ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

秋の実りをいただく干柿づくり

ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。



ホームセンターなどにいくと、漬け物用の樽や保存ビンが沢山並んでいます。これから初冬に向けて皆さん保存食作りに精を出されるのでしょう。

わが家では、今年初めて干柿作りと、それからお味噌を自分で作ろうと思っています。
手始めに、まずは干柿作りから。


今津 深清水の柿

柿の産地は各地にありますが、滋賀では今津の深清水の柿が美味しいことで有名です。
全国的にみると、滋賀の柿は決して生産量は多くはありませんが、実の大きさや甘さでは京都の大枝の柿にも負けない良質な柿の産地であることにまちがいはありません。


果物の中でも、柿は最近あまり好まれないというか、「柿が好き」という子どもが少なくなったような気がします。りんごやみかんと比べると、食卓に柿が並ぶ頻度も少ないかもしれないですね。

そういう私も子どもの頃はあまり柿は好きではありませんでした。美味しい柿を知らなかったからかもしれませんが、何か硬いコリコリした柿のイメージしかなかったのです。


それが、柔らかく熟した柿の実の美味しさを知ってからはすっかり柿のファンになりました。
皮が剥けないほど柔らかくなった柿を、スプーンですくって食べる美味しさったらありません。


市場的にはそういった柔らかくなりすぎた柿というのは、見た目の問題もあってあまり好まれないようで、スーパーでも見切り品コーナーの隅に置かれていたりします。
私にとってはトロける美味しさが安く買えるので願ったり叶ったりなのですが(笑)



さて、11月になると今津の深清水では柿の販売がピークを迎えます。
生産農家直売だけあって、大玉の甘い柿がかなり安くで手に入るので、わざわざ買いに行くだけの価値は十分あります。


私たちも先日柿を買いに行ってきました。
大きな柿が5つ200円。
干柿用の渋柿は1kg150円でした。

子どもが干柿を作りたい!というので、干柿用の渋柿を2kg(15個くらい)と、甘く熟した富有柿を買いました。
農家の方はとても親切で、干柿の作り方を丁寧に教えてくれ、おまけの柿を沢山つけてくれました。


初めての干柿作りですが、うまくいくでしょうか?

初めての干柿作り

帰ってきてから、さっそく子どもと一緒に干柿作りに挑戦しました。
まずは柿の皮をむきます。

干柿用の渋柿は、柿を軒下に吊るすため、わざとヘタの部分に柿の木の枝を少し残してあるのですね。
こんなことも、生まれてから今まで知らなかった自分が、日本人なのに少し恥ずかしい気がします。


干柿を吊るすヒモは、100均のキャンプグッズとして売っているフックロープが使えるんじゃないか?と思いついて、やってみたらうまくできました。

農家の方に教えてもらったとおり、寸胴鍋にたっぷりお湯を沸かして、皮をむいてロープに吊るした渋柿を、10秒ほど熱湯の中に潜らせます。こうすることで柿の雑菌が死に、表面がキレイになるんだそうです。

それから、鍋からあげた柿を軒下に吊るします。雨がかからず、日当たりがよく、風通しのいい場所がいいんだそうです。


とりあえず初めにやることはこれだけです。
ここから3週間ほど干すんだそうです。
途中、黒カビが出てきたらアルコールを噴霧したり、2〜3回手で揉んでやったりするそうですが、基本的には自然まかせ。次第に表面が飴色に変化していき、渋が抜けて白い粉がふいたようになったら完成です。
だいたい1ヶ月くらいとのことなので、12月の下旬にはできあがるでしょうか?

何よりも、子どもたちがこういった「ものづくり」に関心をもち、一緒にやりたいと言ってくれるようになってきたことは、親としてとても嬉しいことです。


「もの」は人の手で産み出され、人の手で届けられるということ。スーパーに並んでいるパックの食材一つとっても、最初からその形ではなく、さまざまな加工や手間がかけられて、そして遠くから運ばれてやっと消費者の手に届くということ。


子どもたちがものを大切にする気持ちを持ち、そしてまた、手仕事の面白さや奥深さを何となく感じてくれたら、これほど嬉しいことはありません。




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