ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

古い脚立をリメイクして車中泊に活用





ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。


今回は、家にあった古いミニ脚立を車中泊用にリメイクしてみましたので、そのことについて書いてみたいと思います。

高さ60センチ錆だらけの古い脚立

嫁が実家から持ってきていた古い脚立は錆だらけで動きも固く、高さ60センチしかないので外作業で使うには背が足りず、かといって家の中で使うには錆だらけと、中途半端な存在であまり使われることなく家の隅っこに放置されていました。



去年の秋、ハイエースの屋根にルーフテントのためのスペースをDIYしたのですが、屋根に上がるための梯子は屋根の上にベルトで固定してあり、その梯子をつけ外しするために、手頃な大きさの脚立が欲しいなぁと思っていたのです。そんな時、例の古い脚立のことがふと頭に浮かび、アレをちょっと改造して使えないかな?とリメイク計画が浮かびました。



車にいつも積んでおくための軽くてコンパクトな脚立を新たに買おうかとも思ったのですが、普通の脚立というのはたたんでも天板の厚みだけはどうしても残ってしまうんですね。

この厚み。約15センチほどあります。
これがペタンと平らになると収納に理想的なんですが、フラットにたためる脚立は構造が複雑になって重量が増しますし、価格も1万円くらいはします。


この古い脚立は錆だらけですが重さ2kgととても軽いので、何とかこの骨組みを活かしてうまくリメイクしてみたいと思います。

リベットを外しサンダーで加工

元の錆だらけの古い脚立の写真を撮っておくのを忘れてしまったので、途中からしか写真がありません。

とりあえず、天板と脚を固定しているリベットを外して、天板と脚が可動できるようにしてみます。それから、脚と脚を繋いでいる折れ金具をバラしていきます。

次に、天板の角をサンダーで削り、脚が90度開くように加工しました。



脚の開き幅を固定する折れ金具の代わりに、ベルトで脚を繋ぐことにしました。


折れ金具だと脚は水平方向にしか開くことができません。
脚立をフラットにたたむには、水平方向だけでなく脚が斜め方向にも開くようにしなければいけません。そのような動きに対応できるには金具ではなくベルトの方が自由がききます。


ベルトの固定は、もとのリベットの穴を利用して、ねじ切りタップでM6のねじ穴を切ってから、ねじ止めすることにしました。

試しにたたんでみると、こんな感じで約6センチまで薄くたためるようになりました。
脚幅を決めるベルトのネジの位置が、脚をたたむと上下にズレているのが分かります。折れ金具ではこんな風にはたためません。



次に、天板と脚を固定していたリベットの穴にボルトを挿しこんで、天板がグラつかないように固定することにしました。

これがないと、脚立に立ち上がった時に天板がぐらつき、下手をすると天板がペタンと折りたたまれて脚立から落下してしまう可能性があります。

ボルトを挿し込むことで天板が固定され、グラつくことなく脚立としての機能は元どおり十分な強さが確保できました。耐荷重は100kgまでOKです。



最後に、サンドペーパーを使って全体的に錆を落としてから、ミルクペイントを使って天板と脚に色を塗りました。

私はDIYの仕上げによくこのミルクペイントを使います。
OldVillageやTurner社のミルクペイントが有名ですね。色々な色が出ているので、少しずつ買いそろえるのも楽しみの一つです。


ちょっと派手かなと思うようなカラーリングでも、乾くと色合いが一段下がるので、色々チャレンジしてみると面白いですよ。
色を2色くらいに絞って、ベースは少しおさえ気味の色にして、コントラストにポップな色を使うと可愛さが引き立ちます。


今回は工程をはしょって下地を塗らずにいきなりミルクペイントをはけ塗りしましたが、下塗りにプライマーを塗ってやると、塗料の密着性がさらに増して塗装が剥げにくくなります。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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