ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

暮らしの風景 フジカストーブ

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ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。


今回は、わが家の暮らしの道具を少しずつご紹介する「暮らしの風景」シリーズの第2弾で、フジカストーブのご紹介です。

Made in Japan石油ストーブ

東京に本社のある(株)フジカが昭和22年から製造販売している純国産の石油ストーブは、今も昔ながらの製造方法でコツコツと作られているまさにMade in Japan品質の工業製品といえます。
受注生産のためなのかオーダーしてから納品までかなり時間がかかるようですから、新しいものを求めるなら気長に待つしかなさそうですね。


うちのはKSP-1という1970年代に作られた赤のフジカで、程度のいい中古を確か25000円くらいで買いました。実に50年近く生きてきたツワモノです。キャンディレッドというんでしょうか?ホーローの鮮やかな赤が目をひきます。子どもたちもこのカラーが大のお気に入りで、アラジンストーブより赤のフジカを好んで選びます。

永く使い続けられる安定した品質と、昨今のキャンプブームでフジカストーブの人気が高まっていることもあり、中古市場でもかなり相場が上がっているようですね。


現行モデルのフジカは黒か白の2色展開となっており、赤のフジカは現在販売されていませんから、もしどうしても赤のフジカが欲しいという人は頑張って中古市場を探しましょう。


アラジンとフジカを比較

さて、アラジンもフジカもただそこにあるだけで絵になる存在感と、使うほどに愛着のわく姿かたち。まさに暮らしの道具という感じがします。


アラジンストーブとフジカストーブを並べてみると、フジカの方が高さが低い分全体的にコンパクトに感じます。一方、アラジンは燃焼筒の部分がほっそりしているのでスマートな感じがして、並べてみると案外大きさの違いはさほど目立ちません。

どちらもそれぞれの可愛らしさがある個性的なストーブだと思います。


燃焼効率はほとんど同じで、アラジンの方が2.68kw/h、タンク容量は4.1L、燃焼は約15時間ほどに対して、フジカの燃焼効率は2.7kw/h 、タンクは3.3L 燃焼は約12時間という感じです。
うちのフジカは古いモデルなのでタンク容量が3.3Lですが、今のモデルは3.6Lなんだそうです。



燃焼のための手順は、アラジンが燃焼筒のロックを外して筒を横に倒して芯の部分を完全に露出させてから火をつけるのに対して、


フジカの方は燃焼部のつまみを持ち上げて、少しスキマを開けるようにしながら、スキマの部分に火をつけるという違いがあります。


アラジンは火をつけたあと燃焼筒を戻す瞬間に火が立ち消えてしまうことがたまにあり、それがアラジンの唯一の難点なのですが、フジカの方はそうした火の立ち消えは起こりません。



炎の色は両者で明らかに違います。


アラジンの方は「ブルーフレーム」という青い炎が特徴的です。

アラジンストーブは筒の中に上昇気流が生じて石油が完全燃焼することによって炎が青い色になるのだそうです。


一方、フジカストーブの炎はオレンジ色で、いわゆる昔ながらの灯油ストーブの炎の色になります。一見するとアラジンの青い炎の方が完全燃焼して綺麗な感じがしますが、決してフジカストーブが不完全燃焼しているというわけではなく、赤い炎は遠赤外線効果で体の芯まで暖まる気がします。



フジカストーブのもう一つの特徴は、ホーローの天板の色の変化です。


火がついていない時のフジカの天板は鮮やかなキャンディレッドですが、火をつけてしばらくすると、少しくすんだような、マルーンレッドに天板の色合いが変化していきます。


最初、これを知らなかった時は天板が焼けて変色してしまったのかとびっくりしました。
でも、火を消してしばらくすると、また天板は元の鮮やかな色に戻っていくんです。
こうした天板の変化を楽しめるのもフジカの魅力の一つと言えます。


フジカがアウトドアに強い理由

キャンプ愛好家たちにフジカが好んで使われるのにはいくつか理由があります。

まず一つはそのコンパクトさ。テントの中に持ち込んでもそれほどスペースを圧迫せず使えるというところが強みの一つ目です。


それから、天板の上に鍋を置いて、コトコト料理が作れるというのもアウトドアに適した部分と言えるでしょう。


そして、おそらくこれが一番の理由だろうと思うのですが、車で持ち運んでも灯油が漏れないこと。何と言ってもこれが一番大きいと思います。


フジカの灯油注入口は、このようなスクリュー式になっています。厚めのゴムパッキンがスクリューでしっかりねじ込まれることにより、走行中車が揺れてもタンクから灯油が漏れる心配がありません。(ただし、フジカストーブの給油口は口が大変小さいため、電池式の灯油ポンプは使えません。給油にはコールマンの給油用じょうごがあると便利です)


アラジンストーブの方はキャップを90度回すだけの固定方法なので、揺れると確実に灯油が漏れてしまいます。
もしアラジンをキャンプに持っていこうと思うと、毎回灯油をタンクから抜き取り、現地で灯油を満たしてから使い、帰りはまた灯油を抜き取ってカラにする必要があります。


フジカストーブが設計された段階で、キャンプやアウトドアで使うことを想定していたわけではないだろうと思うので、そこはやはり堅牢な国産品質が生み出した偶然かもしれません。
スクリューキャップに刻まれた精巧なネジ山に、日本品質の確かな証しを見る気がします。



大阪で日本万博が開催された1970年で、それとほぼ同じ頃に誕生した国産の真っ赤な石油ストーブが、高度成長期やバブルなどさまざまな時代を乗り越えて、約半世紀もの間、沢山の人々の冬を暖めてきたことを思うと、このフジカをただ単なる物として見るのは憚られる気がします。


巡りめぐってわが家の仲間入りしてくれたのはきっと何かの縁だと思います。これからも自分の子どもたちやその子どもたちの時代まで、私たちの冬を暖め、そして見守ってほしいと願います。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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