ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。
皆さんは灯油ポンプの使い方ご存知ですか?乾電池式の灯油ポンプじゃなく、昔からあるあのシュポシュポするやつです。
灯油ポンプの正しい使い方
いや、先日職場である職員さんが灯油ポンプを使って灯油を入れているのを見ていたんですが、初めから終わりまでずーっとシュポシュポしてたんですよね。
しかも、よく見ると灯油ポンプの頭の上についている白いネジは開いたままじゃないですか。
それじゃあ、いつまでたっても満タンにならないよ。。。
みかねてその人に声をかけ、「ちょっとかしてみ」と交代します。
まず、白いネジを閉めてから、灯油タンクを一段高いところに置き、シュポシュポを2〜3回。するとサイフォン効果で灯油は勢いよくタンクに注がれていき、みるみるうちにタンクは満タンになりました。頃合いをみて白いネジを緩めると灯油はピタッと止まります。
50代後半のその男性は驚いたような顔で、「そんなふうに使うんですね。いやぁ、家ではいつも電池式しか使わないから。」と少し照れ臭そうに話されていました。50代なら子どもの頃、家にはこれしかなかったと思うんだけどなぁ。
たしかに最近は電池式が主流で昔ながらの灯油ポンプは今では使う機会が少ないのかもしれません。でも案外シュポシュポの使い方を知らない人が多いというのは驚きでした。
スマホやプッシュホン世代が、くるくる回すダイヤル式の電話が使えないのと同じことなのかもしれませんね。
冬の燃料代
さて、寒さが厳しくなり、ガソリンスタンドの灯油コーナーに行列ができているのを見かけます。
今年は灯油が安いんですね。例年よりリッターあたり20円くらい安いんじゃないでしょうか?
1リッター70円台で灯油が売られているのは驚きました。
灯油が安いのはありがたいことですが、これから寒さが増すと値段が釣りあがるんでしょうか?18リットルで1200円台で買える今のうちに買っておくに限ります。
ところで、皆さんのお宅では冬の暖房に使う燃料代っていくらくらいでしょうか?
以前信州の山で暮らしていたころは1ヶ月に灯油代が数万円かかりました。200リットル入りの灯油タンクを家の外に置いて、最寄りのスタンドからミニローリーで定期的に補充してもらっていたんですが、山では11月から4月まで、基本的に24時間ヒーターをつけっぱなしなんですね。つけたまま一定の温度を保つ方が、つけたり消したりしてそのつど温めるより効率的なんです。
FFヒーターの排気は屋根から外に出るので、つけっぱなしでも換気の心配はいらなくて、こういう寒冷地ではやはり灯油ヒーターが一番コストが安いです。
ただ、一般の温暖地だと、灯油ヒーターはFF式じゃなくてたいがいファンヒーターなので、定期的に窓を開けて換気する必要や、灯油タンクへの補充の手間、そして灯油をポリタンクで買いに行く手間などが意外に面倒です。
そして、マイナス20℃まで冷える寒冷地ほどの寒さはないので、トータルで考えると灯油よりエアコンの方が便利ですし、コストも安いです。今どきのエアコンは電気代がずいぶん省エネになってますからね。
エアコンで寒さがしのげる間は灯油に頼らない方が楽だと思います。
現在、うちではエアコンをメインに使い、キッチンでアラジンの灯油ストーブを焚いて暖を取るようにしています。
滋賀のこのあたりだと、最大でも氷点下2〜3度までしか下がらないので、これくらいの暖房で十分です。よほど寒い朝は、瞬間的に暖かくなるガスストーブも併用することがありますが、ガスは一番燃料代が高くつきますね。
ガスだけに頼ると月のガス代に目玉が飛び出ます(笑)
アラジンの揺れる炎、ヤカンからのぼる湯気、シュポシュポの灯油ポンプで補充するのもまた冬の楽しみの1つなのです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
車中泊の旅ランキングに参加しています。励みになりますので、よければクリックしていただけると嬉しい限りです。
また、皆さまがいずれかの広告を1回クリックしていただけると今後のブログ維持につながります。
ご協力ありがとうございます!
下のバナー、ken&sho...は子どもたちの名前から取っています。バナーをクリックしていただけるととてもうれしいです。
車中泊ランキング
人気ブログランキングへ