセスするのが一番近いと思います。
宝伝という小さな港から定期便のフェリーが出ています。
ちなみに、瀬戸内海には犬島の他にも直島というおすすめの島がありますが、行政上では犬島は岡山県に属し、直島は香川県になるのだそうです。


さて、この犬島には「犬島製錬所美術館」という、昔の工場跡を活かして作られた美術館があります。この犬島製錬所美術館を訪れるのが島へ渡る一番の目的です。


犬島製錬所ではかつて銅が作られていました。精銅というのは製錬過程でかなり公害を生んだそうで、当時はいろいろと社会問題にもなったようです。やがて銅産業自体が廃れてゆき、ここも閉鎖されてしまったということです。
今はその製錬所跡を活かしてベネッセグループが美術館を設け、再び静かに脚光を浴びるようになっています。


犬島製錬所美術館は、美術館を訪れるというよりも、この製錬所跡を見学するのが一番の目的のような気がします。美術館といってもあまり沢山の美術作品が展示されているわけではなく、あくまで製錬所跡の見学がメインです。
実は製錬所跡そのものは美術館に入らなくても外から見て回ることができるので、美術館の入場チケットを払って中に入る必要はないということが後でわかりました。

美術館を見学し終わって外に出てからそのことに気づいたのですが、大半の人は気づかずに美術館の中に入ると思います。
まあまあ入場料は高いので、遺構となっている古い建築物を見るためだけなら外から回るだけでも十分楽しめます。





製錬所美術館の門扉には、重厚な銅板で作られた看板が取り付けられていました。


そこから中に入ると、かつての製錬所の遺構を見て回ることができます。
製錬のための巨大な炉や高い煙突、レンガで作られた古い遺構は、今ではツタが絡み、緑の草木に覆われています。柔らかな日がさす中を小鳥たちが羽を休め、可憐な花が風にそよぐ様子は、まるでジブリの映画に登場する古い要塞のような佇まいを感じます。


長崎にある軍艦島にも以前渡ったことがありますが、雰囲気は軍艦島と少し似ているかもしれません。







犬島へのアクセス

フェリーは宝伝港から1日数便が出ています。車は渡ることができませんので、港近くにある駐車場に停めて船を待ちます。
港といっても、フェリー自体が80人乗りの小さな船ですから、どちらかというと船着き場という感じですね。


片道300円。フェリーの時間は

6:25
8:00
11:00
13:00
13:45
15:15
17:00(日曜はこれが最終便のようです)
18:30

私たちは11時の便に乗りました。予約とかのシステムはないので、とにかく港へ行ってみるしかないのですが、それほど混雑するようなことはないみたいです。

フェリーに乗っている時間は10分ほどです。
犬島側も同じように小さな港で、のどかな海辺の景色が広がっています。



港に着くとすぐに美術館のチケット売り場があり、みんなそこでチケットを買うわけですが、これがくせ者で、先に書いた通り別にチケットを買わなくても遺構の見学はできますから、美術館の中に入らないならここは素通りでもいいと思います。

ちなみに、島でお昼を過ごす予定なら、あらかじめおにぎりやお茶などを買って持参した方が無難です。宝伝周辺は何もない海辺と山の中なので、岡山や牛窓あたりで買い込んでおくことをおすすめします。

停泊はRVパーク牛窓クロワッサンがおすすめ

犬島そのものはそれほど大きな島ではありませんから、フェリーの往復を含めても2,3時間あれば十分予定は組めると思います。
前泊して翌日渡ってもいいですし、関西からなら朝早めに出れば、午後のフェリーに何とか間に合うので、初日に犬島を見てから牛窓あたりに停泊するパターンも考えられます。


さて、このあたりでの車中泊おすすめスポットは「RVパーク牛窓クロワッサン」です。

https://rv-park.jp/park/171

1泊1台あたり1500円。ここはもともとペンションの駐車場をRVパークとして開放している施設で、日本のエーゲ海と言われる瀬戸内海の眺望を楽しむことができる絶景のRVパークなのです。
近くに入浴施設やコンビニなどもあります。

唯一、利用可能台数が4台しかないので、予約不用とはなっていますが、必ず予約をしておいた方がいいと思います。
日中は留守にされているようなので、9時から12時までか、夕方18時から21時くらいの間に予約の電話を入れるようにしましょう。


RVパークなのでゴミ捨て、充電、トイレ利用などは可能となっています。
ここを連泊利用して、中日に犬島観光というのもいいかもしれません。





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