ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

新型コロナ ワクチン情報





ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

今日は、これからようやく日本でも接種が始まろうとしている新型コロナウイルスのワクチンに関する情報を少しお届けしたいと思います。

今までのワクチンとは根本的に違う

欧米では既に接種が始まっている新型コロナのワクチンですが、ようやく日本でも接種の準備が始まりました。医療機関向けに行政から案内が届き、接種者リストを早急に提出するよう先日指示があったところです。

このワクチン、今までのワクチンとは全く違う構造というか、作用の機序が異なることが最大の特徴です。日本に入ってくる予定のワクチンは「ファイザー」社と「モデルナ」社の2つが主だと思われますが、どちらも「メッセンジャーRNA」というコロナの遺伝子情報を身体に接種するというやり方です。


今までのワクチンは、ニワトリとか他の動物で作った抗体を接種する方法でしたが、今回のコロナのワクチンではメッセンジャーRNAというウイルスの遺伝子情報を接種することで、人間の細胞内でこの遺伝子情報を元に免疫機能が働き、「抗体」が作られたり、マクロファージがウイルスを攻撃したりするわけです。
こうした免疫の力はもともと人間の生体の中で自然に起こる反応なので、ある意味とても理にかなったやり方と言われています。こうした、もとからある人間の力を利用した今回のワクチンは、とても画期的な方法で、今後いろいろなワクチンにも応用されていくと思われます。


このワクチンのもう一つの大きな特徴は、さまざまな亜種にも反応できるということのようです。遺伝子情報をもとに、人間自身が異物に対する免疫機能を発揮するやり方なので、変異種が入ってくればその変異種に対する免疫反応が始まります。

これまでのワクチンは、インフルエンザA型ならA型にしか効かない人工の抗体でしたが、今回のワクチンは人間の体の中で抗体を作るので、さまざまな変異種にも対応できるのです。

保存はマイナス70℃⁉︎

そんな画期的なワクチンですが、メッセンジャーRNAという遺伝子情報はとても脆く、唾液など微量のタンパクでもすぐに消滅してしまうものなので、ワクチンの保存にはマイナス70℃の凍結保存が必要です。

そんな超低温で保存できる機械を「ディープフリーザー」といい、日本でも今、各都道府県に配布されようとしています。
1つの都道府県に対して30〜数10台、およそ1行政区に1台の割り当てになると思われます。
そのディープフリーザーは、それぞれの区ごとの基幹病院に配置され、そこにワクチンが配送されて、基幹病院でワクチンを保管管理することになるでしょう。

私たち住民が実際にワクチンを接種してもらうための場所や、その方法などについてはこれから河野担当大臣がリーダーになっていろいろ決めていかれると思いますが、おそらく、各医療機関が基幹病院にワクチンを取りに行って、専用のクーラーボックスでワクチンを持ち帰り、各医療機関でワクチンを接種する、あるいは、どこか大きなセンターなどに会場を設けて、そこで集団接種する、などの方法になるでしょう。

マイナス70℃で凍結保存されたワクチンは取り出したあと冷蔵庫で5日間は保存可能なので、その間に接種するようです。


尚、今回のワクチンは21日の間隔をあけて2回接種しないといけないそうです。(モデルナ社のワクチンは28日間隔で2回)

気になる効果と副反応は?

さて、新しいワクチンの効果ですが、マスコミなどでの情報では「重症化を防ぐ」ことが強調されていますが、それだけでなく「発症しにくくする」、「ウイルスをまき散らす割合が減る」という効果が期待できるようです。


現在、医療機関や高齢者施設でのクラスターが目立っていますから、ワクチンの普及によってウイルスをまき散らす割合が減りクラスター化を防げれば、爆発的な感染拡大を食い止められるかもしれません。


一方の副反応についてですが、アナフィラキシーショックといわれる、接種直後に起こる反応は、インフルエンザワクチンの8〜10倍くらい高いと言われています。


過去にワクチンや予防接種で何らかの反応が出たことがある人は、あらかじめ医療機関などに相談した方がいいと思います。そうした人は「接種後30分程度はアナフィラキシー反応を観察すること」となっています。


接種後の反応では、注射した腕が重い、だるいなどの局所的な反応の他、頭痛、倦怠感、発熱、節々の痛み、筋肉痛などの副反応が出るようです。これは、1回目の接種でも起こりますが、2回目の接種でより反応が出やすいようです。反応の内容をみているとインフルエンザにかかったかと思うような症状ですね。

注射をすることでインフルエンザのような症状が一時的に起こる、でも本当にコロナに感染したら、それどころではないしんどさが1ヶ月以上続き、ヘタをすると命を落とすかもしれない。


どちらを選ぶかは本人次第ですが、コロナのしんどさを聞くと、やはり接種しておいた方が良さそうです。

今後、まず3月に医療従事者、その後、高齢者、福祉介護施設、それから一般市民の接種へと続いていきます。一般市民向けにクーポンが配られるのは8月ごろになるでしょうか?


接種自体は無料です。
クーポンが届くまでの間、自分が接種をうけるかどうか、ゆっくり考えておきましょう。

テレビでもやっていますが、今回の予防接種は筋肉注射といって腕に対して針を垂直に刺し、ほぼ針の長さ一杯くらいまで腕の奥まで刺します。インフルエンザなど皮下注射と比べると注射の痛さもかなりのものだと思います。



今回は新型コロナのワクチンに関する情報提供でした。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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