ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

今が旬の梅シロップ作り

ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。


スーパーなどの店頭に梅の実が並ぶ季節になりました。本日は、今が旬の梅を使った梅シロップ作りのお話しです。

完熟梅と青梅

店頭に並んでいる梅を見ると、「梅干用」と「梅酒/梅シロップ用」の2種類があることに気づきます。
見た感じ、梅干用の方がやや赤みがさしています。梅そのものに違いはないのですが、これは梅の熟し方の違いです。梅干に使う梅は完熟した柔らかい果肉のものを使い、梅酒や梅シロップにはまだ熟していない青い梅を使うのが一般的なようです。
ただし、必ずしもそうでなければならないというわけではなくて、完熟梅を使って梅酒や梅シロップを作る人もいるみたいで、その方が甘くてまろやかな仕上がりになるらしいのですが、完熟梅を使うと梅が傷んだり発酵しやすく、あまり日持ちがしないという難点があるそうです。
うちは青梅の方を使って梅シロップを作ることにしました。

梅シロップの作り方

梅酒にせよ、梅シロップにせよ、梅を漬ける工程自体はそれほど難しいことはなくて、ただ下準備が少し面倒なだけです。

ヘタを取り除く


梅の実のくぼみの部分には小さなヘタがあります。これをつまようじの先などを使って取り除いてやります。
ヘタを取る意味は雑味が混じらないようにということと、ヘタの周りに雑菌などが付着しているとそこからカビや発酵の原因になりやすいからです。
小さなヘタを取る作業は手間ですが、丁寧にとっていきます。

水洗い


ヘタが取れたら、梅の実をきれいに水洗いしていきます。ボウルなどで何度か水を替えながら洗いましょう。
ごしごしこする必要はなく、優しく洗うイメージです。
洗い終わった梅の実はざるで水気を切り、清潔なタオルなどで水気をふき取っていきます。
くぼみの部分にも水気が残りやすいので、丁寧に拭いていくようにします。
できれば、その後30分ほど外気において自然乾燥させると尚いいみたいです。
水気が残っていると、長期保存したときに腐りやすくなったり、発酵の原因になるのでなるべく水気はしっかりとるようにしましょう。

保存ビンの熱湯消毒

保存用のガラスビンはきれいに洗ったあと、熱湯をかけて消毒しておきます。
これも腐敗や発酵を防止するためです。
ここまでの下準備が、工程のすべてといっても過言ではありません。
保存ビンの熱湯消毒をつい忘れがちですが、面倒がらずにやっておきましょう。

梅と氷砂糖を交互に入れていく


今回は梅1kgと氷砂糖1kgを使いました。
最初に氷砂糖をビンの底に敷くように入れ、梅の実を入れ、また氷砂糖を上から入れ、これを交互に繰り返していきます。
2kgのビンだと最後少し入りきらなくて、別のガラスビンに分けて入れることにしました。
だんだん水分が上がって梅がしぼんでくればいずれ1つにまとめられるので、しばらくこれで様子をみることにします。

梅を漬けてから5日目


半分くらいまで水分が上がってきました。氷砂糖が梅と触れた部分から徐々に氷砂糖が溶け出していき、底の方に貯まっていく感じです。時々ビンを回すようにして上の方の実にも水分が行きわたるようにしてやると、上の方の実からも水分が出やすくなります。
5日ほどで梅の実のかさが減ってきて、ビンの上の方に隙間ができてきたので、2つのビンに分けていたのを1つにまとめることにしました。

梅を漬けてから12日目


ほぼ梅の実全体が水気の中に浸かるほどになりました。氷砂糖はまだ全部は溶け切っていません。最初ビンに収まりきらなかった梅の実は少し小さくしぼんでしわが寄ってきています。ビンの8分目ほどの高さに収まるようになりました。分量的にはこれくらいが出来上がり量になると思いますが、梅の実を取り除くと、実際のシロップの分量はこの半分くらい、つまり氷砂糖の分量である1kg前後が出来上がり量ということですね。
ビンのふたを開けると、フワッと梅のいい香りが立ち上がってきます。
漬けて10日過ぎれば飲み始めることができるということなので、試しにシロップを少し取り出して、氷と水で割って飲んでみることにしました。ついでに梅の実も1つ食べてみます。


最初の1杯は奥さんに献上。
私も味見で一口いただいてみました。
さわやかな梅の香りと甘み。まだ梅のエキスがしっかり出きっていないのか、甘みの方がやや強い感じがします。もう少し時間をかけて梅のエキスを抽出した方がいいのかもしれません。
梅の実の方は、皮の部分はカリッとした小梅のような食感ですが、中からジュワっと甘酸っぱい果肉があふれてきます。このまま食べても十分おいしいですが、漬けたあとの梅の実を取り出してジャムを作ってもいいかもしれませんね。
ヨーグルトと合わせるときっと美味しいと思います。


シロップの色は透明なままですが、この後、だんだん琥珀色に変化していくのでしょうか?
これから暑い夏。
夏ばて防止に梅シロップのクエン酸がきっと役立ってくれることと思います。
皆さんもぜひ梅シロップ、あるいは梅酒づくりにチャレンジされてみてはいかがですか?


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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