ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

子どもの自転車選びとコマなしデビューのコツ

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ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

今日は、わが家の二人のわんぱくキッズの自転車デビューを振り返りながら、子どもが早く補助輪なしで自転車に乗れるようになるためのちょっとしたコツや、上手な自転車選びについて少し考えてみたいと思います。

3~4歳で自転車デビューは可能

うちの子は2人とも自転車が大好きです。上の子は4歳の時、下の子は3歳の終わりには補助輪なしで自転車に乗れるようになりました。
それほど特訓したというわけではなく、子どもたちの「自転車に乗りたい!」という気持ちさえあれば、あとはちょっとしたコツとタイミングさえつかめば、割とすんなり乗れるようになるものです。

うちの下の子はまだ背が95センチほどしかないので、そんな小さな子どもが補助輪なしで自転車に乗っているのを見ると、通りすがりの人はたいていびっくりして振り返ります。(本人はいたって平気ですが笑)


うちの子は2人とも最初は「ストライダー」からのスタートでした。
ストライダーというのはペダルとチェーンがついていない2輪車で、両足で地面をけって走るのが特徴です。

ストライダーにまたがって、両足で支えながらハンドルを握ってまっすぐ歩けるかどうか?
これが自転車デビューへの第一歩になります。三輪車とちがってストライダーは二輪車ですから、シートにお尻をつけ、両手で握ったハンドルで前輪の向きと車体の傾きを微調整して姿勢を維持しながら歩くには、全身の「協調運動」が必要になってきます。
補助輪付の自転車をいくら練習しても、肝心のバランス感覚にはなかなかつながりません。ストライダーのように自転車にまたがって姿勢を維持することが体幹の強化につながり、人は無意識にバランスを取ろうとするのです。そういう意味で、ペダルなしで足で地面をけるストライダーはものすごく画期的な発明品だと思います。

ストライダーにまたがって、怖がらず前に歩くことができるか?
これができないうちは、それ以上無理に遊ばせない方がいいと思います。最初のうちは、自分の体の動きと自転車の動きがかみ合わないので、まっすぐ支えることすらできず、2~3歩も歩けないと思います。
やがてストライダーと自分の体力が釣り合ってくれば、バランスを取りながら歩けるようになり、あとはすぐに勢いよく地面を蹴って走りだすようになっていきます。

自転車の重さがポイント

実は、私は子どもの自転車デビューには「自転車の重さ」がかなり関係してくると考えています。ストライダーのもう一つの特徴として、その「軽さ」があります。ストライダーは2.9kgとかなり軽いのです。一般的な三輪車が重さ3kgくらいなので、ストライダーは三輪車と同じくらいの重さということになります。

3kg弱の重さだからこそ、子どもの筋力でもある程度自在に操ることができる。これは最初の一歩としてかなり大きなメリットだと思います。


ただ、問題はその次なのです。ストライダーから次のステップである、ペダルとチェーン付の子ども自転車に移行する際に、このストライダーの「2.9kg」という軽さが逆にネックになってきます。
それは一体どういうことなのか? 

金属の塊である自転車はたとえ子ども用でもそれなりに重いです。12~14インチくらいの自転車でも一般的な重さは11kg~13kgくらいあります。ストライダーの2.9kgと比べると約4倍の重さなのです。
ストライダーでようやくスイスイ進めるようになった子どもたちに、次のステップとしてどの自転車を選ぶべきか?というときに、ストライダーの2.9kgから子ども自転車の11kgへといきなり重さが4倍になるのは、さすがにちょっとハードルが高すぎます。
さらに加えて、親は将来を考えて、つい少し大きめの自転車を買おうとしますが、これも落とし穴で、小さな子どもにとって、まだ片足しか届かないような重たい自転車ではなかなか補助輪なしに移行することができないと思います。



上の子の場合、ストライダーの次のステップは「ルイガノ」の14インでした。」
ルイガノというのはカナダの自転車メーカーで、車体やパーツにアルミ合金を使うなど、その軽さと洗練されたデザインが特徴です。
ルイガノキッズは重さ8kgほどで、ストライダーと比べると重いですが、一般のキッズ自転車よりはずいぶん軽いのです。たしかメルカリで中古のルイガノを6000円ほどでゲットしたと思います。
14インチのルイガノに補助輪をつけて、1週間ほどの練習で補助輪なしに移行できました。ルイガノは車体の他にハンドルやブレーキレバーなど主要パーツがアルミでできているので、ブレーキのタッチもとても軽いですし、こぎ出しも軽くてとても走りやすい自転車です。


