ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

車中泊おもしろ発見 特牛と書いて何と読む?

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ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

さて、今回は車中泊をしていて思う日本各地の変わった地名についての考察です。

日本の地名は面白い

日本各地を旅していると、いろいろな面白い地名があって、車中泊で通りかかる道路の案内看板や地名の表示には、思わず二度見したり、少し引き返して看板を確かめてみたりすることもあります。

よく落語の話しにも登場するのが「大歩危」「小歩危」と書いて「おおぼけ、こぼけ」と読むあれですね。四国の高知県と徳島県にまたがる吉野川にある地名で、今ではラフティングのポイントとして関西からわざわざラフティングツアーに行くほど人気のある場所ですから、ご存じの方も多いかもしれません。

吉野川が流れる徳島県の三好市には吉野川の支流である祖谷渓という流れがあります。これも変わった読み方ですが、「祖谷渓」と書いて「いやけい」と読みます。
この祖谷渓にはかずら橋といって蔦を編んで作られた橋が今でも架かっています。
これがなかなか雰囲気のある吊り橋で、向こう岸へ渡るのは結構スリルがありますから、機会があったら是非行ってみてください。
祖谷渓というのは、昔の平家の落ち武者たちをかくまっていた隠れ里といわれており、このかずら橋も万一の際に蔦を切って橋を落とし、敵から逃げ延びたのだとか。

なかなか、歴史的にも興味深い場所です。


特牛?A5ランクの牛の産地?

さて、今回のタイトルの「特牛」ですが、ずばり何と読むか分かりますか?
これが分かった人は、かなりの歴史通かもしれません。

実は「特牛」と書いて「こっとい」と読みます。
試しに、ワードで「こっとい」と入力すると、ちゃんと「特牛」と変換されますから、これは正式に登録されている読み方なんですね。


この「こっとい」という地名、家族で山口県に車中泊の旅に出かけたときに見つけました。

ちゃんとJRの駅の名前にもなっていますし、地元の人にすれば当たり前の名前なんだと思いますが、よそから来た人にはまず読めません。
地元の人も特牛と書いて何故こっといと読むのか、理由はよく知らないようです。


この特牛という地名は、実は他の場所にもあって、長崎県には特牛崎(こってざき)という名前の岬があります。



また、地名ではありませんが、四国地方では昔から種牛のことを「こっとい」と呼んで大切にしていたそうです。
やはり特別な牛のことをさす呼び名であったことは間違いがなさそうです。


大陸とのつながり?
中国から四国、九州地方で古くから種牛を大切に育て守ってきた文化を意味する「こっとい」ですが、興味があったのでもう少し調べてみたところ、意外なことが分かりました。
それは遠く古代エジプトとのつながりです。


古代エジプトで用いられていた古代ヘブライ語の中に、全く同じ「こっとい」という単語があるのです。しかも古代ヘブライ語のこっといは「聖なる牛=聖牛」を意味するらしいのです。
これはとても偶然とは思えません。


古代エジプトからインドや中国を経由して、朝鮮半島から日本へ。
かつて大陸の文化は海を渡って繰り返し日本に持ち込まれてきました。日本の天皇制度が形作られるよりずっと以前のことです。


邪馬台国の卑弥呼は、実は「やまとのくにのひめみこ」という呼び名に漢字を当てたものではないか?という説がありますが、このころの日本は、北九州、山陰から出雲の地域、そして四国、瀬戸内海にかけて、いくつもの部族が存在していました。これらの地域は大陸から繰り返し海を渡ってきた人や文化との交流があり、海を渡った人たちは、日本の北九州から山陰、瀬戸内海と、さまざまな場所に上陸し、そこに住む人々と交わっていったと考えられます。これがいわゆる弥生文化の流れですね。


海外から渡ってきた人や文化は、1人の人間がいくつもの技術を伝えたわけではなくて、おそらく、牧畜なら牧畜を専門のなりわいとする人、味噌づくりを専門にする職人、製鉄を専門にする人、といった具合に、それぞれの専門技術を持つ人が、その技術に適した場所を選びそこに根付いていったのではないでしょうか?


先ほどの「こっとい」もそのようにして海の向こうからやってきた人たちが各地に上陸し、その中の牧畜を専門とする人々が大切に運んできた種牛と、牛を育てる技術、そうやってもたらされたものなのではないでしょうか?


山口への車中泊旅で偶然出会った「特牛」(こっとい)という地名は、日本の国産み以前の古い歴史を垣間見せてくれました。


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山口には「元乃隅神社」(もとのすみじんしゃ)という、海に面して千本鳥居が立つパワースポットなど、歴史的に面白い場所がたくさんあり、山口は大陸とのつながりをとても強く感じる場所だと思います。


旅の面白さは人によって色々ですが、私はこうした各地の文化や歴史を少しだけ垣間見られる旅の出会いがとてもワクワクします。


旅は面白いですね!


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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