ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

5泊6日九州車中泊の旅ブログ⑧最終日

ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。


今回は5泊6日の九州車中泊旅の最終回です。本当にあっという間の6日間でした。

静かな神戸の朝

九州の宮崎港を出港したフェリーは翌朝8時半に神戸港に到着しました。
行きのフェリーは瀬戸内海を行く航路でしたが、帰りの宮崎発は四国の外側、つまり外洋を進む航路でした。
そのせいか、天候は穏やかだったわりに船の揺れが少し大きく感じました。大きなうねりというんでしょうか?
ゆっくりしたペースで船の上下動があって、酔い止めを飲んでいなかったら酔っていたかもしれません。


翌朝、8時半にフェリーは神戸港に到着しました。


フェリーのデッキから眺める港の景色は、陸から見るのと少し違っていて新鮮な感じがしました。



そのまま帰るのももったいないので、私たちは少しだけ神戸を散策してから帰ることにしました。
今日は夕方から当直の仕事があるので、14時くらいまでに家に帰れば十分間に合います。






朝一番の神戸、山手通りの駐車場に車を停めて異人館や北野神社などをぶらぶら散策します。

ほとんど人のいない静かな神戸の街に、朝の太陽の光が斜めに差して綺麗でした。


思えば朝の神戸というのは初めてかもしれません。萌黄の館も静かに開門を待っていました。



北野神社への石段を上がってみます。
神戸北野の名前は、ここに北野神社が勧進されたことに由来するそうです。



ほんの1時間ほどでしたが、朝の神戸をゆっくり歩くことができて、気持ちいい旅の締めくくりとなりました。


帰り道の名神高速。下りは長蛇の渋滞です。
連休の中日に帰ってくるスケジュールにしておいて良かったかもしれません。



京都まで戻ってきた私たちは、山科にある行きつけのおうどんやさんで昼ごはんをいただきました。
変わらぬ懐かしい味に「帰ってきたな〜」と、ちょっとしみじみしました。
旅は楽しいですが、旅から戻るときの少しホッとする感じも私は好きです。

旅の総決算

それでは最後に、今回の旅をデータで振り返ってみたいと思います。

走行距離と燃費データ

1日目 自宅~南港 94km
2日目 新門司~高千穂~阿蘇 323km
3日目 阿蘇~熊本~天草 116km
4日目 天草~指宿 272km
5日目 指宿~宮崎 227km
6日目 神戸~自宅 81km
総走行距離 1113km
給油回数3回 109.41リットル
総合燃費 10.2km/L

ソーラー発電とポータブル電源の収支

車載冷蔵庫を24時間稼働、ご飯の時にティファールで1リットルほどお湯を沸かしたり、オーブントースターでパンを焼いたり。メインのポータブル電源の主な使い道です。
毎朝の出発時には残量50%程度まで下がりますが、夕方の時点で90~93%程度まで回復、という繰返しでした。使用電力にすると1日あたり900〜1000Whくらいでしょうか?

一方、ソーラーパネルによる日中の発電量は5月の曇りから晴天で90~140Whくらいでした。
1日にならすと900Wh程度は発電していたことになると思います。


これ以外の細かい電気(携帯の充電、室内照明、車載テレビとチューナーの電源)については、もう1台の小型ポータブル電源から取るようにしていましたが、こちらは最終日でも半分以上残っている状態でした。

このように今回の旅の間、電気に関してはほとんど不安なく過ごせました。

使った費用

さて、気になる支出ですが、大きく項目別に分けて整理してみたいと思います。
食事(13回)27,633円
入浴(2回)2400円※砂蒸し風呂は現地レジャーに含めています
燃料代15,099円
高速・有料道(牛深フェリー含む)14,560円
現地でのレジャー等:20,873円
お土産20,039円
ホテル宿泊85,000円
往復のフェリー100,000円
人吉号20,000円

合計305,604円

今回の旅では、1泊だけ指宿のホテルに泊まりましたがここがゴールデンウィーク料金で、家族で1泊85000円とかなり痛い出費となりました。また、フェリー料金も往復10万円とかなり大きな出費でしたが、これについては、陸路だと高速代と燃料がかかる上にずっと運転しなければならない疲労を考えると、私はフェリーにして良かったと思っています。

ゴールデンウィークでなく通常期なら、フェリー代は往復6万円くらいでいけるでしょうから、陸路を使うのとそう変わらないかもしれません。仮に往復とも陸路にした場合、ガソリン代と高速代で片道2.5万円ほどかかり往復5万円とすると、フェリーとの差はわずか1万円ほどです。
個人的には、陸路を往復するよりフェリーの方が断然おすすめします。


今回、フェリーとホテルと人吉号を除いた実質的な車中泊費用は5泊6日でほぼ10万円となりました。平日日程でフェリー往復ならこれに6万を加え全部で15〜16万円。これがおよその九州車中泊費用ということになります。


家族4人で九州1週間の旅、16万円。ちょっと頑張れば何とかなりそうに思えてきませんか?
うちもまたいつか、今度は平日を狙って長期キャラバンに出かけてみたいと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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