下の子も、はじめはお兄ちゃんと同じようにストライダーからルイガノの14インチに移行しようとトライしてみたのですが、下の子は平均より背が小さいもんで、ルイガノだとサドルを一番下げても足が届きませんでした。
体格にあっていない自転車では自転車デビューは無理です。
そこで、再びメルカリで「へんしんバイク」の中古を探してきました。たしか5000円くらいだったと思います。へんしんバイクはストライダーと同じ12インチなので、またがった感じはストライダーとほぼ同じでした。それで練習してみたところ、最初は重さに戸惑って少し怖そうでしたが、少しの間一緒に練習するとあっという間に補助輪なしで乗れるようになってしまいました。1回も補助輪を使わずにマスターできたのには逆に驚きました。

へんしんバイクはストライダーと似たキッズバイクなのですが、段階に応じてペダルとチェーン部分が取り外しできる構造になっていて、子どもが小さいうちはペダルなしのキックバイクとして使い、慣れてきたらペダルキットを取り付けて自転車として使うことができるという2段階の使い方ができる自転車です。重量はペダル・チェーンなしで5.3kg、ペダルとチェーンを付けた状態で7.5kgと、一般的な自転車よりだいぶ軽く作られています。


結局、最初の1台はどれがいいか?

うちは、最初に中古のストライダーを2500円くらいで買い、次に中古のルイガノを6000円で、そして下の子にはへんしんバイクをやはり中古で5000円ほどで買いました。
中古中古と貧乏ったらしいかもしれませんが、何せ子どもの成長は早いので、そのたびに新品を買うゆとりはわが家にはありません(笑)



下の子に買ったへんしんバイクの使い勝手を見る限り、もしかすると、最初からへんしんバイク1台あれば、それでよかったんじゃないか?という気もしてきます。


へんしんバイクはタイヤサイズが12インチで、サドルの高さは31センチ~42センチまで調整可能となっています。またがった時のサイズ感はどちらもほとんど同じ感じです。なので、別にストライダーから始めなくても、最初からへんしんバイクでもいけるとは思います。ただし、へんしんバイクはペダルなしでも5.3kgと少し重いので、両足で自転車を支えてハンドルを持ち、歩き始めるまでが、ストライダーより少し時間がかかるような気がします。へんしんバイクの公式サイトによると適応年齢は2歳から6歳程度となっていますが、この重さは2歳には正直ちょっと厳しいでしょう。何度も自転車を買い替えることを考えれば、最初からへんしんバイクを買って長く乗るのが一番賢明かもしれませんが、なるべく早く自転車デビューを目指したいなら、うちのようにストライダーから始めてへんしんバイクにスイッチするのが一番の近道です。

へんしんバイクの公式ページ↓
VSM

amazonや楽天では取り扱いがないようです。


子どもの自転車練習に適した場所

さて、最後に子どもの自転車練習に適した場所と練習方法について。
公園は地面が土や芝生なので、自転車の練習には実は向いていません。アスファルトと比べると凸凹している分、こぎ出しの負荷が大きいので力がいるのです。
といって公道はとても危ないですから、うちは長い遊歩道やサイクリング道がある公園を探して、ハイエースに自転車をつんで公園まで運び、そこで練習しました。

最初はペダルなしで、足をあげて走る練習をしました。後ろから「せーの」で押してあげて、なるべく長く足をあげていられるように。
何度かやっていると10秒くらいは足をあげていられるようになってきたので、次はペダルを取り付けて、同じように足をあげて背中を押す練習をしました。
漕ぐ練習はせず、とにかく後ろから押してバランスを取りながら空走するのを繰り返しました。それを繰り返していると、そのうち子どもが自然と、上げていた足をペダルの上に置いて勝手に漕ぎ出したのです。
誰も教えていないのに、何となく勝手に身体が動いたみたいです。そのまま後ろを追いかけると、100mほどこいだところで止まりました。

「できたじゃん!」
本人も「なんかよく分からんけど走れた。。。」って感じできょとんとしてます。

そのあとも何度も、後ろから押す、自分でペダルをこぐ、を繰り返しました。


自転車にまたがって、止まっている状態から漕ぎ始めるのは、実はなかなか難しいと思います。
そこから練習をはじめるよりも、少し助走をつけてもらった状態からペダルをこぐ方がバランスはとりやすいのです。
そういう意味で、まずは一番自転車の楽しい部分である「走れる」感覚をつかんで、それから、ブレーキの操作だとか、こぎ始めの練習をしていった方が、結局は短時間で自転車をマスターできると思います。



いつか車中泊に家族みんなの自転車を積んで、旅先の町をぶらりと自転車で巡るのがわが家の目標です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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