ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

車中泊で一晩中エンジンをかけるとどうなるか?

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ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

今回は、車中泊の際に夜通しエンジンをかけっぱなしにした場合の車への影響やコストの問題などについて考えてみたいと思います。

生まれて初めてのアイドリング車中泊

環境問題や周囲への迷惑などから、車中泊で夜間アイドリングのまま一晩過ごすことは極力避けた方がよいと考えています。
そんな私ですが、先日とうとう生まれて初めてアイドリングのまま一晩を過ごすこととなりました。
罪深き私をどうかお許しください。。。


岡山へキャンプにでかけた週末、金曜の夜出発で、中国道の赤松パーキングエリアに前泊した時のことです。
夜22時を回ってパーキングに到着し、エンジンを止めて、スライドドアの窓をあけて網戸にし、リアゲートも半開きにして、いつものように車中泊の支度をしていたのですが、この日はトラックの割合がいつもより多く、私たちが停車した隣にも大型トラックがやって来て停まりました。大型車のレーンが一杯のため、小型車エリアにまでトラックが勢力を広げてきたのだと思われます。
そして、大型トラックはそのままエンジンをかけっぱなしで就寝体制に入ってしまったようです。

私たちは何とか就寝しようと30分ほど辛抱してみましたが、網戸ごしに、すぐ耳元でトラックのアイドリング音が響きわたり、そして、トラックからエンジンの熱が窓越しに伝わってきます。車内は車内で先ほどまでエンジンを回して高速を走ってきたせいで、ハイエースのエンジンの熱が車内に放散され、それはまるで灼熱地獄のような過酷さでした。

さらにその日は夜遅くまでムシムシと湿度が高く、このままでは全員熱中症で救急搬送されかねないと判断し、私たちはハイエースのエンジンをかけ、窓を閉めてエアコンをつけることにしたのでした。


うちのハイエースはディーゼル車のため、エンジン音はそれなりに車内に漏れてきます。
「音が漏れてくる」というよりも「エンジンの振動が伝わってくる」といった方が正しいかもしれません。
ドアモールなどに遮音対策を施してあるので外からの音はあまり車内には伝わってこないのですが、エアコンのコンプレッサーの動きに伴って、エンジンが時おり「ブルン」と回転を上げ、その時には車全体がビクッと震えるのが分かります。


エンジンをかけてしばらくするとエアコンが効いてきて、子どもたちはスヤスヤと眠りについたようでした。私は初めてアイドリングのまま一夜を過ごすというので何となく気が休まらず、結局、浅眠のまま窓の外が白く明けてくるのを、なかば諦めに似た気持ちで迎えました。
奥さんも同じくあまり熟睡はできなかったようです。

一晩中エンジンをかけたことによる車内の様子

朝になり子どもたちが起きてきて、ベッドモードから通常モードにレイアウトを変えてみて初めて気づいたのですが、ベッドキットから上の車内空間はエアコンの冷気で涼しかったのですが、逆にベッドの床下はかなり熱くなっていました。
特に足元の床部分やエンジンカバーの周りは素手で触るのは熱いくらいになっていました。


本来エンジンは、走行中の風とラジエーターでエンジンを冷やしながら走行するわけですから、一晩中アイドリングしていれば、エンジン内部ではシリンダーがピストン運動で摩擦熱を生み、エンジンは灼けるように熱を持ちます。その熱はエンジンルームからボディへと伝わり、シャーシ全体が熱をもつようになっていきます。


ベッドキットは厚みが3センチあり、さらにその上は5センチのウレタンマットレスと10mmのラバーマットレスが断熱効果を生んで、ベッドキットの上までは熱は伝わってきませんでしたが、床下はかなりの高温にさらされていたようです。
そのせいで、床下に置いた車載冷蔵庫がまったく冷えず、朝の段階で庫内温度は21℃。
念のため家から入れていった保冷剤もすっかり溶けてしまっていました。

一晩エンジンをかけたことによる燃料消費量

さて、一晩エンジンをかけっぱなしにしたことによる燃料の消費量はどれくらいでしょうか?
岡山につき、ガソリンスタンドで給油したところ、給油量は37.27リッターとなりました。走行距離計は206kmを指しています。出発の時に満タンにしたので、単純に燃費を計算すると206÷37.27=5.53km/Lとなります。


高速走行を含めたハイエースの燃費を仮にリッター9.5とした場合、206÷9.5=21.68リットル。つまり、206kmの距離を普通に走っていれば21.68リットルの燃料でよかったわけです。それが夜間エンジンをかけっぱなしにしたことで、37.27リットルの燃料が必要だった、ということになります。
その差は、37.27リットル-21.68リットル=15.59リットルとなります。
軽油1リットル145円として計算すると

一晩エンジンをかけた場合の費用は
15.59リットル×145円=2260円

これが、一晩エンジンをかけてエアコンをつけて寝た場合の燃料代ということになります。


エンジンをかけていた時間は、中国道の赤松パーキングエリアに到着した夜10時半から、翌朝8時までの9.5時間ほどです。

1時間あたりの燃料消費量は
15.59÷9.5時間=1.64リットル
1時間あたり約238円

アイドリング一晩でポリタンク1本分近くの燃料を消費するということが分かりました。


アイドリング持続によるエンジンへの影響

さて、翌朝再び高速道路を走りはじめた私たちでしたが、エンジンは絶不調でなかなか回転数が上がらず、登坂車線では80km/hを下回るほどでした。ルマン耐久レースではありませんが、エンジンをかけつづけたことによって熱ダレを起こしてしまっていたようです。
いくら頑丈なハイエースとはいえ、こういう使い方を続けていたら、そのうちエンジンが壊れてしまうのではないか?と心配になります。
水温計は中央より少し上を指していました。
普段は水平より少し下くらいなので、一見するとあまり違わない感じがしますが、水温計の針が真ん中より上を指す場合にはエンジンはかなり熱を持っていると考えた方がいいようです。



今回、熱帯夜の車中泊でエンジンを一晩かけて過ごした経験から様々なことが見えてきました。
やはり、標高の低い場所での夏の車中泊は極力避けた方がいいということがわかりました。家族の安全を優先するため、また環境への配慮も含めて、夏場は無理をせず安いモーテルやビジネスホテルを利用する方が無難だと思います。

夏場でも涼しく過ごせるおすすめの車中泊スポットについては、以下の記事をご覧ください。
sleepysheep-zzz.hatenablog.com



RVパークなどでAC電源とともにエアコンのレンタルサービスがあればきっと流行るに違いないのに。。と思いました。



最後まで読んでいただきありがとうございます。

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