ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。
今回は、家族のスケジュール管理におすすめのホワイトボード活用術についてご紹介したいと思います。
家族4人のスケジュールを可視化
今回ご紹介するホワイトボードは、今年買って良かったと思うものランキングを挙げるとすれば、間違いなくベスト３に入ると思います。
今まで、家族の予定はカレンダーに書き込んだり、夫婦で共有のスケジュールアプリを使ってみたりと色々試してみましたが、どうもしっくりこなかったんです。
そこで試しに、大きなホワイトボードに1週間の予定を書き込むようにしてみたところ、これがなかなか見やすくて、子どもたちも自分から進んで動いてくれるようになり、とても効果がありました。自由に書いたり消したりできることや、マグネットでお便りなどをボードに留めておいたりと、ホワイトボードはいろいろ使い勝手がいいんですよね。
ホワイトボードは仕事場では当たり前のように使っているのに、家ではあまり使われていないというちょっと不思議な存在です。
無地のホワイトボードをアレンジ
うちが買ったのは60×90センチの無地のホワイトボードです。あとになってもう少し面積がほしくなり、60×45センチのホワイトボードを買い足して、2つ並べて使っています。
どうせ買うなら初めからもっと大きなホワイトボードにすれば良かったなと思います。
もし置き場所が確保できるなら、できるだけ大きなホワイトボードを買うことをおすすめします。面積の大きさは便利さと比例します。
1週間の家族の予定を書き込めるようにホワイトボードに罫線を作りました。
100均で売っている「製本用のテープ」をカッターで細長く切り、製本テープは裏がシールになっているので、それでホワイトボードに貼って表罫を作っていきます。
マグネットシートをカットしてマジックで新幹線の車両をイラストしました。子どもたちが朝起きてやることを書き出して、一つできるたびに新幹線の車両を貼っていくようにしました。やることが全部できたら新幹線が完成します。
これが効果てきめんで、自分たちから進んで競うように朝の日課がクリアできるようになりました。
こうやって目で見えるように工夫すると、いちいち声をかけなくても自分たちだけでできるんですね。
マグネットシートに貼る文字テープはジャンク品を自分で修理したネームランドで印字していきます。
このネームランドは電源ボタンが入らなかったのですが、キーボードの裏にある通電ゴムの接触不良が原因だったので、その部分にアルミホイルを使って通電するようにしたら直りました。ネームランドのジャンク品は意外と簡単に直ることが多いので、安いジャンク品を買って直すのがおすすめです。
sleepysheep-zzz.hatenablog.com
「燃えるゴミ」「プラゴミ」「ペットボトル」などゴミ出しの予定を作っておいたり、「お弁当の日」とか「参観日」など行事予定をマグネットシートで作っておくと、いちいち書かなくてもマグネットを貼ったり移動させるだけで済むのでとても便利です
ホワイトボード選びのポイント
さてさて、ホワイトボードで自由に絵や字が書けるようになると、子どもたちがさっそくペンで色々とらくがきするようになりました。
書いては消しできるので、気兼ねなくらくがきできるというのも、子どもたちが「書く」ことに興味を持つきっかけになる気がしています。
上手い下手は別にして、繰り返し書くことが上達への近道だと思います。
100均などでも小さなホワイトボードは買えますが、この手のやつはすぐにボードがダメになってしまいます。安物のホワイトボードはすぐにコーティングがはがれて、だんだんペンの跡が残るようになり、消したあとが黒ずんできてしまいます。
ホワイトボードの材質にはいくつか種類がありますが、書きやすさと消しやすさ、耐久性で1番おすすめなのはホーローのホワイトボードです。
コクヨなどきちんとしたメーカーのホワイトボードはたいていホーロー製だと思いますが、ワンランク安いホワイトボードは薄手のスチール製や、さらに安いものはプラ素材に裏がダンボールだったりします。
ホーローのホワイトボードは新品を買うと高いですが、メルカリなどで中古のホーロー製のホワイトボードを気長に探すと、程度の良いやつが見つかると思います。
そもそも大型の中古ホワイトボードは買おうと思う人がそう多くないのか、掘り出し物が意外と安く見つかったりするのです。
最後に、ホワイトボードのお手入れについて一つだけポイントを書いておきます。
ホワイトボードの表面を綺麗にするときに洗剤や有機溶剤は絶対に使わないことです。
界面活性剤や有機溶剤で拭くとボード表面のコーティングが取れてしまうのです。
ホーロー製のホワイトボードでもこれは同じで、たとえ高いホワイトボードを買ってもコーティングが取れてしまえばやはり性能は落ちてしまいます。
ホワイトボードを使っていて、市販のイレーザーで消えにくいときは、シンプルに水拭きするのが一番です。
ホワイトボードペンは時間がたつとボードの表面が乾いて固まってしまうので、もしそうなってしまった時は、乾いたペンの上からもう一度ペンでなぞるようにしてやると、ペン跡がとれやすくなります。
今回は家族のスケジュール管理におすすめのホワイトボード活用についてご紹介しました。長い目で考えるなら、多少高くても絶対にホーロー製のしっかりしたホワイトボードがオススメです。お家に大型のホワイトボードを置くという考えは普通あまり思いつかないかもしれませんが、間違いなく大活躍してくれると思いますので、皆さんも是非お試しください！
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