ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

庭の大根で自家製たくあん漬け


ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

今日は自家製たくあん漬けのお話しです。

冬野菜が豊作

この冬は例年より暖かいですね。昨年秋が好天にめぐまれたせいかもしれませんが、今シーズンは冬野菜の成長が著しく、2毛作が順調です。

今年の秋冬シーズンは、リーフレタス、春菊、水菜、ルッコラ、ニンジン、大根、九条ネギ、セロリ、パセリ、それからイチゴを育てています。庭でちょっとした葉物や野菜を摘むことができると普段の料理にとても重宝するんですよね。もちろんスーパーでも野菜は買いますが、日常使いできる新鮮なサラダの具材や汁物の実が庭にあると本当に助かります。
以前は苗を買ってきて植えたりしていましたが、今シーズンは大半を種から育ててみました。種まきの時期と育苗に少しだけ気を付ければ、苗を買うよりも安価にたくさんの野菜を育てることができるので、種から育てる方が断然おすすめです。


秋に種をまいた大根は、好天に恵まれてぐんぐん成長し35~40センチほどに育ちました。大根の根は地中にまっすぐ根を下ろしていくんですが、根が畑の底(地面の固いところ)まで行くと、今度は地面から上へ上へと頭をだすように伸びあがって成長してくるんですね。


スーパーで大根を買う場合、使う目的はなべ物やおでんなどが中心になると思いますが、家の庭に豊富に大根があると、いろいろなメニューに積極的に大根を使おうということになってきます。生で千切りにして大根サラダにしたり、サッと炒めた大根でパスタを作っても美味しいです。気軽に大根が使えるとこんなにアレンジが効くということが分かったのは新鮮でした。

はじめてのたくあん作り

さて、種から育て立派に育った大根を使って、はじめてのたくあん作りに挑戦してみました。
今まで市販のたくあんしか食べたことがなかったので、一度手作りのたくあんを食べてみたかったのです。

そもそも、たくあんを作るための材料からしてまったく分かっていなかったので、まずはそこからです。あの黄色いたくあんの色は「くちなしの実」を使うんだそうです。たくあんを食べた時のあのちょっと甘い感じは「砂糖」、そしてたくあんの味を決めるのは「塩」と「糠(ぬか)」だそうです。他には好みで昆布だとか唐辛子などを入れることもあるそうです。


作り方の手順としては、まず大根を干すところから。
田舎にいくと冬の軒下に大根が吊り下げられているのを見かけることがありますが、ああやって大根を干して水分を抜くことで、日持ちのするたくあんになるんだそうです。干す日数は保存したい期間と関係してくるそうで、短期間で食べきるなら干す時間も短く、保存を長くしたければ長く干すということですね。
うちは、その中間くらいとして2週間ほど干すことにしました。

干すほどに、大根にしわが入り、手で曲げてみると太かった大根がしなっと曲がるようになってきます。
1週間ほど干した時点では「への字」くらいに曲がる感じでしたが、2週間干すとへの字から「つの字」くらいまで曲がるように柔らかくなりました。このくらいのころあいを見て、次に糠(ぬか)に漬けていく工程に入ります。


糠や塩はどこでもすぐに手に入るのですが、くちなしがなかなかなくて、あちこち探した挙句、地元のファーマーズマーケットでこんなものを見つけました。





「たくあん漬けのもと」
くちなしの実を粉末状にした色素が最初から含まれているそうです。これに糠と塩を混ぜれば漬け床が完成するという便利品です。本当は一から全部材料を揃えて手作りしてみたかったのですが、まあ、今回はこれを使うことにしましょう。


糠は、農家直販の糠を安くで手に入れました。玄米を精米した時に出るのが糠ですから、必ずしも漬物用である必要はありません。


材料を混ぜ合わせた糠床は水気をいっさい含んでいないのでサラサラのパウダー状です。ここに干した大根を糠の中に埋めるようにしてから、落し蓋をした上から重石を乗せ、ベランダの寒い場所に置いておくことにしました。
あれだけ2週間も干して水分が飛んだ大根ですが、塩と重石の力によって徐々に水分が出てきて、つけてから5日ほどで糠全体がねっとりしたペースト状になり、最初はベージュ色だった糠床がくちなしの鮮やかな色が前面に出てきて、白かった大根が綺麗な黄色に染まっていきました。

はじめて作ったにしては上出来のたくあんです(自画自賛ですが)
私、実はたくあん大好きなんですよね。若いころはたくあんさえあればどんぶり飯2~3杯いけました。
甘さと塩気と、ポリポリの歯ごたえがたまりません。



最後まで読んでいただきありがとうございます。

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