ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。
本日は、車中泊やバンライフにおすすめの自作簡易座椅子についてご紹介したいと思います。
車中泊に座椅子がある暮らし
ハイエースの後部にベッドキットを設置することで、家族4人でご飯を食べたりくつろいだりできるようになりますが、それはキャンピングカーのようにシートに腰掛けて座るダイニングスタイルではなく、あくまで後部をフラットな状態にした、いわゆるお座敷スタイルとなります。
お座敷スタイルの難点の一つに、長く座っているとだんだん足が痛くなってくることと、背中がもたれる場所がなくてだんだん疲れてくることが挙げられます。
うちの後部リビングには簡易ソファが設置してあるのですが、そこはいつも2人の子どもたちに占領されてしまって、夫婦は子どもたちをはさむように前席側とリアゲート側に分かれて座ることになります。前後のスペースは背中をもたれさせることができないので、30分もあぐらをかいて座っていると足と背中が痛くてたまらなくなってきます。
そこでこの簡易座椅子の登場という訳です。
座椅子があれば、場所を選ばずくつろぐことができます。
座椅子といっても、ただ2枚の合板を繋いだだけの簡単な構造ですから、比較的簡単にDIYできると思います。でも、これがなかなか重宝するんですよね。
車中泊に座椅子、絶対におすすめです。
材料費も安いもんですから、ぜひ皆さんもチャレンジしてみられてはいかがでしょうか?
簡易座椅子の作り方
座椅子の構造はとてもシンプルで、2枚の合板をテープとベルトで繋いで開いたり閉じたりできるようにしてあるだけです。
うちは板の厚み4mmの合板を使いましたが、4mmだと背中をもられさせた時に少したわみます。なので、4mmではなく5.5mmの合板にされてもいいかもしれません。ただ5.5mmにした分、少し重くなり、がっちりした印象に仕上がると思います。
合板の大きさは、400mm×300mmを1枚と、400mm×350mmを1枚にして、座る部分ともたれる部分で長さを少し変えてあります。これも別に決まりはなくて、2枚とも同じ長さで作っても構わないと思います。その辺はいろいろ工夫してみてください。
2枚の合板は布地タイプのガムテープで繋ぎます。テープを2重巻きにして強度を増やし、開け閉めできるようにやや緩めに繋ぐのがコツと言えるかもしれません。
ノリしろというか、ガムテープの遊びの部分が2センチくらい空いている方が、あとで収まりが良くなります。
2枚の板をガムテープで繋いだら、次はバックル付きのベルトをハトメで板に固定するのですが、もし座椅子に色を塗りたい場合は、先にこの段階で塗装してしまいましょう。
ベルト固定は後からやった方が綺麗に仕上がります。
うちはつや消しのバターミルクペイントで着色しました。素朴な色合いとナチュラルなつや消しの風合いがミルクペイントの特徴で、どの色を使っても、可愛らしい仕上がりになります。
座椅子の内側には100均の折りたたみ簡易クッションを貼ってあります。
10mm厚くらいのクッションですが、これでも十分お尻は柔らかいです。
次にバックルベルト。
これも100均などで手に入ると思います。うちは使わなくなったナップサックなどからバックルベルトを切り取ってストックしてあるので、それを使いました。
そんな風に、うちは色々な素材を、いざという時のために普段からストックしてあります。バックルベルトもそうですが、他にはDリングだとか、カバンのファスナー部分だとか。
アウトドアでも使える太めのファスナーって、いざ買うととても高いんですよ。50センチくらいのファスナーが1本1500円くらいしたりします。
リュックサックに使われているファスナーは割としっかりしたものが使われているので、使わなくなったカバンは捨てたりリサイクルに出すより、断然、部品取りに使う方がおすすめなんです。
話しが少しそれました。
バックルベルトと合板との固定は、合板に下穴を開けて、バックルベルトにも同じように下穴を開け、ハトメでかしめて固定します。
ハトメは100均でも手に入りますが、合板をかしめる場合はハトメの厚みが増すので、足の長いハトメを使う必要があります。
この合板とベルトの固定が少し難しいくらいで、あとはそれほど難しい作業ではないと思います。
もしハトメによる固定が無理なようでしたら、短めのボルトナットで留めてしまってもいいかもしれません。
要はベルトがとまればいいのです。
折り畳むとペタンとコンパクトになる座椅子は車中泊だけでなく、キャンプやハイキングなどにも役立つと思います。
皆さんも是非作ってみてはいかがでしょうか。
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