ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。
今日はちょっと車中泊ネタから離れますが、家でも簡単にできる家電製品の修理に関するDIYの記事です。
電源ボタンが押せなくなったテプラ―のジャンク品
電源が入らなくなってしまったということで廃棄処分が決まったカシオネームランドのジャンク品を譲り受けました。
電源ボタンが押せなくなった以外は正常に動作していたということなので、これはもしかしたら治せるかもしれないと思い、少しいじってみることにします。
ネームランドはAC-DCのアダプター以外に単三乾電池8本でも動くようになっていますので、まずは試しに単三乾電池を挿入してみて電源ボタンを押してみます。アダプターの差込口がダメになっている場合、案外、乾電池では動くという場合があるからです。
。。。電池を入れてみても動きません。内部の配線や基盤の問題でしょうか?あるいは電源スイッチあたりの不具合でしょうか?
次は裏蓋のネジをはずして中を覗いてみることにします。
中を開けてみると、基板が3枚と、小さなモーターやその他部品が収まっています。
テスターを使って、電源差込口あたりをチェックしてみるとテスターの針が振れるので、差込口は問題なさそうです。
全体的に錆や腐食もなく、基板もきれいな状態でした。配線の外れなども見られず、特にどこが悪いというような場所は見当たりません。
そうなると、スイッチの導電ゴムあたりがあやしいかもしれません。もしかすると、導電ゴムの劣化が原因かもしれないですね。
導電ゴムの劣化は簡単に直せる
「導電ゴム」というのはテレビのリモコンやキーボードなどの裏側に使われている、電気を通す性質のゴムのことです。
リモコンやキーボードなどのボタンを押すと、この導電ゴムが基板に押し付けられることによって電気が流れ、それがスイッチの役割を果たしているのです。
長年使っていると、この導電ゴムが劣化してきて電気を流しづらくなり、やがてスイッチが利かなくなります。
よくテレビリモコンなんかで、ある特定のボタンだけが押しても反応しないという場合、ほとんどこの導電ゴムの劣化が原因であることが多いのです。
この場合、導電ゴムの部分にアルミホイルを使って両面テープで貼り付けてやると簡単に直すことができます。
ではさっそく、試してみることにしましょう。
導電ゴムは基板の裏側、つまり基板と表面キーボードの間にありますから、導電ゴムにたどり着くためには基板をいったん外さなければなりません。小さなビスを一つ一つ取り外し、基板を痛めたり配線をちぎってしまわないよう慎重に基板を持ち上げると、キーボードの裏側に直径5mmほどの丸い導電ゴムがいくつも並んでいます。電源スイッチ部分の裏側にある導電ゴムを見つけることができました。
次にアルミホイルに薄い両面テープを貼って、直径5mmの円形に合わせてアルミホイルを丸くカットしてから、電源スイッチ部分の導電ゴムの丸い部分に合わせてアルミホイルを慎重に貼り付けます。
途中ではがれないようしっかり圧着させてから、元通り基板を戻し、ビスどめして元の状態に戻しました。これで電源が入ればバッチリです。
電源アダプターを差込口に挿し、スイッチボタンを押してみると。。。
電源が入りました!
修理OKです。
やはり導電ゴムが原因だったのですね。今回は見事にカンが当たりました。
修理時間30分。使った材料はアルミホイルと両面テープ。
これ、案外よくある修理ワザなので、リモコンやなんかにも使えます。
ただし、万一不具合があっても責任は負いかねますので、くれぐれも自己責任でおねがいします。
自己修理された場合はメーカー補償の対象外になりますから、保証期間内はメーカーに出されることをお勧めします。
あくまでジャンク品を使ったお遊びとお考え下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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