ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

iwatani「炉ばた大将」使用レビュー

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ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

今回は、先日わが家に仲間入りしたiwataniのカセット炉ばた焼き器の使用レビューをお届けしたいと思います。

名前は違っても基本構造は変わらず

iwataniがカセットボンベ式の炉ばた焼き器を発売したのは2016年のことです。
「炉ばた大将」という名前はキャンプや車中泊愛好者の間でよく耳にするので、ご存知の方も多いかもしれませんが、あらためてこの炉ばた大将はよくできた製品だと思います。

実はこのiwataniの炉ばた焼き器には3つ商品名があって、機種ごとに本体カラー(グレー、ベージュ、ブラウン)が異なります。
このうち「炉ばた大将」というのは本体がグレーのもので、生産国はベトナム、韓国製なんだそうです。一方、本体がベージュとブラウンのものは「炙りや」という名前で販売されており、こちらは日本製です。さらに最近、本体がブラックの「炙りやⅡ」という製品も発売されていますが、こちらも本体のカラーリング以外はまったく同じものです。機器としての基本的な構造はどれも同じですから、購入される場合は、色の違いと値段の違いで好みを選べばいいと思います。ちなみにわが家に届いたのは本体が茶色の「炙りや」という製品でした。(今回は紛らわしいので、ひとくくりに「炉ばた大将」として書かせていただきます)


以前から、炉ばた大将という製品に興味はあったのですが使う機会がありませんでした。今回ちょっとした縁があって、わが家にも炉ばた大将が仲間入りすることになりました。カセットボンベを使用する炉ばた焼き器ということで、はたして使い勝手や焼き具合はどんなものなのか?実際に使ってみてレビューしてみたいと思います。

カセットコンロの進化系~輻射板がポイント

「炉ばた大将」の本体寸法は、横幅40.9センチ、奥行き21.4センチ、高さが13.4センチとなっています。

家庭用のカセットコンロより横幅は5センチほど長めですが、逆に奥行きが5センチほど短く、全体的に小じんまりしているためか、手にしたときの第一印象は「割と小さいな」という感じでした。重さも2.4kgとそれほど重くはありません。全体的にコンパクトなので、大人数でのバーベキューで使おうと思った場合は、同じものを複数台用意した方がいいかもしれません。うちのように4人家族でコンロを囲んでの焼肉にはちょうどいいと思います。適用人数は1〜4人用という感じでしょうか。


家で使う場合、どこにしまっておこうか?というのがまず最初に考えたことでした。キャンプや車中泊にも持っていきたいけれど、家でバーベキューする時にも、バーベキューコンロや七輪の代わりに使えば毎回炭起こしをしなくて済みます。
といって家の中で使うと煙で大変なことになるので、やはり基本的にはアウトドア利用がメインになると思うんですよね。


そういう意味では、キッチンで使う調理器具という位置づけではなく、といってキャンプ専用の道具とも違う感じ。うちの場合、家で焼肉をするのは大抵おもてのサンルームかウッドテラスなので、そちら方面に新たな収納場所を探すことになりそうです。
ただし、このまま裸で外に置いておくとスチール部分は錆が出てきそうですから、何らか収納ケースを探す必要がありそうです。
収納ケースについては、またおいおい考えていくことにしましょう。


この炉ばた大将の熱源の秘密は下の写真のような「輻射板」と呼ばれる薄い金属プレートにあります。


バーナー部分にはガスの出るパイプがU字型に配列されていて、そのバーナー部分にかぶさるように輻射板がセットされることによって、バーナーの炎で輻射板が熱せられて、輻射板が真っ赤になり、その放射熱によって食材を炙るという仕組みです。


これはほぼ火力全開での炎の様子です。カセットボンベとは思えないくらい、炎はかなり強力です。そこに輻射板がかぶさることで、輻射板自体が赤熱し、炭火のような遠赤外線の熱を放つのです。



試しに、火を消したあとしばらくしてから手をかざしてみましたが、まだまだ熱さを感じました

炉ばた大将の火加減のコツ

製品の口コミ情報やレビューを読んでいると、「中まで火が通りにくい」「蒸し焼きのような感じになる」などの書き込みがありましたが、私が実際にカセットボンベをセットして火をつけてみた感じとしては、かなり炭火に近い感触でした。
使い方のコツ、というとおこがましいですが、このコンロは火力を微調整しながら使うというよりは、着火してしばらくの間はガス全開で輻射板をカンカンに赤くなるまで熱してから、食材を焼きはじめた方が良さそうです。


輻射板からの熱で焼き網の上全体が高温に包まれるまで、着火からしばらく時間がかかります。
そうなる前に食材を乗せてしまうと、表面に焼き目がつく前に具材の内部から水分が滲み出てしまって美味しく焼くことができないのです。


なので、着火から2〜3分は何も乗せず輻射板が赤くなるまで待つ。これが炉ばた大将攻略の秘訣と言えます。
待つといってもたかが2〜3分のことです。一から炭をおこすことを考えたら楽なもんです。




