ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

車中泊にACコンバーターをおすすめしない理由

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ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

今回は、車中泊する時の電気について少しお話ししたいと思います。
簡単に言うと、「ACコンバーターはなるべく使わない方がいいですよ〜」という話しです。

バッテリーから電源をとるという失敗

車中泊を始めた人が必ず通る道の一つに、車内での電気利用があると思います。
スマホやタブレットの充電に始まり、車内照明、ミニ扇風機、そして次は車載冷蔵庫が欲しくなってきます。


私自身がそうだったように、シガーソケットにACコンバーターを繋いで、バッテリーの直流を交流に変えて使うことをまず考えるわけですが、ここに大きな落とし穴があります。この落とし穴はその時すぐには分からず、しばらく経ってから徐々にバッテリーの劣化に気づくのですが、時すでに遅し。気づくとバッテリーの比重が下がってしまっていて、結局大枚をはたいてバッテリーを交換しなければならなくなります。

ハイエースやミニバンあたりだとバッテリーも安くて2〜3万はしますから、かなり痛い出費です。


うちは新品のバッテリー(95Dクラス)をわずか2年でダメにしてしまいました。原因は車載冷蔵庫をシガーソケット経由(ACコンバーター)で使用したせいです。

「もうシガーソケットから電気を取るのはやめよう」と心に誓ってからは、すべての電気をポータブル電源とソーラーパネルでまかなうようにしています。もし懲りずにまたバッテリーから電気を取っていたら、今ごろまたバッテリーを交換しなくてはいけなかったことでしょう。

車で電気を使いたいと思ったなら、初めからポータブル電源を買いましょう!


バッテリーを何度も買い替える出費や、コンバーターを買うことを思えば、最初からポータブル電源買う方が賢いです。
電気関係では本当にいろいろ失敗や苦労してきた私からのアドバイスです。


理由はオルタネーターの仕様にある

以前にも記事にしたことがありますが、最近の車は昔と違って、走行中常に充電する訳ではなく、大きな電気負荷を検知した時だけオルタネーターが動く仕組みに仕様が変わっています。
ダイナモみたいに走行中ずっとモーターを動かし続けているとそれだけ燃費が落ちてしまうからです。自動車メーカーは燃費向上と引き換えに、バッテリーの消耗についてはユーザー側に負担を押し付けてきたような気がします。


オルタネーターが動き出すタイミングというのは、たとえばエアコンやヘッドライトや雨の日のワイパーなどの電装品を使う時があげられます。
車に元々備わっているこれらの電装機器は全てオルタネーターと繋がっていて、機器を使用するとオルタネーターがその電気負荷を感知して電力を補い始めます。
最近のオルタネーターは、バッテリーを充電する機能というよりは、電装品の電力をまかなうために働き、そのついでにバッテリーを充電するという感じです。


けれど、車内で使う電化製品はオルタネーターにはつながっていないので、シガーソケットから電気を使ってもオルタネーターは動かず、バッテリーは一向に充電されません。

ネットなどでは電化製品の電源ケーブルをエンジンルームに引き込んで、直線オルタネーターに繋いでやるという裏ワザもあるようですが、素人がやるにはちょっとハードルが高いですし、いろいろリスクも伴いますからやめておいた方が無難だと思います。


バッテリーから取り出せる電気の目安

車中泊で電気を使いたいなら、最初からポータブル電源を買うことをおすすめします。これは失敗をたくさん繰り返してきた私の教訓です。

とはいえ、せっかく付いているシガーソケットですから、多少の電気は使いたくなるのが人情です。では、いったいどれくらいまでなら安心して電気が使えるでしょうか?


先ほど書いたように、オルタネーターは電装品の電気負荷を感知して動き始めますが、電装品へ電力を供給したついでに余剰電力でバッテリーを充電します。ウインカー、ハザードランプ、車内灯など小さな電気消費分は、このタイミングで充電されます。
このように、バッテリーのキャパの範囲でいったん電力を消耗し、後でまた補われるということが繰り返されながら、徐々にバッテリー自体が消耗していくわけですが、それと同じくらいの電気消費であれば走行中の車内で使う分には問題ないということになります。
具体的には何ワットくらい?というのが気になるところですが、それを知るにはバッテリーの「5時間率」と「20時間率」という考え方が参考になると思います。


5時間率と20時間率というのは、バッテリーから取り出せる電力の大きさを表す基準のことを言います。簡単に言うと5時間率は「5時間かけてバッテリーから取り出せる電力」、20時間率の方は「20時間かけてバッテリーから取り出せる電力」をいいます。
実験では、バッテリーの総電力量(Ah)を、5時間率の方は1/5、20時間率の方は1/20で割ったアンペアで放電していって、電圧が10.5Vまで下がるのに要した時間をはかりバッテリーの能力を計算するらしいです。

たとえば95Dという容量のバッテリー(ハイエースの標準バッテリーがこのサイズです)は容量が約60Ahありますが、5時間率の場合は60A÷5なので12Aで放電させ、約5時間で10.5Vまで電圧が低下します。20時間率の場合は60A÷20=3Aで放電させ、20時間ほどかけて10.5Vまで下がっていきます。
以前は5時間率が標準表記でしたが、現在は20時間率が標準になっていて、5時間率表記は参考値とされているところからしても、バッテリーの性能は20時間率でみる方が妥当ということだと思います。そういう意味では、60Ahを20で割った「3A」という数字が、利用できる電力の一つの基準ととらえることができると思います。


もちろん、瞬間的であれば12~15Aの電気を使うことは問題ないかもしれませんが、持続的に取り出すとすれば3Aが限界です。これに電圧12Vをかけた電力量は「36W」(ただし、実際にはACコンバータをかますと直流から交流への変換時に2割ほど電力ロスが生じるので、その目減り分も考慮すると実際には「28W程度(電流にして2.5Aくらい)」)ということになります。


やはり走行充電だけでは車載冷蔵庫の持続的な使用は難しいですね。スマホやタブレットの充電、ノートパソコン、ポータブルDVDの使用くらいなら大丈夫かと思います。


今回は、車中泊にACコンバーターをおすすめしない理由について私なりに書いてみました。
ポータブル電源の導入について、この先どれくらい車中泊を楽しもうと思っているかによって判断が2つに分かれるところだと思いますが、車中泊だけでなく、クルマをベースキャンプにしたバンライフという過ごし方も含めて、家族でいろいろなアウトドアアクティビティを楽しみたいと考えておられるなら、ぜひポータブル電源を検討されてはいかがでしょうか?
かなり楽しみ方の幅が広がることは間違いありませんよ。


大容量ポータブル電源の導入についての記事をアップしておきますので、よろしければ参考にしてみてください。
sleepysheep-zzz.hatenablog.com


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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