ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

5泊6日九州車中泊の旅ブログ③

ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

今回は九州車中泊ブログ2日目の続きです。
熊本地震の遺構、数鹿流崩れから阿蘇の火口を目指します。

大渋滞の草千里浜

数鹿流崩れの追悼碑から草千里浜までは20kmほどの距離です。ハイエースの走行距離計は385kmを示していました。まだ燃料計は1/4ほど残っていますが、このまま阿蘇を目指すと明日までに燃料が切れてしまう可能性があるので、このあたりで一度給油しておくことにしましょう。

地元のスタンドで39リッター補給。軽油価格は144.5円/Lでした。燃費はリッター10km弱です。ここまでは大半が高速道路だったので燃費は悪いだろうと思っていたのですが、空気圧を補充しておいたせいか、燃費はそれほど悪くありませんでした。
ハイエースでリッター10kmは長らくなかったのですが、今回の九州旅は少し期待できそうです。



さて、ここから阿蘇に向かって徐々に高度が上がっていきます。
国道のつづら折れを抜け、米塚の端正な稜線を横目に通り過ぎ、もうすぐ草千里浜というところで突然道が数珠つなぎとなりました。
どうやら草千里浜の駐車場待ちの車で道が塞がってしまっているようです。
諦めてUターンしていく車もちらほらいますが、私たちはとりあえず阿蘇の火口に向かいたかったので、このまま渋滞の列の中に飲まれることにしました。



時刻は13時過ぎ。15分ほどのノロノロのあと、最後のカーブを越えて草千里浜の直線道路に出たところで、駐車場待ちの列から解放され目の前が開けました。草千里前の直線道路を行き、草千里浜のメイン駐車場前を通り過ぎる時にチラッと見ると、不思議なことに駐車場にはちらほら空きがあり、すぐにでも駐車できそうな感じです。


.....?


どうやら、駐車場待ちで列を作っていたのは、草千里浜にある阿蘇火山博物館の駐車場の方だったようです。


それにしても、いくらゴールデンウィークとはいえ、そんなに博物館が人気があるようには思えません。
もしかすると、草千里浜の観光をしようと思う人たちが、よく分からないまま博物館の駐車場待ちに並んでいるということなのかもしれません。


少し先にある観光駐車場にいけば余裕で入れるのに、みな気づかずにそのまま並んでいるようでした。
観光駐車場の料金所のおじさんたちといえば、渋滞の列にはまるで無関心な様子で、料金所でのんびりおしゃべりしています。ほんの少し工夫して案内標識を出すなり誘導でもすれば渋滞は解消すると思うのですが、ちょっと残念な感じがしました。
はじめて阿蘇を訪れる人にとっては、渋滞の先がどうなっているのかよくわからないまま並んでしまっているパターンが多いと思うんです。このあたり、もう少し工夫してあげればいいのになあ、と感じます。


阿蘇山は1km圏内立ち入り禁止

私たちは阿蘇山上ターミナルへ先に寄ってから草千里浜に戻ることにしました。


「阿蘇山」という名前の単独の山は実は存在しません。私たちがいわゆる阿蘇山と呼んでいるあの山は「西岳」という名前です。
1番最近の西岳の噴火は2021年10月のことで、その時の噴煙は3500mまで上がり、大きな噴石が900mも飛散したそうです。

一時レベル3にまで引き上げられていた警戒レベルは、私たちが訪れた時にはレベル1まで下がっていましたが、安全への配慮から火口に近寄ることはできず、ここ山上ターミナルまでしか行くことができませんでした。


ここは、もともとロープウェイの山麓駅だったところです。
長引く火口封鎖のため、ロープウェイの営業再開のめどがたたず、とうとうロープウェイは廃業してしまったようです。

駅舎の解体工事が進められていました。



西岳火口へ続く有料道路も封鎖されています。



鉄製の標識看板が根元からポッキリ折れてしまっていました。火山性ガスによる腐食のためでしょうか?