炉ばた大将の天板部分には、串焼きの串を乗せられるようにバーが2本ついています。

バーは2段階に角度と高さを変えられるようになっているのですが、結論からいうと、このバーはちょっと使いにくいです。
いわゆる焼き鳥のような、長さ15センチくらいの竹串を乗せるには、バーが垂直の状態では串の長さが足りません。
バーを内側に寝かせると串は乗りますが、串の手に持つ部分も含めて輻射板の真上にくるため、肉が焼ける前に竹串が先に焼けてしまうのです。
串を回そうにも手が熱くてたまりません。


もし私が開発者なら、バーは2本ではなく3本にして、真ん中に1本と両側に1本ずつにすると思います。そうすれば串は2列に並べることができて、串の手で持つ部分はコンロの外側に出るので手が熱くなることもありません。


ここは改良の余地ありですね。


現状では、この串焼き用のバーは使わずに、網の上に串を置いて焼くよりありません。



油と煙の問題、そしてコスト
排煙設備のない、昔ながらの焼肉屋さんにいくと、プロパンガスのホースがつながった網焼きコンロで、煙にむせながら肉を焼きますが、炉ばた大将はまさにあれのカセットボンベ版といえます。
火力といい焼き加減といい、カセットボンベでよくぞこれを作ってくれたと思います。
そういう点では画期的な商品といえるでしょう。



家の中で網焼きをすれば煙と臭いが大変なことになるのは当然のこと。熱せられた輻射板に肉の脂が落ちれば火がつき、もうもうと煙が上がります。

炉ばた大将は基本的に家の中で使うものではないと思います。
まあ、お餅を焼くくらいなら家の中でも使えるかもしれませんが、炉ばた大将はホットプレートなどとは根本的に違うものです。


「家庭で手軽に炉ばた焼きが楽しめる」という売り文句を、「家の中で」と読み違えてはいけません。
かなりの脂と煙が出ることは覚悟しなければいけませんから、「家庭で」イコール「家の庭など屋外で」という意味になります。

炉ばた大将にはコンロの下部に水を入れてセットすること受け皿が付属しています。
受け皿はホーロー製の丈夫な作りで、キッチンのガスコンロにある魚焼きグリルの受け皿みたいな感じです。


ここにあらかじめ水を500〜700ccほど満たしてセットしてから着火します。
使用後は受け皿の水が熱いお湯の状態まで温まっていますから、バーナーの熱は上だけでなくコンロの下側にも熱を放っていることが分かります。
受け皿の水は、網焼き中に滴る脂分を受け止めると共に、下方向への放熱を和らげる役目も担っているようです。
テーブルへのダメージを防止するためにも、水は必ず入れてから使うようにした方が良さそうです。


次にコストに関して考えてみましょう。
カセットボンベの消費量ですが、取扱説明書によるとカセットボンベの使用時間90分と記載されています。
新品のボンベ1本で連続燃焼時間が約90分ということのようです。


お店の焼肉食べ放題はだいたい90分のところが多いですが、まあ、焼肉1回ごとにカセットボンベを1本使い切るという感じですね。
IwataniのコンロはIwatani純正のボンベ使用を推奨していますが、純正でなくても市販のボンベで代用できますから、ボンベ1本あたりのコストは80〜90円くらいでしょうか?


これを炭の値段と比較してみると、ホームセンターなどで買う炭の値段は2kg400円、6kg900円くらいでしょうか?
バーベキューする時の炭の使用量のめやすとして2人で1kg、4人なら2kgくらい使うと考えると、1回のバーベキューで300〜400円くらいの炭代がかかるわけです。
そのことを思えば、1回でカセットボンベ1本を使い切ったとしても100円かからないので、炭よりはかなり経済的といえるでしょう。



炭とカセットコンロでは焼きが違う、所詮はガスコンロ、やはり炭には敵わないとお考えの皆さん、炉ばた大将を侮ってはいけません。

炉ばた大将の輻射熱は、炭焼に勝るとも劣らない焼き加減と雰囲気を楽しむことができます。


バーベキューの炭火と向き合っているお父さんの手元を想像してみてください。
いったん炭火が熾ったら、あとはひたすら網の上の食材の配列バランスと焼き加減との闘いです。
炉ばた大将も同じように、火力全開の遠赤外線の網の上では、肉や野菜が慌ただしくひっくり返され、盛大に炎と煙が上がります。
輻射板によって作り出される遠赤外線の熱は炭火に匹敵するほどの強い火力を生み出します。

そしてなんと言っても、炭を熾す手間がなく、日本中どこでも手に入るカセットボンベで気軽に焼肉や炉ばた焼きを楽しめるのが、炉ばた大将の最大の強みだと思います。


わが家ではこれまで炭の準備や片付けの面倒くささのため、車中泊やキャンプでバーベキューをすることはほとんどなかったのですが、炉ばた大将があれば旅先でも気軽に肉を焼いたり、地元の美味しい干物を炙って食べることができます。
自宅でも旅先でも大活躍してくれそうな予感がします。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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