ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。
今年もはっさくの皮を使った砂糖漬けを作りました。今回は高級洋菓子の一つ、オランジェット作りにチャレンジです。
八朔と宇和ゴールドの皮を材料に
オランジェットというお菓子をご存知でしょうか?
オレンジの皮を使ったオレンジピールの砂糖漬けにチョコレートをコーティングしたお菓子です。
ネットを見るとけっこういいお値段していますね。
やはり作るのに手間がかかるからなんでしょう。材料自体は本来捨ててしまう皮の部分なので、ほとんど手間賃みたいなもんです。
これがね、ものすごくおいしいんです。
一度食べたら病みつきになります。
上品なスイーツですが、お酒との相性もいいと思います。
まずは柑橘の皮の砂糖漬けから
オランジェットの作り方は、大きく分けると2つの工程があり、まず第一段階は柑橘系の皮を使って砂糖漬けを作るところからです。
砂糖漬けと言っていますが、厳密にいうと砂糖煮ですね。
4月から6月くらいにかけて八朔や夏みかんなど旬の柑橘類が出回るようになれば、何でも好きな皮を使って作ることができます。
伊予柑みたいなオレンジ系の色と、八朔や宇和ゴールドなような黄色系ではできあがりの色味も違いますので、いろんな色を楽しむこともできます。
柑橘類の皮はそのままだと苦味が舌に残りますから、皮を剥いたあとボウルの水につけて何度か水をかえてやるといいでしょう。
そうすることで皮の内側の白い部分もふやけて取り除きやすくなります。
白皮がふやけたら、ペティナイフなどをつかって取り除きます。
皮の厚みがだいたい2ミリくらいになるようなイメージで白い部分を取り除いていきます。
それから、大きめの鍋に皮を入れて水を入れて火にかけ、沸騰したらしばらくそのままにして軽くアクを抜いてやると苦味が和らぎます。
一度水にさらして冷ましてから、細長い短冊切りにカットしていきます。
ここでなるべく均等な長さと細さに揃えてやると出来上がりがきれいに仕上がります。
カットできたら再び鍋に戻し、ひたひたの水と砂糖を入れて煮ていきます。
いつも砂糖の分量は適当なんですが、はっさくの皮4つ分に対して砂糖200グラムくらいでしょうか?
はかったことないんですが。
根気強く水分が抜けていくまで煮詰め、焦げない手前で火を止め、あら熱をとります。
さらに水分を飛ばしてしっかりした食感にしたい場合は、オーブンで160℃くらいの低温でコンベクションにして30分くらい回すといい感じに水分が抜けてグラニュー糖が絡みやすくなります。
湯煎したチョコをコーティングすることで、味が劇的に変化する
はっさくピールは冷凍庫に保存すれば1年以上もちます。うちはヨーグルトにトッピングしたりして楽しんでいます。
そのままでも十分美味しいんですが、これにチョコをコーティングすることで驚くほど上品な味にグレードアップします。
作り方は、チョコを湯煎して柔らかく溶かして、はっさくピールをチョコに漬け、クッキングシートに並べて冷やしてチョコが固まれば出来上がりです。
チョコを溶かす器を失敗して少し深めの容器にしたら、初めは良かったのですが、だんだんチョコが少なくなってきた時に、とてもコーティングしづらくなってしまいました。
あまり深い器は向いていないですね。
皮はなるべくまっすぐなものを使った方が見映えはよくなります。
これで冷蔵庫に入れてチョコが固まれば完成です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
車中泊の旅ランキングに参加しています。励みになりますので、よければクリックしていただけると嬉しい限りです。
また、皆さまがいずれかの広告を1回クリックしていただけると今後のブログ維持につながります。
ご協力ありがとうございます!
下のバナー、ken&sho...は子どもたちの名前から取っています。バナーをクリックしていただけるととてもうれしいです。
車中泊ランキング
人気ブログランキングへ