ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

5泊6日九州車中泊の旅ブログ⑤


ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

九州車中泊の旅、今日は天草から鹿児島を目指す予定です。天草地方に来るのは今回が初めて。
とても楽しみです。


道の駅リップルランド有明

昨日は、蒸気機関車のあと熊本駅から天草まで夕闇の中を走り、受付終了間際の温泉に滑り込みで浸かることができました。そして石炭の汚れを落としてサッパリした私たちは、道の駅で翌朝まで静かな一夜を過ごしました。



昨夜は暗くて見えなかった道の駅の様子です。ここは、国道から一段上がった高台に道の駅があり、さらにもう一段上がったところに温泉施設が併設されています。
温泉の名は「有明温泉さざなみの湯」
単純性アルカリ温泉で、料金は大人500円、3歳から小学生が200円。家族4人で1400円でした。九州の日帰り入浴施設は本物の温泉が多く、しかも料金が安いのでとてもありがたいです。




国道から一段高いので車やトラックの音が届きにくいことも夜の静かさに一役かっているかもしれません。

道の駅からそのまま陸橋を渡って、海辺に降りることができます。
降りた道沿いには大きなタコのモニュメントが!

可愛いというには少しグロテスクすぎるマジのタコ入道でした。
天草のこのあたりは真ダコの産地として有名だそうです。あの有名な明石のタコも、元はここ天草から運ばれて定着したんだとか。
残念ながらタコ漁はこれから8月にかけてが最盛期らしく、今回は地元の新鮮なタコは手に入れることができませんでした。



海岸は砂浜ではなく、平べったい石がコロコロした浜でした。

しばらく海岸で貝殻やきれいな小石を拾って遊びました。5月の海は、足をつけるにはまだ少し冷たかったです。
以前、宮崎で5月ごろにサーフィンをしたことがありますが、たしかフルスーツだった記憶があります。海水温は外気温よりだいたい2か月遅れくらいで上がってくるので、九州でも5月の水温はまだ3~4月並みという感じです。


海水を舐めてみると、あまり塩辛さを感じませんでした。瀬戸内や日本海と比べると、同じ海水でも外洋と接している海の方が塩分濃度が少し薄いような気がします。四国の高知あたりでサーフィンをした時にも同じことを思いました。
同じ海でも地域によって塩辛さは微妙に違う様です。(私の個人的な意見ですが)





さて、道の駅を出発する前に物産館に立ち寄った私たちは、そこで素敵な花器と出会い、旅の思い出に一つ買うことにしました。天草は陶器作りも盛んなんだそうです。
花器は「内田皿山焼」という窯元の作品でした。

旅先で思い出の品を買うと、帰ってからもそれを見るごとに楽しかった出来事が思い出されます。ネットでも同じものは買えるかもしれませんが、同じ「もの」でも、ただネット通販で買うのと旅先で出会って買うのとでは、その「もの」に宿る深みが全然異なると思うのです。

今回も素敵なものに出会えました。うちの奥さんはこういう偶然を見つけるのが上手です。



ふたたび天草五橋へ

天草といえば天草五橋が有名です。ゆうべは暗い夜を道の駅まで急いでいたため、天草の美しい景色を楽しむことができませんでした。せっかく天草へ来たので、天草五橋のきれいな景色を楽しむため、私たちは昨日来た道を少し引き返すことにしました。

いくつもの島々が浮かぶ穏やかな海。
瀬戸内海のしまなみ海道も素敵ですが、ここ天草五橋も風光明媚さでは負けていないと思います。しかも天草五橋は通行無料です。


天草五橋を渡って上天草まで戻ったついでに、天草四郎ミュージアムに立ち寄りました。

白亜の外観と十字架が南国キリシタンのイメージをよく表しています。
入館料は大人600円、子ども300円、幼児は無料でした。


残念ながら館内は撮影禁止のため、館内の写真はありませんが、江戸時代に起こった島原の乱(天草の人々による一揆)と、それを率いた天草四郎の生涯、そして、その背景にあるポルトガルやオランダ商人たちとの取り引きや、当時の日本と海外との関係など、さまざまな背景を知ることができました。資料展示のほかにビデオ上映などもあり、ふらっと立ち寄ったにしてはとても興味深いミュージアムでした。


天草四郎は少し特殊な才能をもつ人物だったようですね。そのことが神童として彼のカリスマ性を高め、やがて一揆軍の指揮者へとまつりあげられていったようです。


歴史で習った島原の乱は「貧しい農民による一揆」という上っ面だけの知識でしたが、島原の乱の背景には、ポルトガルからキリスト教とともに鉄砲(武器)をもたらした商人たちと、かたや江戸幕府と結びついて力を強めていったオランダの商人たちのかけひきが見え隠れします。つまり、天草軍vs幕府軍の背景には、その背後で武器を供給して大儲けした武器商人たちの存在があったわけです。


この構造は、今起こっている戦争にも同じことがいえるかもしれません。戦争をすると儲かる人が必ずいて、そして犠牲になるのはいつも、罪のない市民たちという構造です。


闘って死ぬことを潔しとするか、屈辱を舐めてでも生きることを選ぶか?
天草四郎率いる3万の天草軍は闘って死ぬ道を選びました。そのことに疑問をもつ人々も、一揆軍の中にはいたようですが、天草四郎はキリストの教え(死と復活)や集団心理による煽動をうまく使いながら民をつなぎ止め、城に籠城し、やがて幕府軍による兵糧攻めによって次第に体力を奪われ、最後は幕府軍によって皆殺しされてしまったそうです。


ミュージアムの外には平和の鐘がありました。

青い空に鐘を鳴らすわが子たちです。

この子達の未来がどうか平和であることを祈ります。


寄り道は旅のだいご味

天草四郎ミュージアムで思ったよりゆっくり時間をすごした私たちは、天草の最南端、牛深を目指して出発しました。牛深からフェリーで鹿児島に渡って、今夜は指宿に泊まる予定です。


その前に地元のお店でちょっとお買い物していきたいと思います。美味しい練もの(さつま揚げや蒲鉾、ちくわなど)を買うためです。


地元の人が食べる美味しいものというのは、お土産物屋さんではなかなか買えないものです。


これはその時買ったタコのさつま揚げです。タコもさつま揚げも超プリプリ!
少し甘めの味付けがまたビールをそそる極上の一品でした。
九州南部の練り物はどれもおそるべき美味しさです。
真空パックなら、車載冷蔵庫があれば十分家までもちますし、フライパンなどで少し温めなおすとプリプリが復活します。


もう1軒、寄り道したお店がこちら。

天草の宝島(たからじま)という場所の海沿いに立つ小さなお店。「天草潮屋」さん。
一夜干しやタコのワサビ漬けなど、偶然入ったお店でしたが、どれも手作りでとてもおいしかったです。


今回の旅でも車載冷蔵庫が大活躍でした。わが家の車中泊に冷蔵庫はなくてはならない存在です。
車載冷蔵庫を24時間稼働しながら、車内ご飯ではティファールやオーブントースターを使い、消費した電力はソーラーパネルで補います。
ポータブル電源はこれまで何度か買い替えてきましたが、冷蔵庫は最初に買ったドイツ製のコンプレッサーを搭載したのを、今までずっと使っています。もう3シーズンになりますが一度もトラブルはありません。冷蔵庫があると、旅先で新鮮な魚介なども気兼ねなく買うことができるので車中泊には是非お勧めします。


それでは、続きはまた次回。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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