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ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。
今回は、私たちが普段車中泊している時の「旅行費用」について少し考えてみたいと思います。
車中泊にかかる費用を考えることは、車中泊プランの予算を考えるヒントになると思うのです。
基本的な費用とプラスアルファ
ひと口に旅の費用といっても、それぞれのご家庭の旅のスタイルによって、どこにお金をかけるかは千差万別ですから、一概にいうことはできないと思います。どれも間違いではないでしょうし、それぞれの家族が「楽しい!」と感じられるところにお金をかければそれが正解なのです。
そのことを踏まえた上で、うちの場合の車中泊費用の概算を少し整理してみたいと思います。
毎回、別に「こうしよう」と考えて出費しているわけではなく、かかった費用をあとでまとめてみるとおおよそのパターンが見えてきた、という感じです。あくまで、経験上の平均値という感じで見ていただければと思います。
車中泊費用の概算(家族4人での金額です)
◎1泊2日 5000円〜15000円(平均10000円)
◎2泊3日 15000円〜30000円(平均20000円)
◎3泊4日 30000円〜50000円(平均40000円)
車中泊費用という場合、基本的な費用とプラスアルファの費用の合計という感じになると思います。プラスアルファの部分というのは、それこそ1食5000円もする極上うなぎを食べに行くとか、旅先でテーマパークに行くとか、現地でのアクティビティによって全く異なってきますから、とりあえずここでいう車中泊費用の概算とは、そういったプラスアルファを差し引いた「基本的な費用」に関する金額と思ってください。
上の概算を見ると、基本的な費用だけでも上限と下限に結構開きがあることが分かります。それは主に旅の移動距離による「燃料代」や「高速代」などの移動費が占める割合によるところが大きいと思います。
つまり、一言で1泊2日といっても、自宅から片道50km程度の比較的近場での車中泊もあれば、1泊でも高速を使って片道150~200kmも移動するような旅の場合もあり、そうなれば燃料代と高速代がそのまま車中泊費用に乗っかってくるというわけです。
上限と下限の平均値でみると、1泊10000円、2泊20000円、3泊40000円というのが、およその金額になると思います。
3泊になった途端一気に40000円にアップするのは、やはり宿泊数が増えるとそれだけ遠くを狙いたくなるので、その分移動費用がかさんでくるという感じです。
基本的な車中泊費用の内訳
では次に基本的な車中泊費用の内訳をもう少し詳しく見てみましょう。
基本的費用の中身は、大きく分けると「食事関係」「お風呂」「移動費」の3つとなります。これ以外に「現地でのアクティビティ」や「お土産」「その他雑費」というプラスアルファの部分が別にかかってくると思います。要するに「現地滞在費」ですね。
通常の旅行の場合でも、旅行代プラス現地滞在費が必要なわけで、1泊2日の旅行費が仮に5万円とすると、それに加えて現地滞在費として少なくても2~3万くらいは財布にもっていくのではないかと思います。車中泊の場合もこれと同じような考え方で、基本費用プラス現地滞在費というとらえ方をしておくと、予算が整理しやすいのではないかと思います。
逆に言うと、そうやって基本費用と現地滞在費を分けて考えておかないと、つい出費内訳がごちゃまぜになり、せっかく車中泊で予算が浮いたはずなのに現地費用がけっこうかかって思ったより出費総額が多かった、というようなことに陥りがちです。
それは、あくまで「現地滞在費」の増加によるもののはずで、基本的な車中泊費用はそれほど変動はないはずなのです。
それでは具体的に一番シンプルな1泊2日の場合を例にとって考えてみましょう。
1泊2日で下限5000円という場合は、食事はすべて車内ご飯にしたとして3食で1500~2000円程度、お風呂が家族4人で1500~2000円、移動は片道50kmほどで燃料費が1000~1500円くらい、というようなパターンです。現地では広い公園で1日遊んだり自転車に乗ったり、帰りに地元の神社に立ち寄ったり、ふと見つけた美術館に立ち寄ってみたりと、あまり出費のかからない行動パターンなら、現地滞在費も2日間で2000~3000円以内で済むと思いますから、トータル予算は1泊2日で8000円ほどで収まると思います。
そんな風に、あまりお金をかけなくても、それぞれがのんびり自分の時間を楽しめて、家族で楽しくリフレッシュできて、夜に家に帰らなくてもそのまま車で泊まって、次の日もぶらぶらしたり道の駅で産直の野菜をみたり。
そういう感じの、バンライフの延長でそのまま1泊するような車中泊なら、お金をかけなくても十分楽しい週末になります。
初めのころは、せっかくハイエースを買って車中泊装備も充実してくると、つい遠くへ行きたくなるんですよね。移動距離が長いことが車中泊の楽しさだと勘違いしてしまっていた時期があったように思います。
それが最近は、決して移動距離の長短だけが問題ではないと思うようになってきた気がします。
リフレッシュ具合で測るとすれば、長期・長距離の車中泊と、短期・短距離の車中泊という問題よりも、自分たちがその時間いかに日常を忘れて何かに没頭できたり、異次元の世界に触れられたと感じることの方が、よほどリフレッシュの深さに影響すると思うのです。近場でも十分リフレッシュできますし、近場の魅力を再発見すると、わが町がまたより一層好きになったりもします。
さて、先ほどの1泊下限5000円というのは、かなり節約感強めの金額ですから、実際のところは1泊10000円くらいが平均です。
この場合、1泊3~4食の食事のうち、1日目の夕食と翌日の昼食は外食するとして、食事関係で5000~6000円ほどかかってきます。うちはまだ子どもたちが小さくて、4人で実質的に3人分という感じですが、旅先で美味しいものを食べるというのはわが家の共通の楽しみの一つなので、食事部分はあまり節約しすぎないで、現地で美味しいものを食べる方が自分たちのスタイルに合っている気がします。
このあたりは、基本費用と現地滞在費が入り混じってくる部分かもしれませんね。
現地でのお風呂も私たち家族全員の楽しみの一つです。ただ、お風呂に関しては食事ほど選択の自由はなく、車中泊に出かけた場所でお風呂を探して偶然巡りあうというパターンが多いと思います。相場もだいたい決まっていて家族4人で2000~3000円の範囲かと思います。入浴料金は施設によっていろいろですが、相場感としては家族4人で1800~2000円以下なら安い方で、平均すると4人で2500円~2800円くらいといったところでしょうか。そう考えると、入浴料金が案外かさむのが車中泊の悩みの一つです。いっそお風呂に入らないという手もありますが、うちはみんなお風呂好きなので、できれば毎日入りたいところです。入浴費用がもう少し抑えられたらと思うのですが、今のところうまい手はありません。
食事に5000円、入浴に2500円。これだけで7500円ですね。これにガソリン代が2500円でもう10000円行ってしまいます。
1泊10000円程度の車中泊では、こうした食事と入浴のどこかで多少の節約をしながら、あまりケチりすぎずに家族が楽しめるような行先を考えるという感じになります。うちがよく足をのばす越前方面の場合などは比較的入浴料金が安いのと、海の幸を安く食べられるので、10000円でも十分楽しめて、越前そばをいただいたり、帰りに地元の新鮮な海産物をお土産に買って帰って、家に帰ってからも二度美味しいという、なかなかおすすめの車中泊が楽しめます。
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