青空が広がる一見穏やかな景色ですが、山頂に見える噴煙が、今も生きている活火山であることを物語っています。



※毎日新聞ニュースより引用
噴火の時の写真を見ると、すさまじい噴煙と火砕流の怖さが伝わってきます。
今立っているこの場所は、噴火の時にはまともに噴煙に飲み込まれてしまったことでしょう。


大自然の脅威を肌で感じることができた阿蘇山上ターミナルでした。


草千里浜で馬糞と戯れる(?)

山上ターミナルから草千里浜に戻り、観光駐車場に車を停めました。依然として向こうの方では渋滞の長い列が続いています。さっきより渋滞の列は伸びているようです。

遠めに見る草千里浜は美しい緑の草原ですが、歩いてみると至るところに馬糞のかたまりが、地雷のようにそこかしこに仕掛けられています。
何にでも興味津々のわが子たちは、馬糞だろうがものともせず、うずくまってはツンツン、そして「くっさー!」と大はしゃぎ。
馬糞にこれほど興奮ぎみに戯れることができるうちの子たち。これも一種の才能といえるかもしれません。


昔、修学旅行で来たときは深い霧の中でした。職場の旅行で来た時には冷たい雨が降っていました。
意外と阿蘇の天気は変わりやすく、こんな抜けるような青空の下で草千里浜を堪能できるのは、案外貴重な経験かもしれません。


15時を過ぎるころには、空からまたうす暗い雲が下りてきました。
私たちは草千里をのんびり楽しんだ後、車に戻って阿蘇を下ることにしました。



行きは素通りした米塚のほとりにハイエースを停めてパシャリ。

阿蘇の雄大な自然の中で車中泊することも考えたのですが、あいにく今日は途中で買い出しをしてこなかったので、いったん町まで下りないといけません。
JRの阿蘇駅前に道の駅があるので、今日はそちらに向かってみることにしましょう。

道の駅阿蘇は車中泊におすすめ

草千里から道の駅阿蘇までは13km、車で15分ほどの距離です。
JR阿蘇駅前に作られた道の駅阿蘇は、南阿蘇にある道の駅あそ望の郷くぎのと比べると、落ち着いた雰囲気のたたずまいで、どちらかというとここの方が私たちの好みに合っている気がしました。



敷地にあちこちには木々による緩衝帯が設けられ、人通りが多くてもうまく視線が遮られプライバシーが保たれるよう工夫されていました。

全体的にフラットな作りでバリアフリーな感じ、JR阿蘇駅が目の前ですが、そもそも列車の本数が1時間に1本程度なのでほとんど電車の通る音は聞こえません。
道の駅の物産館では地元の食材が手に入ります。
私たちはここに停泊して地元のおいしいものをいただくことに決めました。


道の駅に着いたのが5時前で、私たちはとりあえず物産館で夕食の食材を買い求め、それから晩ごはんのお米を炊いている間にお風呂に入ることにしました。



道の駅から歩いて2~3分のところに温泉施設があります。

阿蘇坊中温泉「夢の湯」。れっきとした温泉です。

大人400円、小学生200円、幼児無料。家族4人で1000円という良心的な値段です。
1室1500円で入れる家族風呂というのもありましたが、いわゆる個室風呂なので、私たちは通常の温泉の方に入りました。


露天風呂もあり、周りは木々に囲まれてとても癒されるお風呂でした。



お風呂に入ってさっぱりした後は、おまちかねの夕食です。

地元熊本の馬刺し(50g入り2000円)
それから赤牛のハンバーグ(3つ1300円)

赤牛のカレー(600円)

そして地元限定の阿蘇ビール。
330ml入りで660円とお高めですが、香ばしくフルーティでものすごく美味しかったです。



あとはかまど炊きのごはんと、高千穂峡で釣ってきたニジマスをホイル焼きにしてレモンをしぼっていただきました。
九州上陸1日目の夕食はとても豪華メニューで大満足でした。



今日1日、朝4時起きのフェリーから高千穂~阿蘇へとめぐる盛り沢山な1日で、温泉の後のおいしいビールとご飯でどっと眠気が押し寄せてきました。

本日の走行距離 新門司~道の駅阿蘇 323km


おやすみなさい。明日は熊本駅から蒸気機関車「人吉号の旅」の予定です。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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